転職をして「年収が下がるくらいなら転職しなければ良かった」と後悔する人は実は多くいます。
しかし、後悔したからといって決して「転職失敗」というわけではありません。
転職をすると年収が下がることはよくあることです。
年収というものは企業にとって必要なスキルや経験があるほど上がります。
キャリアチェンジをして異業種や未経験の仕事に転職する場合、同業種への転職よりも活かせるスキルや経験が少なくなりがちですので給料が下がりやすくなります。
給料が下がっても後悔しない秘訣や後悔を乗り越える方法などを紹介いたします。
転職で後悔!給料が下がっても後悔しない秘訣
後悔しない秘訣は明確なキャリアプランを持つこと、年収ダウンの許容範囲の設定をすることです。
まず明確なキャリアプランを持つことですが、
「この会社に入社してこんなことがしたい!」や
「特技を活かしてスキルアップを目指したい」、
「〇年後には昇格する」
というように明確なキャリアプランを持つことです。
収入が少なくなったとしても明確なキャリアプランを持つことで、やりがいを持ってイキイキと働くことができるでしょう。
次に年収ダウンの許容範囲の設定をすることです。
転職をするときにどれくらいまでなら年収が下がっていいか設定しておきましょう。
自身が望む最低限の生活を確保できるかどうか考えて設定するといいでしょう。
ちなみに転職をして後悔する例としてあげられるのが、「大幅な収入ダウン」「リサーチ不足」「何がしたいかわからない」です。
収入が大幅にダウンすると、生活スタイルもガラリと変わってしまいます。
「前の生活の方が充実してた」と不満を抱いてしまうかもしれません。
次にリサーチ不足の場合、入社した時に「こんなはずではなかった」と後悔してしまう可能性が高くなります。
業務内容や職場環境、会社の特性などしっかりリサーチしていると後悔することも少なくなるはずです。
そして何がしたいかわからないということですが、目的が明確でないとただただしんどくなる一方です。
仕事にも手がつかなくなってしまいますので何がしたいか整理してみるといいでしょう。
ノートなどに何がしたいかわからない理由や、仕事でしたいことリストなどを書くとまとまりやすいですよ。
つまり、なんとなく今の会社が嫌だから転職するのではなく、転職した先で何をするのか、何をしたいのか、何ができるのかをしっかり整理しておくべきということです。
自分自身を見つめ直すと同時に、転職先の情報もしっかりリサーチしておかねばなりません。
転職の後悔を乗り越える3つの方法
転職してしまったものは仕方がありません。
戻るわけにもいきませんから、転職の後悔を乗り越える方法を紹介します。
- 後悔しているのは自分だけじゃないと知ること。
- 自分を責めない、リスクを取った自分をほめる。
- できるだけ早く気持ちを切り替える。
1の「後悔しているのは自分だけじゃないと知ること」ですが、転職の後悔は自分次第でどうとでもやり直しはできます。
転職して後悔したと感じるのは珍しいことではありません。
次に、2の「自分を責めない、リスクを取った自分をほめる」ですが、転職をすると数々のリスクは付き物と思いましょう。
リスクも覚悟して転職をしたわけですから、まずは行動した自分をほめましょう。
転職すると年収の変動や仕事内容や環境の変化などがあります。
変化がある分、エネルギーも消耗することでしょう。
「なんで転職したんだろう。転職してから上手くいかない」責めてしまうこともあると思います。
でも、責めてばかりでは落ち込む一方で中々前には進みませんよ。
そして、3の「できるだけ早く気持ちを切り替える」ですが、後悔の気持ちをバネにして次の大きな飛躍に変えるか、過去の後悔を引きずったまま時間を浪費するかによっても気持ちが変わります。
過去の後悔を引きずった状態を放置していると、どんどん後悔が増えてしまいます。
リラックスできる時間を持って気持ちを切り替えていきましょう。
例えばストレッチをしたり、好きな音楽を聴く、趣味を持つことなどでリラックスできる何かをするといいでしょう。
他にも、親しい人と交流する機会を持ち、困ったことや辛いことを聞いてもらって気持ちが楽になることもあります。
まとめ
実は転職すると年収が下がることの方が多いです。
年収が下がって後悔したという声もよく耳にします。
後悔しない秘訣は明確なキャリアプランを持つこと、年収ダウンの許容範囲の設定をすることです。
また転職したばかりで後悔している人も、後悔の気持ちをバネにして大きな飛躍に変える事を願っています。
後悔してもいつでもやり直しをするのは可能ですよ。