赤ちゃんがいると加湿器を置く場所もどこが良いのか迷ってしまいますよね。
実は、加湿器を置く場所で最も適している場所は、部屋の中央なんです。
加湿器をどこに置こうか悩まれて部屋を右往左往されていた方は、部屋の中央と聞いて足が止まってしまったかもしれませんね。
お部屋全体に加湿された空気が行き渡るために最も適した場所が部屋の中央なんですね。
でも、部屋の中央となると家具のバランスなども考慮しなければなりませんし、現実的には、なかなか難しい問題が出てきてしまいます。
理想は加湿した空気を部屋全体に行き渡らせることです。
そのためには「置いてはいけない場所」というのもあります。
部屋の真ん中には置けないとしても、ここには置いてはダメという場所を紹介します。
また、設置する際に理想の高さというのもあるので、それいついても解説します。
ここはダメな加湿器の置き場所
部屋の真ん中に置けないとしても、ここは置いてはダメな場所を3つ紹介。
- 窓際は避けて下さい。
窓際は、外気温と室内温度との差があるので結露が発生しカビの原因になります。
- 部屋の壁際や角
壁際は水蒸気が壁にあたり、部屋の角は空気の流れが滞る場所です。
こちらもカビが発生する場所になります。
- 湿気を嫌う家電製品近く
故障の原因になります。
精密機械は特に注意が必要です。
湿度上げすぎに注意
加湿器からたくさんモクモクと水蒸気がでていないと心配、目でハッキリ見える水蒸気がないと不安に思う気持ちは分かります。
身体に効てる?とか思ってしまって、過剰に湿度をあげようとしますが、過度な加湿をしてしまうと身体の負担になり逆効果です。
快適な湿度は、40~60%です。
温度計、湿度計など設置して、赤ちゃんが快適に過ごせる適切な湿度を保ってくださいね。
加湿器の置き場所は高さがポイント!安全で効率的に加湿できる高さとは?
加湿器を置く高さも重要なポイントになります。
理想的な高さは、床から70㎝~1mの高さです。
A4ファイルが縦で入る2段カラーボックス、これが約70㎝の高さになります。
通常見かける3段カラーボックスが83㎝ほどなので、ご自宅にメジャーが無い場合はカラーボックスをイメージするとわかりやすいですね。
高さがポイントになる理由
加湿器から出る水蒸気は、空気より重いのですべて下に落ちてきます。
霧吹きで水をシュッとしたら蒸発せず床に落ちていきますよね?
それと同じで、高さがないとどこも潤うことなく床へ落ちていきます。
その結果、床だけが潤ってしまい、またカビの原因になってしまいます。
高さがあり部屋全体に行き渡ってこそ、加湿器は力を発揮します。
床置きしてしまうと、加湿器センサーが付いている機械なら誤作動の原因になり、部屋全体を加湿することなくブレーキをかけてしまう可能性があります。
そうなると温度が上がった空気は上に停滞して、乾燥が収まらないということになります。
高さがあり、前方にさえぎる物がなく、湿気を嫌う家電の近くに置かない事が安全、効率的な置き場所といえるでしょう。
加湿器の置き場所はエアコンの風が直接あたらないところに!
冬場はエアコンも使用しているので、加湿器置き場に益々困ってしまうかもしれません。
でも、エアコンの風が直接あたる場所は避けてくださいね。
なぜなら、加湿器本体にエアコンから出る温風が当たってしまうと、加湿器センサーが誤作動をおこす可能性があるためです。
でも、エアコンは避けるだけではなく、うまい活用方法もありますので紹介しますね。
- 加湿器とエアコンのダブル使い
エアコンの風が本体にあたらないようにするというのは一緒なのですが、加湿器から出た水蒸気をエアコンの風が運ぶようしてください。
すると部屋全体に加湿された空気が運ばれていくので、ダブル使いで効果アップになります。
まとめ
お部屋の快適な湿度は40~60%、適してる高さポイントは床から70㎝~1mです。
高さは、70㎝~1mが最も良いと言いましたが、赤ちゃんの安全の為には最も重要なのは「手が届かない場所」と言えるかもしれませんね。
つかまり立ちをして手をかけた場所が加湿器の設置場所で倒れる事がないように、設置が完了したらグラつきもチェックしてください。
赤ちゃんが安全で快適に過ごせるように、常に新鮮なお部屋環境でお過ごしくださいね。