キウイを冷蔵庫に入れた場合の日持ちの目安は?状態別の保存方法

甘酸っぱくて美味しいキウイ。

まとめて買うと安くなるのでついついまとめて買ってしまいますよね。

ただ、キウイはそのまま冷蔵庫で保存することが多いですから、

「気づいたら冷蔵庫の奥底から1か月前に買ったようなキウイが出てきた」経験がある方も多いのではないでしょうか。

 

あまり腐るイメージがないキウイですが、キウイって冷蔵庫に入れてたらどれくらい日持ちするのでしょう。

この記事では、キウイの日持ちやキウイの状態による(完熟前・完熟後)日持ちの目安や保存方法を詳しく紹介します。

結論を言いますと、キウイは熟してから冷蔵庫保存で約2週間は日持ちします。

キウイの冷蔵・冷凍での賞味期限の目安は?

冒頭でお伝えしたとおり、冷蔵庫での保存で2週間ほど日持ちします。

また、キウイは冷凍保存も可能です。

冷凍保存した場合には、1ヶ月ほど日持ちします。

 

すぐ食べる予定がある場合には冷蔵庫保存でも良いですが、今すぐ食べない場合には長期保存ができる冷凍保存がオススメです。

キウイの完熟前と完熟後それぞれの保存方法

キウイは完熟前なのか、完熟後なのかにより日持ちがかなり変わります。

購入したばかりのキウイは、多くの場合で完熟前の状態であり、硬くて青臭さが残ります。

このような完熟前の状態のキウイは日持ちが比較的長く、反対に完熟後のキウイは日持ちが短いです。

そのため、完熟前と完熟後のそれぞれの保存方法が異なります。

詳しく見ていきましょう。

 

▼完熟前のキウイの保存方法

完熟前のキウイを保存するためには、常温保存で追熟させるのが良いでしょう。

追熟させることで甘みが増し、食べごろに近づける効果があります。

ただし、あまり追熟しすぎても逆に腐ってしまう可能性があります。

ですので、追熟はおよそ35日くらいにとどめて置き、食べごろになっていないか様子を見ることも大事です。

 

常温でキウイを保存する際には、キウイを1つずつ新聞紙やキッチンペーパーなどで丁寧に包み、数個まとめてビニール袋に入れて、口を緩めに結びます。

この時ビニール袋には、つまようじなどで数か所穴を開けておいてください。

これを、直射日光が当たらない涼しい場所に保存しましょう。

穴を開けるのは結露しないようにするためです。

 

また、もっとキウイの追熟を早めたい場合には、ビニール袋の中に入れたキウイと共にりんごやバナナを保存するのがオススメです。

りんごやバナナはキウイの追熟を早める「エチレンガス」を放出し、キウイの追熟を早めてくれる効果があるからです。

 

▼完熟後のキウイの保存方法

既に完熟状態のキウイを保存する場合、当日や翌日にすぐ食べるのであれば冷蔵庫保存で問題ないでしょう。

保存の仕方は常温の時とほぼ同じです。

キウイを1つずつ新聞紙やキッチンペーパーなどで丁寧に包み、数個でまとめてビニール袋に入れます。

この後、野菜室に入れて保存しますが、冷蔵保存の場合ではキウイから出るエチレンガスが他の食材に影響する可能性があるため、結び目はしっかりと結んでおきましょう。

 

もし、すぐには食べられない場合には、冷凍保存をオススメします。

冷凍保存の方法

  1. キウイの皮を剥き、食べやすい大きさにカットします。
  2. 重ならないようにラップで包み、その後ジップロックなどに入れて冷凍保存します。

冷凍保存をすると、どうしてもみずみずしい食感などは無くなってしまいます。

でも、スムージードリンクを作ったりするときには凍ったまま使用したりすることも出来ますよ。

また、凍ったままのキウイをミキサーにかけるとジュースのアレンジに出来ますね。

 

私はよくキウイを角切りにカットして冷凍しておいて、冷凍した他のフルーツと一緒に凍ったままミキサーにかけてミックスジュースなどにして飲むことも多いです。

他には、凍らせたキウイをヨーグルトに入れたり、夏の暑い時期だとかき氷の上にトッピングしたりしても涼しげで美味しいですよね。

キウイは腐るとどうなる?見分け方

キウイが腐ると、見た目や匂いなどに変化が現れます。

間違って食べてしまわないように、キウイが腐った時の状態を確認しましょう。

▼見た目

  • 表面にカビが生えている。
  • 表面にしわがあり小さくしぼんでいる。
  • 中が潰れたように表面から水が出ている。
  • ぐにゃぐにゃと柔らかい感触がある。
  • 切り口を見ると中心が赤茶の色をしている。

▼味・匂い

  • アルコールのような発酵臭がする。
  • 酸っぱい匂いがする。
  • 不自然な酸っぱさを感じられる。
  • 強い苦みがある。
  • 舌にピリピリした刺激がある。

このように、多くは見た目や匂いの情報から、いつものキウイとは違う状態が確認できるため食べないように注意しましょう。

腐ってしまったキウイは、ハリが無くなりしぼんでしまい水分が外へ出ていきます。

この状態を確認したら腐っていると判断して食べずに廃棄するようにしてください。

まとめ

今回はキウイの日持ちについてご紹介しました。

甘酸っぱくて美味しいキウイは意外と日持ちするフルーツなので、ぜひ冷凍保存なども活用したいところですよね。

 

もし、家に余っているキウイがある場合には冷凍保存を活用して、お子さんのおやつなどにデザートを作ってみるのはいかがでしょうか。