上方漫才大賞の歴代の大賞受賞者一覧!奨励賞・新人賞

上方漫才大賞は関西で一番大きな漫才の賞です。

M-1グランプリとかNHK上方漫才コンテストのような若手を対象とした大会ではなく、全ての漫才師を対象とした漫才の賞です。

全ての漫才師を対象とした賞は上方漫才大賞だけなんですね。

 

上方漫才界のすべての漫才師の中でその年最も活躍した漫才師に送られる賞です。

 

放送日は例年4月~5月です。

 

ここでは歴代の上方漫才大賞受賞者をまとめました。

文中敬称略。

上方漫才大賞の歴代受賞者

上方漫才大賞には大賞、奨励賞、新人賞の3つの賞があります。

大賞は文字通り大賞。

奨励賞は大賞に準ずる賞で中堅芸人に与えられます。

 

この中で大賞は当日に漫才を披露して決定するのではなく、事前の審査で大賞受賞者は決まっています。

一方、奨励賞と新人賞は中堅若手が対象で当日の漫才の披露をへて受賞者が決まります。

 

以前は当日にネタをやるのは新人賞だけでしたが、2015年から奨励賞でもノミネートされたコンビがネタを披露した後に受賞者を決定する方式に変更になりました。

1966年第1回~1977年第12回

昭和41年が第1回の開催です。

 大賞奨励賞新人賞 
第1回
1966年
かしまし娘島田洋之介・今喜多代
若井はんじ・けんじ
 
第2回
1967年
海原お浜・小浜鳳啓助・京唄子横山やすし・西川きよし
砂川捨丸・中村春代(特別賞)
第3回
1968年
中田ダイマル・ラケット漫画トリオ若井ぼん・はやと
三遊亭小円・木村栄子(特別賞)
第4回
1969年
夢路いとし・喜味こいしフラワーショウ正司敏江・玲児 
第5回
1970年
横山やすし・西川きよし平和ラッパ・日佐丸
コメディNo.1
鳳らん太・ゆう太
 
第6回
1971年
島田洋之介・今喜多代横山ホットブラザーズ
レツゴー三匹
中田カウス・ボタン
 
第7回
1972年
宮川左近ショーチャンバラトリオ
浮世亭三吾・十吾
 
第8回
1973年
レツゴー三匹Wヤング
はな寛太・いま寛大
 
第9回
1974年
三人奴人生幸朗・生恵幸子
トリオ・ザ・ミミック
 
第10回
1975年
Wヤング青芝フック・キック
海原かける・めぐる
若井小づえ・みどり
 
第11回
1976年
チャンバラトリオ上方柳次・柳太
オール阪神・巨人
 
第12回
1977年
横山やすし・西川きよし(2)若井ぼん・はやと
浮世亭ジョージ・ケンジ
 

 

お浜小浜師匠、ダイラケ師匠、いとこい先生、やすしきよし師匠など錚々たる面々ですね。

 

島田洋之介・今喜多代さんは、島田紳助、島田洋七、今いくよ・くるよの師匠です。

また、第7回大賞の宮川左近ショーは宮川大助・花子の宮川大助さんの師匠です。

 

第10回の新人賞を受賞した海原かける・めぐるの海原かけるは第2回大賞の海原お浜小浜の海原小浜さんの息子さんです。

海原やすよ・ともこの実の父親です。

海原小浜さんは海原やすよ・ともこの実のおばあちゃんということになりますね。

相方の海原めぐるは現在の池乃めだかさんです。

1978年第13回~1989年第24回

新人賞に準ずる「新人奨励賞」が制定されました。

 

