サンボと柔道の違いって何?

柔道によく似た格闘技にサンボというものがあります。

それぞれの歴史と何が違うのかを解説していきます。

サンボと柔道それぞれのはじまり

はじめに、柔道とは嘉納治五郎が日本の伝統的な格闘技である柔術の優れた技術を取り入れて作りあげたものです。
講道館柔道ですね。

1882年、明治15年のことです。

 

 

サンボはアナトリー・アルカデイエビッチ・ハルラムピエフらが1938年に当時のソ連で民族格闘技を体系化したものです。

ロシアにおいての軍隊と警官の訓練を目的とした自己防衛のため格闘技として生まれました。

 

出来たのは柔道が先ですね。

サンボにも柔道を参考にして取り入れられた部分もあります。

サンボと柔道の違い

 

サンボと柔道の違うところを細かく見ていきます。

ユニフォーム

サンボ:柔道みたいな上着と、下は短パンかスパッツ。足は靴を履きます。

柔道:道着です。下はズボン。足は裸足です。

 

競技場

サンボ:レスリングで使う丸いマットです。

柔道:畳です。四角いです。

 

締め技

サンボ:締め技は禁止。
柔道:締め技OK。

 

脚への関節技

サンボ:脚への関節技は認められてます。ただし、ヒールホールドとアンクルロックは反則です。

柔道:脚への関節技は禁止です。

 

一本勝ち

サンボ:一本勝ちは、投げ技ではすごく綺麗に投げたときにしか一本になりません。関節技での一本はあります。

また、ポイント制ですので、12ポイントで一本扱いとなります。

 

柔道:投げ技、締め技、関節技それぞれで一本が取れます。

押さえ込みも一本になります。

小さいポイントをいくつ重ねても一本にはなりません。

技あり2つで合わせ技一本というのはありますが。

 

また、哲学の違いもあります。

サンボは積極的な攻撃で力で投げます。

柔道は相手を不安定にし、技によって一瞬で投げます。
精神というものも重要視されます。

まとめ

柔道の選手が強化のためにサンボを習ったり、その逆にサンボの選手が柔道の大会で好成績を収めたりしています。

どっちが強いとかではなく、それぞれに応用できる部分があるのですね。