チェキという言葉を最近目にしたり耳にしたりする事が多い。
別に気にも留めてなかったので、いちいち調べる事もなく過ごしておった。
そんな中、時々目にするイベントの告知にもチェキという文言があった。
握手会・サイン会・チェキ会。
握手会、サイン会は分かる。想像もつく。
チェキの意味を知らない私はチェキ会が何をする催しなのかさっぱりわからんまま、何となくだがピースサインをする会なのかなと勝手に思ってた。
チェキという言葉の響きが何かの決めポーズを連想させる。
チェキとは
ひょんな事からチェキが何かを知った。
たまたま観た動画で「今からミニチェキ会やりま~す」みたいなことをやっとったのだ。
その手にはミニカメラが収めてあり、そのカメラで次々と出演者の写真を撮っていってた。
写真を撮るのがチェキ会?
と不思議に思ってたら、何とそのカメラの事を「チェキ」と呼ぶというではないか。
しかもそのカメラは撮影後すぐにプリントアウト出来るらしく、撮ってすぐカメラからフィルムみたいなのが出て来てた。
初めは白く、だんだんと画像が浮かび上がってくる感じ。
…これってあれやん。
おっさん用に分かりやすく言うと
ポラロイドカメラ
やん。
FUJIFILM チェキ インスタントカメラ/スマホプリンター instax mini LiPlay ブラッシュゴールド INS MINI HM1 BLUSH GOLD
即ち、チェキ会とはアイドルと2ショットで写真を撮って、現場ですぐその写真を貰えるというイベントなのであった。
こんなデジタル全盛の時代に何でイベントでわざわざアナログっぽい事をしてるの?スマホでカシャっと撮ったら簡単なのに、と一瞬疑問を持ったが、よくよく考えるとファン全員がスマホを持ってるわけでも無いし、スマホで撮るとデジタルデータだから簡単に複製されるしそれは商売上よくないとかそんな理由があるのかなと少し納得した。
チェキとポラロイドの違い
なぜポラロイドと呼ばずにチェキと呼んでるのか。
まず押さえないといけないのが、我々があのインスタントカメラ全般を称してポラロイドと呼んでるのは正確では無いという事。
ポラロイド社が発売したポラロイドフィルムで撮るインスタントカメラをポラロイドと呼ぶのだ。
対して、チェキは富士フィルム製のインスタントカメラ。
フィルムのサイズも違うし一枚当たりの値段も違う。
簡単に言うと、
ポラロイド―ポラロイド製
チェキ―富士フィルム製
という事である。
つまり、富士フィルムの「チェキ」を使ってるからチェキと呼んでるという事なのだね。
てかね、チェキって10年以上前から発売されてたようで…。
全くの不勉強でした。