 大賞奨励賞新人賞新人奨励賞
第13回
1978年
Wヤング(2)B&B青芝まさお・あきら中田伸江・伸児
第14回
1979年
コメディNo.1ちゃっきり娘ザ・ぼんちWさくらんぼ
第15回
1980年
横山やすし・西川きよし(3)青芝フック・キック島田紳助・松本竜介青芝金太・紋太
第16回
1981年
ザ・ぼんちオール阪神・巨人春やすこ・けいこ海原さおり・しおり
太平サブロー・シロー
第17回
1982年
オール阪神・巨人今いくよ・くるよ太平サブロー・シローミヤ蝶美・蝶子
第18回
1983年
オール阪神・巨人(2)若井小づえ・みどりミヤ蝶美・蝶子やすえ・やすよ
第19回
1984年
今いくよ・くるよ西川のりお・上方よしお宮川大助・花子トミーズ
第20回
1985年
オール阪神・巨人(3)太平サブロー・シロートミーズちゃらんぽらん
ハイヒール
第21回
1986年
太平サブロー・シロー宮川大助・花子パート2ダウンタウン
第22回
1987年
宮川大助・花子大木こだま・ひびき
ダウンタウン
非常階段まるむし商店
第23回
1988年
若井小づえ・みどりダウンタウン清水圭・和泉修ビッグブラザーズ
第24回
1989年
ダウンタウントミーズビッグブラザーズ月亭かなめ・ぜんじろう

※特別賞
1978年第13回暁伸・ミスハワイ
1979年第14回中田ダイマル・ラケット
1987年第22回夢路いとし・喜味こいし

※審査員特別賞
1981年第16回横山やすし・西川きよし

1980年~1982年の各受賞者を見ると、まさに時代を彩ったメンバーですね。

 

ダウンタウン、トミーズ、ハイヒールの同期の名前を見てると、トミーズが一番最初に賞レースで結果を出し始めたのが分かりますね。

 

ダウンタウンの新人奨励賞に顔を出してからの大賞までの駆け上がり方を見ると、売れ方のスピードがえげつないですね。

 

1990年第25回~2000年第35回

ダウンタウン以降の上方漫才界ですね。

時代は平成になってます。

 大賞奨励賞新人賞新人奨励賞
第25回
1990年
宮川大助・花子(2)中田カウス・ボタンどんきほ〜てベイブルース
第26回
1991年
中田カウス・ボタントミーズティーアップぴのっきお
第27回
1992年
トミーズ大木こだま・ひびき犬丸兄弟よゐこ
第28回
1993年
トミーズ(2)横山たかし・ひろしトゥナイト雨上がり決死隊
第29回
1994年
横山たかし・ひろし酒井くにお・とおる千原兄弟ますだおかだ
第30回
1995年
ハイヒール里見まさと・亀山房代中川家海原やすよ・ともこ
第31回
1996年
大木こだま・ひびきどんきほ〜てジャリズム高僧・野々村
第32回
1997年
酒井くにお・とおるおかけんた・ゆうた海原やすよ・ともここん松・せんべい
第33回
1998年
里見まさと・亀山房代トゥナイトハリガネロック2丁拳銃
第34回
1999年
おかけんた・ゆうたちゃらんぽらんアメリカザリガニりあるキッズ
第35回
2000年
ちゃらんぽらん海原はるか・かなたシンクタンクスクラッチ

※特別賞
1992年第27回暁伸・ミスハワイ

※審査員特別賞
1994年第29回横山ホットブラザーズ
1996年第31回横山やすし・西川きよし

※審査員特別表彰
1995年第30回ベイブルース

※特別功労賞
2000年第35回夢路いとし・喜味こいし

 

ベイブルースは若手の面白い漫才師だったのですが、河本さんの急逝で活動停止を余儀なくされました。

審査員特別表彰はそういうことです。

 

 

第33回の大賞受賞の里見まさとさんはザ・ぼんちでも大賞を受賞してますから、二つの異なるコンビで大賞を受賞したことになります。

 

この時代は小粒感がありますね。

2001年第36回~2009年第44回

新人賞が「優秀新人賞」と次点の「新人賞」に変更になりました。

 大賞奨励賞優秀新人賞新人賞
第36回
2001年
中田カウス・ボタン(2)ますだおかだCOWCOWキングコング
第37回
2002年
ますだおかだなしフットボールアワー
ブラックマヨネーズ
第38回
2003年
横山ホットブラザーズアメリカザリガニチョップリン笑い飯
第39回
2004年
フットボールアワーティーアップせんたくばさみチュートリアル
第40回
2005年
中田カウス・ボタン(3)メッセンジャー南海キャンディーズ麒麟
第41回
2006年
大木こだま・ひびき(2)安田大サーカスNON STYLEアジアン
第42回
2007年
メッセンジャー矢野・兵動なすなかにしのろし
第43回
2008年
ティーアップ海原やすよ・ともこギャロップ鎌鼬(現・かまいたち)
第44回
2009年
矢野・兵動シンデレラエキスプレスジャルジャルダイアン

