子供の卒業式とか入学式にはちゃんとした礼服!ってイメージがあります。
でも家にあるもので着られそうのはスーツしかないって場合に、スーツを着て出席しても大丈夫なのか気になりますよね。
スーツを着て行ってもバレなければ大丈夫ですもんね。
結論から言いますと、入学式とか卒業式とかならスーツでも大丈夫です。
ここでは礼服とスーツは見た目で分からないものなのか、その他の冠婚葬祭にスーツで出席してOKなのか解説します。
礼服とスーツの違いって?
はじめに、礼服は冠婚葬祭全般で着用するもので、それに対してスーツはビジネスシーンで着用するものです。
これは男女共通していえることですが、礼服とスーツでは生地のツヤの感じが異なります。
同じ黒でも礼服は深い黒で光沢がありません。
それに対してスーツには明るい印象を与えるように光沢があります。
そういえばよく見てみると光沢感が違いますね。
ちなみに女性の場合、一般的にはスカートの丈が違います。
スーツのスカートはひざ丈、礼服は足首より少し上までの長めのスカートです。
冠婚葬祭には肌を極力見せないのがマナーといわれているので礼服のスカート丈は長めです。
確かに冠婚葬祭の場面で露出が多いとちょっとやらしいですもんね。
礼服とスーツの違いは見た目でバレる?
一見同じように見える礼服とスーツですが、それぞれ生地の光沢感やスカート丈などが違うので見た目でバレてしまいます。
先ほども言いましたが、礼服は光沢感がなくスーツは光沢感があります。
また、スカート丈は礼服の方が長めです。
こうしてよく見てみると大きな違いがあります。
礼服もスーツも公式の場面で着る服だからと、同じように扱うとマナー違反と思われますので気を付けた方が良いです。
違いがわからない場合は礼服を友達に見せてもらうなどして、一度スーツと礼服を並べてみてください。
違いが分かると思います。
私も黒い礼服とスーツ両方持っていますが、確かに礼服はスカート丈が長くて深みのある黒色です。
日に当たってもくっきりとした黒色です。
それに対してスーツは確かに黒色だけど、少し明るみがあってうっすらと細いストライプのような柄がありました。
見比べても分からない場合は、日光などにあててみましょう。
スーツは日が反射してグレーっぽい色になります。
一方、礼服は日が当たっても黒色のままです。
同じ黒でもとにかく光沢感が違います。
礼服とスーツの違いがわからないという方は試してみてくださいね。
礼服にスーツを代わりにしても大丈夫?
スーツは冠婚葬祭で着ていい場合とそうでない場合があります。
お祝いの席などでは光沢のあるスーツを着ても構いませんが、お悔やみの席では光沢のある服を着るのはマナー違反ですのでスーツを着ない方がいいですね。
お葬式にビジネススーツを着用していくと、親族の方に対して失礼にあたります。
またマナーを知らないと思われ恥をかく可能性もあります。
確かにお葬式などのお悔やみの場で明るい印象を与えるスーツを着用するというのは違和感がありますよね。
マナー違反となるのであれば気を付けたいものです。
スーツと礼服の違いはお分かりいただけましたでしょうか?
スーツは主にビジネスシーンでの着用。
礼服は冠婚葬祭での着用です!
礼服とスーツの使用用途を理解して、その場に合ったものを着用しましょう。
・まとめ
基本的には、礼服は冠婚葬祭全般で着用するもの、スーツはビジネスシーンで着用するものです。
礼服とスーツの見分け方は生地の光沢感です。
また礼服はスカートの丈が長いです。
冠婚葬祭には肌を極力見せないのがマナーといわれているので礼服のスカート丈は長めです。
着方を誤るとマナー違反と思わてしまいます。
スーツと礼服の違いを理解し、その場に適した服を着用しましょう。