タイツやストッキングは、冬のファッションに欠かせないアイテムです。
しかし、タイツやストッキングを履いているときに「股下がずり下がってきて気持ち悪い!」と感じたことがある方は多いのではないでしょうか?
タイツやストッキングが下がってくると、歩きにくくなったり、タイツやストッキングのシワが目立ってしまって見た目も悪くなります。
また、タイツやストッキングの破れや穴の原因にもなりますし、何より一日中不快です。
このように、タイツやストッキングが下がってくると、ファッションだけでなく、快適さや健康にも影響を与えます。
そこで、この記事では、タイツやストッキングが下がってくる主な原因と対策をご紹介します。これでずり落ちにさよならしましょう!
タイツやストッキングが下がる主な原因とは?
タイツやストッキングが下がってくる主な原因は、次の4つです。
- 滑りやすい素材の下着を履いている
- サイズが合っていない
- 股部分にマチ(布地)がない
- 靴のサイズが合っていない
それぞれの原因について詳しく見てみましょう。
滑りやすい素材の下着を履いている
タイツやストッキングは、ナイロンやポリエステルなどの滑りやすい素材でできています。
そのため、同じように滑りやすい素材の下着を穿いていると、タイツやストッキングと下着の間に摩擦が無いのでずり落ちてしまいます。
サイズが合っていない
サイズが小さすぎると、タイツやストッキングが伸びきらないので股下がずり下がりやすくなります。
反対に、サイズが大きすぎると、タイツやストッキングが余ってしまい、シワになったり、足首にたるんだりします。
タイツやストッキングのサイズは、ヒップと身長で選びます。
サイズ表が表示されてますので自分のヒップサイズと身長が交差するポイントを見て、ジャストフィットのサイズを選びましょう。
股部分にマチ(布地)がない
タイツやストッキングの股部分には、マチと呼ばれる布地がついているものがあります。
マチの役割はタイツやストッキングの伸縮性を高めたり、股下のずり落ちを防いだりするものです。
ですので、マチがないタイツやストッキングは股部分に余裕がなくずり落ちやすくなります。
タイツやストッキングを選ぶときは、股部分にマチがついているものを選ぶことをおすすめします。
マチの有無は、商品のパッケージや説明文で確認できますよ。
靴のサイズが合っていない
靴のサイズも、タイツやストッキングが下がってくる原因の一つです。
靴のサイズが小さすぎると、足先に圧力がかかり、タイツやストッキングが足先から引っ張られます。
一方、靴のサイズが大きすぎると、足が靴の中で動きすぎてタイツやストッキングに摩擦力が働きますのでずり下がっていってしまいます。
当たり前ですが靴のサイズは自分の足に合ったものを選ぶようにしましょう。
目安としては、靴を履いたときに足先に1cm程度の余裕があることを目安にしましょう。
タイツやストッキングの正しい履き方と前後の見分け方とは?
タイツやストッキングの正しい履き方と前後の見分け方を説明します。
タイツやストッキングの正しい履き方
- タイツやストッキングを両手で持ち、足先からひざまでの部分をぐるぐると丸めます。
- 一方の足をタイツやストッキングに入れ、足先からひざまでしっかりと引き上げます。
足先の位置が合っていることを確認します。 - もう一方の足も同様に入れて引き上げます。
- 両手でタイツやストッキングの股部分を持ち、腰まで引き上げます。
股部分が自然にフィットするように調整します。 - タイツやストッキングのウエスト部分を腰骨の上に合わせて引き上げます。ウエスト部分がずり下がらないように確認します。
- タイツやストッキング全体を手でなでて、シワやたるみがないことを確認します。
タイツやストッキングの前後の見分け方とは?
タイツやストッキングは、前後があるものが多いです。
前後を間違えて履くと、履き心地が悪くなったり伝線しやすくなったりします。
タイツやストッキングの前後の見分け方です。
- タグがある場合は、タグが後ろ側になるように履きます。
- 縫い目がある場合は、縫い目が1本の方が前側です。
2本線がある方が後ろ側になります。
タイツやストッキングの洗濯方法と保管方法・最適なお手入れ
タイツやストッキングは、毎日履くものですから清潔に保つことが大切です。
また、伝線もしやすいものですから丁寧に扱うことも必要です。
デリケートな素材でできているので洗濯や保管には注意が必要です。
ここでは、タイツやストッキングの洗濯方法と保管方法について紹介します。
まず、洗濯方法ですが、基本的には手洗いがおすすめです。
洗濯機を使う場合は、ネットに入れて弱水流や手洗いコースに設定しましょう。
洗剤は中性洗剤を使用します。
漂白剤や柔軟剤は避けるようにしてください。
また、タイツやストッキングは伸縮性があるので、絞ったり引っ張ったりしないように注意しましょう。
水気を切るときは、タオルで優しく押さえるかハンガーにかけて自然乾燥させましょう。
乾燥機やアイロンは使用しないようにします。
次に、保管方法です。
タイツやストッキングは平らにして収納しましょう。
まず縦に半分に折り、そのあと四つに折ります。
平べったくなったタイツやストッキングはジップロックなどの収納袋に入れておくと便利です。
色や素材ごとに分けて保管すると、用時に探しやすくなりますよ。
まとめ
タイツやストッキングが下がってくる原因と対策についてまとめました。
まずは自分に合ったサイズのものを履くということですね。
ずり落ちると不快感この上ないですから下着も含めて自分に合ったものを身につけましょう。