この前の日曜日、12月4日、M-1グランプリを見てた。
漫才好きであるから、季節の漫才番組や賞レースなど出来る限り見てる。
関西地方は月に一回くらいは週末にどこかの局で漫才をやっとる。
また各局で毎年漫才のコンテストもやってる。
これだけやってたらそらおもろい漫才師も出てくるわ。
敗者復活の勝ち上がりが予測出来るかも
M-1当日は昼間に敗者復活戦も放送されており、それも全部見てた。
みんなそれなりに面白かった。
18組の中の一組だけが決勝に進めるが、その審査は視聴者による投票で決まるという。
当たり前の様に言ってるが凄い事ですよこれは。
10年前でも有り得ないシステムだわ。
私も投票してみたが面倒臭い登録など一切なく、自分が面白いと思った3組をタップして投票ボタンを押すだけの簡単に出来る投票だった。
これなら変な障壁もなくスマホなど持ってる人は手軽に行動出来るのでたくさんの票が集まった事だろうと思う。
敗者復活戦を見終わって、なんとなく、「和牛」と「ミキ」かな~って感じは自分の中にあった。
みんなの評価がどんなもんかとTwitterでM-1についての呟きを見てみると和牛、ミキという文字が目立ってたのを見て、まあ面白かったもんね、という感じでいたが、
夕方からの決勝が始まり、敗者復活の勝ち上がりが発表されたら一位が和牛、二位がミキだった。
Twitterって世論を測るのに結構な精度を持ってるんじゃなかろうか。
そう思った。
決定戦の3組は順当
決勝も面白かった。
一時期と違いレベルが高くなってる。出場資格がコンビ結成15年までと以前の結成10年までというのから伸びた影響もあるかも知れないが。
それでも男女コンビ「相席スタート」は結成3年だという(コンビが3年というだけで各個人の芸歴は10年に近いが)。
「カミナリ」というコンビは初めて見たが面白かった。
例年、何でこんなおもんない奴が決勝に来てるの?というのが居たが、今年はハズレのコンビは居なかった。
決勝の上位3組による決定戦進出は「スーパーマラドーナ」「和牛」「銀シャリ」の3組。
順当といえよう。
見てて思ったのは銀シャリは上手くなったなあと。
スーパーマラドーナも和牛もベテランの味を出してるやん。
個人的に和牛のツッコミ・右側に立ってる川西賢志郎の「もうええわ」が好きである。
決定戦のネタを見て、銀シャリは無いなと思った。
和牛かスーパーマラドーナのどちらかだろうと。
が、結果は意外にも銀シャリ優勝。
意外にと書いたが文句は無い。
審査員も大会の一部
審査員に文句を言う奴がおる。
審査員のメンバー構成にも不服を言う奴がおる。
審査員が誰でどんな評価基準で審査するかってのも大会の一部なのである。
自分の面白いと思ったのが評価されなかったり、全然おもんないのが高得点だったり色々あると思うがお笑いにも色んな見方があるという事。
穿った見方をしないで結果を受け入れようぞ。
ただ今回思ったのは審査員5人って、今まで7人以上でやってたのにえらい少ないやないかい。
- 上沼恵美子
- オール巨人
- 松本人志
- 博多大吉
- 中川家礼二
夏に開催された第37回ABCお笑いグランプリの審査員は10人でしたよ。
- アンガールズ・田中
- アンタッチャブル・柴田
- お~い!久馬(ザ・プラン9)
- シャンプーハット・こいで
- スピードワゴン・小沢
- 友近
- はなわ
- ハマカーン・浜谷
- 星田英利
- メッセンジャー・黒田
重鎮は居ないがバランスが取れてる感じはある。
うまい事組み合わせたら良かったのではと思う。
同じとこが主催してるのだから。
西高東低
決勝の視聴率関東地区が13.5%、 関西地区が23.8%と毎度の事ながら西高東低。
文化の違いかねえ。
これ、決勝の会場は東京だが、大阪で開催したら雰囲気も結果も違ったものになるのかも。
審査員のあれこれに批判する声はよく目にするが、会場に言及してるのはあまり見かけない。
冬に開催するから西高東低になるのかね。
