肝付兼太さんが亡くなられた。
小さい頃からずっと聞いてきた親しみのある声。
スネ夫
殿馬
車掌さん
ドラキュラ
ケムマキ
イヤミ
ジャングル黒べえ
じゃじゃまる
勉三さん
ちょっと思い出しただけでもこれだけのものがスラスラ出てくるほど、幼少期から見てたアニメでお馴染みの声だった。
最近は聞く機会も少なくなってたが、亡くなられたと聞くとやはり悲しい。
どの役もぴったりというかこの人でないとダメと思ってしまうほど我々の脳と耳に沁みこんでる。
個人的には車掌さんの声が聞けなくなるのが寂しいなあ。
おっさん化の一つの特徴なのか
我々の小さい頃に声を充てておられた声優さんは、どれも特徴的というか、聞いただけで誰の声かすぐ分かったものだ。
あのキャラとこのキャラが同じ声、というのがすぐ分かった。
今はアニメを見てても声の区別がつかない。
似たような声の人が多くなったのか、特徴が無くなったのか。
もしかしたら、聞いても分からんくらいに耳が悪くなったのか。
昔と比べて声優の数が格段に増えたからという理由もあるのかも知れないが、今はどれも同じような声に聞こえる。
見てるアニメの絶対量が少ないのかしら。
色んな作品を見まくったらすぐに誰の声か分かるようになるのかなあ。
分かるのはルフィーとかコナンぐらいかな。
ルフィーにしたって我々の学生時代はクリリンだった。
もっといえば、はに丸だった。
そう思うと田中真弓さんも昔から一線で活躍されてたのですね。
現役当時は流行りに付いていくべく、皆が見てるテレビ番組をみたり漫画を読んだりしてたものが、
30を超えると若者の流行に興味がなくなり、というか、知らなくても「回りの話についていけない」という事が無くなってくるから必然的に若者向けの情報にアンテナを張らなくなる。
そして若者の文化に疎くなる。
こうやって人はおっさんになっていくのである。
声優の区別が付かないのもおっさん化の一つの現れなのかも知れない。
でもなー、ど根性ガエルとのび太のママが同じ声だよってのと同レベルの気付きが今は無い気がするなー。