昨日、河合奈保子について書いたが、ちょっと調べてると懐かしい名前が出てきた。
小林千絵というアイドル歌手。
当時初めて彼女の存在を知った時には既にアイドル歌手では無かったかも知れないが。
初めて見たのは当時あった京都花月で行われた「チャンバラトリオ25周年」の興行での事だった。
ゲストで出てきて何曲か歌を披露してはった。
可愛いなあと中学生の多感な時期の私は思ったが、それまでテレビで一切見た事無かったので、誰?って感じだった。
アイドルとしてはイマイチだったのかも知れない。
それからちょくちょくバラエティ番組で見かけるようになった。
大阪の子であるからトークは面白かった気がする。
そういや必殺仕事人Ⅴ・風雲竜虎編にも出てたな。
その小林千絵であるが、デビューは1983年。
西城秀樹の妹オーディションで優勝の河合奈保子に次ぐ準優勝だったらしい。
これは知らなかった。
へぇー、色々あるんやねえ。
一つ彼女がテレビで言ってたエピソードがある。
アイドル時代、サイン会をしてた時に困った事があったと。
それは昔のヤンキー仲間が昔のままでサイン会に現れた事らしい。
「千絵、サインくれや」
と現れた昔の友達に対し、
アイドルっぽく
「ごめんね、みんな並んで待ってるからちゃんと並んでね」と言ったら
「あほか、なにカワイ子ぶってんねん」
とファンの前で言われてたいそう困ったと。
なかなか心暖まるエピソードである。
小林千絵を初めて見たあの京都花月は、そのチャンバラトリオ25周年の記念興行を以って閉館となった。