 

現在よくテレビで見るようになった、なすなかにしも優秀新人賞を獲るほどには期待された新人だったのですよね。

2010年第45回~2022年第57回

新人で表彰されるのが新人賞1組のみになりました。

また、2015年第50回大会からは奨励賞もノミネートされた漫才師が当日にネタを披露して審査される形式となりました。

それまでは奨励賞は大賞と同様に、発表日の事前に選考されて受賞者を決定していました。

 

 大賞奨励賞新人賞
第45回
2010年
中川家笑い飯スマイル
第46回
2011年
ブラックマヨネーズ千鳥銀シャリ
第47回
2012年
海原やすよ ともこシャンプーハットプラスマイナス
第48回
2013年
千鳥テンダラープリマ旦那(現・令和喜多みなみ)
第49回
2014年
笑い飯ダイアン学天即(現・ガクテンソク)
第50回
2015年
テンダラー学天即(現・ガクテンソク)吉田たち
第51回
2016年
オール阪神・巨人(4)銀シャリコマンダンテ
第52回
2017年
海原やすよ ともこ(2)スーパーマラドーナトット
第53回
2018年
ダイアン和牛祇園
第54回
2019年
中川家(2)かまいたちミキ
第55回
2020年
シャンプーハット感染症感染拡大の影響で選考中止
第56回
2021年
かまいたちプラス・マイナスネイビーズアフロ
第57回
2022年
ミルクボーイミキニッポンの社長

 

中川家が2010年に初受賞です。

遅すぎると思いません?

2000年辺りからの受賞者を見てみても先に中川家やろーって思ったりします。

 

近年は漫才もしっかりやってる人気者が受賞してる印象があります。

 

関西には上方漫才大賞の他に新人を対象とした歴史のある漫才賞レースがあります。

NHK上方漫才コンテストやABCお笑いグランプリなどがそうです。

NHK上方漫才コンテストやABCお笑いグランプリの歴代優勝者もまとめましたのでこちらも読んでみてください。
↓↓
NHK上方漫才コンテストの歴代優勝者一覧と関東での放送

ABCお笑いグランプリ歴代優勝者とABCお笑い新人グランプリの歴史

 

 

上方漫才大賞の賞金

上方漫才大賞の賞金は

大賞:200万円

奨励賞:150万円

新人賞:100万円

 

M-1グランプリやキングオブコントの賞金1,000万円に慣れてると大賞の賞金200万円が少なく感じますね。

それに新人賞と賞金の差もあまりありません。

 

ですが、上方では最も権威のある賞といってもいいほどの大きな賞で漫才師なら誰しもが獲りたいと思ってる賞であります。

上方漫才大賞の選考方法

上方漫才大賞の大賞の選考は事前に選考委員によって受賞者を決めており、放送日当日は大賞受賞者を発表と賞の授与式をするだけとなってます。

他の漫才賞レースのように当日のネタ見せで審査する方法ではありません。

「上方漫才界のすべての漫才師の中でその年最も活躍した漫才師」に贈られます。

 

奨励賞はノミネートされた5組が放送当日に生放送の番組内でネタを披露し審査を経て受賞者が決まります。

ノミネートされる芸人は、開催前のインターネット投票の結果を加味した上で、事前に選出されます。

 

新人賞はノミネートされた7組で争います。

奨励賞同様に当日のネタ披露で受賞者が決まります。

 

奨励賞、新人賞は番組の放送中に視聴者が「かみまん投票」というインターネットでの投票システムを通じて審査に参加出来ます。

 

視聴者の票も審査結果に影響するということですね。

 

まとめ

上方漫才大賞の歴代の受賞者についてまとめました。

上方で活躍してる方の賞ですから、関西以外の地域の人には馴染みのない受賞者もいるかも知れませんね。

でもどの受賞者も関西の人なら誰でも知ってるような漫才師が受賞してるのは間違いないです。

 

毎年春先に放送される上方漫才大賞。

毎年のように見てますが、一つ不満を言うとすれば音響が悪いので漫才が明瞭に聞き取りにくいです。

あれ何年も前からなのに何で改善されないのかな。