礼服のカビはクリーニングに出さなくても大丈夫?自分でできる応急処置
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礼服のカビはクリーニングに出さなくても大丈夫?自分でできる応急処置

礼服をぞんざいに保管してたらカビが生えてしまっていた、という方もいると思います。

クリーニングに出すのも何か気が引けるし自分で何とか処置できるなら何とかしたいものですね。

急ぎの用事で使うからクリーニングに出す時間もないということもあるでしょう。

そんな時のために、自分で礼服についたカビを落とす方法をいくつか紹介します。

本当は礼服にカビ生えていた場合はクリーニングに出すのがおすすめなんですけどね…。

礼服のカビの落とし方は?

礼服のカビを落とすのは消毒用エタノールや酸素系漂白剤、メイク落とし、ベンジン、ハッカ油など薬局で手に入るものでできます。

しかし素材によっては変色したりカビが落ちないことがあります。

その中でもシルクなどのデリケートな素材では消毒用エタノールと酸素系漂白剤は色落ちしたりして変色するので使うことができません。

なので礼服のカビを落とす時はしっかり礼服の素材を確かめてからにしましょう。

 

ではカビを落とす方法を「消毒用エタノール」、「酸素系漂白剤」、「ベンジン」を使った方法で紹介します。

消毒用エタノール

タオルや布に消毒用エタノールを含ませてカビの部分をたたくようにしてふき取ります。

その後、日陰干しにして乾燥させます。

 

酸素系漂白剤

バケツや洗面器に40~60度くらいのお湯を入れ、酸素系漂白剤を溶かします。

カビが生えた礼服を30分くらいつけおきします。

あとは通常の洗濯をして完了です。

酸素系漂白剤って何?と思ってしまいますが、ワイドハイターとかです。

 

ベンジン

ベンジンは揮発しやすいので、まず換気をします。

ベンジンを使う前に色落ちがしないか素材との相性を確認しましょう。

はじめに礼服の目立たない位置につけて、5分ほど様子をみます。

色落ちがなければ、カビが生えた部分に直接タオルを当てて裏返しにします。

ベンジンをつけた歯ブラシでタオルに汚れを移すように軽く叩く。

そのまま干してベンジンを乾かします。

水ですすぐ必要はありません。

そもそもベンジンは衣類のしみ抜き剤ですからね。

礼服に限らず様々な衣類に使うことができます。

 

礼服の素材にあったものを使ってカビを落としてみましょう。

どれも礼服が色落ちしてしまわないように気を付けてくださいね。

礼服のカビを洗濯機で落とすためのポイントと注意点

カビの生えた礼服を洗濯機に入れる前に先ほど紹介した方法などである程度のカビを落としておく必要があります。

カビを落とさずそのまま洗濯機に入れると、カビなどの汚れがちゃんと落ちてないということがありますからね。

 

洗濯をする前に注意しなければならない点として、礼服の素材と洗濯表示を確認しておいてください。

礼服によっては洗濯できないのもあるので気をつけましょうね。

ポリエステルなどの素材は比較的洗濯しやすいと思います。

また、洗濯をする際には、型崩れをしないように畳んで洗濯ネットに入れてドライコースで洗います。

脱水をしすぎるとシワになるので、1分程度を目安にしましょう。

乾かす時は日光に当てると変色することがあるので陰干しにしてくださいね。

あと、礼服はデリケートな素材のものが多くありますので洗濯をする時は気をつけましょう。

 

色落ちが気になる場合は礼服をバケツに張った水に少しつけてから様子をみるのもいいと思います。

水の色が変わらなければ洗濯しても大丈夫でしょう。

洗濯をしてカビは取れても色落ちしてしまったらもったいないですもんね。

少し手間だとは思いますが、ある程度カビを落としてから洗濯するとよりきれいにカビが落ちますよ。

まとめ

礼服についたカビを落とす方法はいくつか紹介しました。

消毒用エタノール、酸素系漂白剤、ベンジンなどで落とすことができます。

しかし、素材との相性もありますので使う時は素材をきちんと確認してから使いましょうね。

洗濯機でカビを落とす場合はある程度カビを落としてから洗濯してください。

 

冒頭にも言いましたが、カビが生えてしまったときの対処として一番良いのはクリーニングに出すことです。

 

極力カビは生やしたくないものですから、めったに着ない礼服でも定期的に干すとかクローゼットの換気とかをしたいものですね。

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