自転車のインチ(サイズ)は一目見ただけではわからないですよね。
一番簡単な方法では、タイヤの横に刻印されている英数字を見る事です。
一般的な自転車では26インチになります。
ここでは自転車のインチ数が分からないときの調べ方、刻印が薄く見えなくなってしまったときに自分で測る方法などを紹介していきます。
自転車のインチの調べ方と確認方法
まず、インチとは長さの単位です。
タイヤの直径の長さを表す値になります。
自転車のタイヤのサイズを選ぶ時の一般的なものはインチで表されています。
インチの調べ方はどこを見ればいいのでしょうか?
最初に見るのは自転車のタイヤの横の部分に刻印されている数字です。
一般的な自転車のタイヤは26か27インチのものが多いです。
例として【37-590 26×1 3/8】と刻印されている場合は【26×1 3/8】の部分だけを見ればよいです。
【26×1 3/8】の26はタイヤの直径を表し、1 3/8はタイヤの幅を表しています。
【37-590】はETRTO(エトルト)と呼ばれるタイヤの規格表示です。
一般的な自転車のタイヤに刻印されている物はインチ分数が使用されています。
ほかにもマウンテンバイクなどに使われるタイヤにはインチ少数で刻印されており、ロードバイクなどのタイヤにはミリで刻印されています。
インチ少数での刻印の例ですが【47-406 20×1.75】とある場合、【20×1.75】とは20インチの1.75サイズという意味になります。
【47-406】とはETRTO(エトルト)の規格表示です。
気にしなくていい部分です。
最後にミリでの表示の場合です。
例として【28-622 700×28C】と刻印されている場合、【700×28C】の部分を見ます。
700は700ミリという意味です。
これをインチに直すと28インチになります。
ミリ表示されてる場合は4を掛け算してみるとインチの数字になります。
700×4=2800
下二けたは無視して28インチですね。
28Cとはタイヤの幅で28mmを意味しています。
【28-622】はETRTO(エトルト)の規格表示です。
基本的にはこの3つの表記となっているでしょう。
一般出来な自転車を乗るだけならばインチ分数の数字だけ覚えておけば困ることはないと思います。
また、タイヤに刻印がなくとも自転車のリムと呼ばれる金属のホイール部分に刻印されていますのでそこを確認してみてください。
自転車のタイヤのインチの測り方は?
刻印されている数字が薄くなり、見えない場合もありますよね。
そんな時は自分で自転車のタイヤのインチの測り方を知っていると便利です。
測り方はいくつかありますが一番簡単は方法を紹介していきます。
まず、スタンドや壁を利用して自転車を地面からまっすぐ立つようにします。
巻き尺などでタイヤの接地面から中心までの長さをインチで測ります。ここでタイヤの半径が分かります。
次にタイヤの幅を測ります。なるべく正確にずれないように測りましょう。
最後に、タイヤの直径と幅の順でメモをしておくとタイヤを新たに購入するときに役に立ちますよ。
これでタイヤのインチを知ることが出来ます。
スペアや交換用のタイヤを購入するのに大切になってきます。
慣れていない場合は、ネットなどで購入せずにホームセンターなどに行きメモを見せる事をおすすめします。
可能ならば自転車本体を持っていくのが確実な方法ですね。
自転車に乗る身長150㎝の女性に適したサイズは何インチ?
自転車に乗る際に、自分の身長に適したタイヤのインチについて紹介していきます。
自分の身長に対して大きすぎてしまうと、乗りにくいだけでなく危険な場合をあるので気をつけていきましょう。
150cmの女性や小柄な方には26インチがいいでしょう。
体格や個人差もあるので試乗してみるのがおススメです。
ほかにも確認すべきポイントについていくつか紹介していきます。
まずは、乗った時につま先が地面につくかを確認しましょう。
サドルを調整しても足がつかない場合は少し危険です。
走行中や止まる際などにふらついたときなど、自転車を支えられずに転倒してしまう可能性があるためです。
もう少し小さいサイズにしましょう。
次にブレーキです。
ブレーキも無理なく握れるか確認してみましょう。
ブレーキレバーも調整できるのでお店の場合は店員さんに相談してみましょう。
自転車のフレームの形もいくつかあります。
女性におすすめなのが【U型フレーム】です。
ハンドルからサドルにかけてのフレームがU型になっています。
そのため、あまり足を上げずに乗ることが出来スカートを履いている時や小柄な方にも乗りやすい、おすすめのフレームになっています。
通学にもおすすめなのは【スタッガードフレーム】です。
学生がよく乗っている姿を見たことがあると思いますが、ハンドルからサドルにかけてのフレームが2本あり、強度が強く前傾姿勢でも乗りやすいのがポイントです。
坂を上る時などは安定しやすいかもしれないですね。
26インチの自転車に試乗して、少し怖かったりした場合はタイヤのサイズが元から小さい【ミニベロ】と呼ばれる自転車もありますのでそちらも検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
基本的なタイヤのサイズを測る方法や身長に合わせたインチ選びなどについてご紹介してきました。少しでも参考になれば嬉しいです。
ここではご紹介しきれなかった自転車がまだまだあります。
この記事を読んで自転車に興味がわいた方は自分のお気に入りの自転車を探してみてくださいね。