高校生にもなると親の苦労や有難みが分かる年齢です。
日頃の感謝の気持ちをお父さんやお母さんへの手紙として伝えたいこともあるでしょう。
また、卒業というタイミングで今までの感謝の気持ちを伝えたいと思う方もいるでしょう。
ただ、親への感謝の気持ちを手紙で書くとなると何となく照れくさい気持ちがあるのも分かります。
ここでは、高校生が書く親への感謝の手紙、お母さんを泣かせる手紙の書き方と例文を紹介していきます。
担任の先生への手紙の書き方についてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。
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高校生が書く親への感謝の手紙のポイントは?
親に対する感謝の手紙を改まって書くとなると、真面目にちゃんとした表現が求められると感じる人も多いでしょう。
しかし、堅苦しく考える必要はありません。
自分の言葉で率直に感謝の気持ちを綴ることが、心を打つ手紙になります。
普段使っている言葉や表現を活かすことで、他の文章を模倣しているのではなく、自分が書いていることが明確に伝わります。
そのため感謝の気持ちもより分かりやすく伝えられるのです。
手紙に何を書いたらいいのか思いつかないという場合は以下の要素を加えてみると良いでしょう。
- 親に感謝した出来事
- 親に対する申し訳ないと感じた瞬間
- 未来への抱負や今後も頼りにしている気持ち
具体的なエピソードが浮かばないという場合は、誰にでも思い当たるヒントを示しますので自分の思い出をたどってみてください。
毎日の食事や洗濯のお世話をしてもらっていること
勉強や部活、クラブ活動を親に応援してもらったこと
無理なお願いをしたこと
落ち込んでいる時や涙しているときに親から励ましてもらったこと
友達の前で親を邪険に扱ったこと
反抗期で態度や言葉で傷つけたこと、または無視したこと
作ってもらったご飯やお弁当を食べなかったこと
感謝の気持ちと共に申し訳ない思い出もよみがえってきますよね。
それぞれのそれ思い出に対して素直にありがとうとかごめんなさいという言葉を綴りましょう。
卒業式での親への感謝の手紙・泣かせる文章の書き方
毎日ご飯が食べられて暖かい布団で寝られる、元気でいられることは、当たり前ではない贅沢な時間です。
しかしそれが日常になると、理論的には理解していても感謝の気持ちがどこかに置き去りにされがちです。
卒業を迎えられたのは自分一人の力だけではありません。
お父さんお母さんが毎日洗濯をしてくれたり、食事を作ってくれたり、仕事で頑張ってくれたりと精神的な支えになってくれてたおかげでもあります。
この支えがあって卒業できたことほの感謝の気持ちを忘れてはなりません。
そうした感謝の気持ちを胸に抱きながら手紙を書いてみると、様々な感謝の瞬間が浮かび上がり、手紙の内容が自然に形成されることでしょう。
親への感謝の手紙・高校生が書く例文
日常の様々な瞬間を振り返ってみると、いくつもの場面で支えてもらっていたことに気づくはずです。
もしかしたら、一人でこの瞬間を迎えることは難しかったのかもしれません。
大げさに聞こえるかもしれませんが、そっと見守ってくれたり常に食事を準備してくれたり。
高校生の自分が元気に成長するために、親や保護者は精一杯サポートしてくれていたことに感謝しながら、言葉を紡いでいきましょう。
毎日のお弁当を作ってくれたお母さんへの感謝の手紙
お弁当箱を開ける瞬間が毎日の楽しみでした。
いつもたくさんのおかずが詰まっていて、それが元気の源でした。
お母さんのお弁当は一口食べるたびに愛情が伝わってきて、それが本当に幸せでした。
高校生活が終わり、これからは大学生活が待っているけれど、お母さんの手作りお弁当のことはずっと心に残ると思います。
新しいスタートも、これまでの思い出を胸に頑張っていけるはずです。
感謝の気持ちを言葉にするって難しいけど、本当にありがとう!
お母さんも毎日頑張っていたのを知ってたよ、今までありがとうという気持ちを伝えられたらお母さんの涙腺は崩壊でしょうね。
部活を支えてくれたお父さんへの感謝の手紙
短い文章でも感謝の気持ちを改めて伝える手紙を書くことで、お父さんにもしっかり伝わりますよ。
勉強を応援してくれた両親への感謝の手紙
僕の為に色々と犠牲にしてくれてたんだなと今改めて気づいて感謝しています。
親は子供のためにできる限りのことをしてくれる存在です。
卒業を機に感謝の手紙を書くと、親御さんもわが子の成長に感慨深くなることでしょう。
毎日の勉強ができたのは両親のサポートがあったおかげだという気持ちを伝えてみましょう。
高校生から親への感謝を伝える手紙の例文・その他
いつも当たり前のようにお弁当を作ってくれて、「いってらっしゃい」と笑顔で送り出してくれたね。
本当に3年間ありがとう。
一生懸命に働いて自分を育ててくれててすごく感謝しています。
おかげさまで無事高校を卒業できました。
今こうやって元気に過ごせているのもお父さんお母さんのおかげです。
まだまだ迷惑かけると思うけど、ずっと見守っていてください。
これからもよろしくお願いします。
今日は、お父さんに感謝の気持ちを込めて手紙を書きます。
お父さんは、いつも私のことを信じて応援してくれました。
部活の試合で勝ったときも、失敗したときもいつも私を褒めてくれました。
お父さんのおかげで、私は自信を持って毎日を過ごすことができました。
本当にありがとう。
これからも、ずっとお父さんのことが大好きです。
親へ感謝を伝える高校生の一言
一言で感謝を伝えるならこれです。
「いつも何かと気にかけてくれてありがとう」
高校生になると、まだ大人になりきれていない部分もあり、干渉されることに敏感になる時期です。
親はそんな高校生の子供を、ほったらかしにするでもなく、うるさく言うわけでもなく、慎重に接しようとしてくれていますよね。
多感な時期はたとえ我が子とはいえ結構神経を使うことです。
そこに気づいていてくれたなんて、と驚かせてしまうかも知れませんね。
親への感謝の手紙にそんな言葉が書かれていたら、大人になったなと嬉しく感じてくれることでしょう。
まとめ
親への感謝の手紙の例文を高校生が書く内容で紹介しました。
ポイントは素直な気持ちをそのまま書くということです。
今までお感謝やお詫びの気持ちをかっこつけずに書いてみましょう。