ボンカレーといえば言わずとしれたレトルトカレーの老舗ですね。
今でこそ各社が色んなレトルトカレーを発売してますが、元祖は大塚食品のボンカレーです。
今でも地方や田舎に行くと発売開始当時に設置された看板が残ってるところもありますよね。
最近ではあまり見ませんが幼少の頃にはテレビCMを見た記憶があります。
ボンカレーのCMには色んな方が出演されてましたが、女優さん何人かしか思い浮かびません。
どんな方がいつ出演してたのか歴代のCM出演者をまとめました。
(文中敬称略)
ボンカレーのCMの歴代出演者には看板の女優から俳優や野球選手まで
ボンカレーの発売開始は1968年2月12日ですが当時はまだ阪神地区限定でした。
パウチ(レトルトの袋)がまだ今のとは違って賞味期限が冬場で3ヶ月、夏場で2ヶ月と短かったためです。
1969年に新しいパウチが開発され全国発売されることになりました。
その時にCMに起用されたのが女優・松山容子さんと俳優の品川隆二さんです。
松山容子さんは看板として全国津々浦々いろんなところで飾られてますよね。
懐かしさを覚える看板です。
1973年になると笑福亭仁鶴さんがCMを努めます。
時代劇の「子連れ狼」のキャラクター・拝一刀に扮してたCMです。
当時の仁鶴さんは人気絶頂でしたね。
1978年には「ボンカレーゴールド」が発売され、テレビCMにはプロ野球・読売巨人軍の王貞治選手が起用されました。
前年にホームランの世界記録を樹立した頃ですね。
その後は、
- 郷ひろみ
- 田村正和
- 所ジョージ
- 松坂慶子
- 池谷幸雄
- ともさかりえ
の順に起用されていきます。
1993年「ボンデラックスカレー」が発売され松坂慶子さんと当時光GENJIのメンバーであった山本淳一さんがCMに出演しました。
「ボンデラックスカレー」は香味スパイスを振りかける量に応じて、辛さを自由自在に調整できるカレーでした。
また「ボンカレーカルシウム」のCMには松坂慶子さんが一人で出演されてました。
一人と言っても子役と共演ですが。
2003年にはレトルトパウチが改良され、袋のまま電子レンジにいれて調理できるようになりました。
これは画期的ですよね。
お湯が沸くのを待たなくてよくなったのですから。
CMには阿部寛さんと由紀さおりさんが起用されます。
2013年にはボンカレーゴールドのリニューアルにCMは鈴木京香さんが出演しました。
表にまとめました。
年代 | 出演者 | 備考 |
1969年 | 松山容子・品川隆二 | 発売開始 |
1973年 | 笑福亭仁鶴 | |
1978年~ | 王貞治 | ボンカレーゴールド |
郷ひろみ | ||
1993年 | 松坂慶子・山本淳一 | ボンデラックスカレー/ボンカレーカルシウム |
2003年 | 阿部寛・由紀さおり | |
2013年 | 鈴木京香 |
こうやって見ると松山容子さんって4年間しかCM出演してないのですね。
いまだにボンカレーといえば松山容子というイメージが強いのにね。
やはり看板の影響が大きいのでしょうか。
ボンカレーのCMには大村崑さんは出てない
よく勘違いされがちですが、ボンカレーのCMには大村崑さんは出てません。
大村崑さんが出てたのはオロナミンCです。
この大村崑さんのオロナミンCもボンカレーと同様に、看板が地方や田舎でいまだに散見されます。
ボンカレーの初代CMの松山容子さんの看板と同じような感じで、古びた看板が見られるので大村崑さんもボンカレーのCMをやってたのではと勘違いされてしまうのでしょうね。
また、ボンカレーは大塚食品、オロナミンCは大塚製薬と、共に「大塚」であることも惑わす原因なのかも知れません。
まとめ
ボンカレーのCMは1969年から放送されてました。
初代のCM女優はボンカレーの商品パッケージにもなってる松山容子さんです。
商品を持ってる着物の女性ですね。
松坂慶子さんがCMをやられてた時は松坂慶子パッケージもありました。
着物の似合う女優さんですからなかなか良いパッケージだなと思ってみてましたね~。
やっぱりボンカレーには着物の女性のイメージありますわ。