新聞のテレビ欄にこんなのがあった。
出演者について何か言わずに居られないキャスティング。
主演がマッハ文朱って何で?
ややって「夜霧のハウスマヌカン」のややか!
ガメラといえば本郷功次郎というイメージがあり、また、マッハ文朱はバラエティとか出ててクイズ番組の解答者という印象があったから
何でマッハをガメラの映画の主演に選んだ?って首をかしげる。
それと「やや」。
これに反応するのは三十半ば以上の人。
夜霧のハウスマヌカンって歌が流行ったね、30年前。
その懐かしい「やや」の名前をガメラの映画で見るとは。
奇妙なキャスティングやなーと欄をジロジロみてしまう。
後で調べてみたら「夜霧のハウスマヌカン」を出す前で、この映画には本名の小島八重子名義で出てた。
しかしこのテレビ欄を書いた人はよく小島八重子=やや、て分かったな。
マッハ文朱はこの作品が映画初主演らしく、当時21歳!
マジで?
私が小さい頃にテレビによく出てはった時で三十代だと勝手に思ってたから驚いた。
という事はこの主演も大抜擢なのかも知れない。
で、夕食のついでにテレビつけてこの映画を観てみた。
ちょうどガメラとギャオスが戦ってた。
光線食らって出血しながらも最後には勝つガメラ。
写真撮れず。
怪獣映画って大体、敵は一匹やのに、気付けばまた他の怪獣と戦ってた。
これ誰?
次にギロンが出てきた。
色んな怪獣が出てきて楽しいのでずっと観てた。
戦いの末、ギロン敗れる。
何か可愛い。
人間の芝居のシーンはあまり観ず、特撮シーンだけ観てた。
子供の鑑賞の仕方やな。
ゴジラは誰の味方でもなく、人類の脅威ですらあるが、
ガメラは子供の味方であるから地球の為、子供の為に身を犠牲にして戦う。
子供も必死にガメラを応援する。
ゴジラとガメラの一番の違いといえる。
ただ、平成になってから作られたガメラはこの限りでは無いらしい。
もう一つの違い。
ゴジラは東宝所属。
ガメラは大映所属。
油断してたらヤマト出てきた。
んなあほな。