冷蔵庫を整理していると奥から出てきた、数日前に買った惣菜のコロッケ。
これを買ったのは3日前だった!と気づいてしまった時は、食べても大丈夫なのか気になりますよね?
コロッケの消費期限はいつまでなのでしょうか?
惣菜のコロッケを購入した際、おそらくどこのお惣菜屋さんでも消費期限は当日中としていることが多いです。
作られた時間によっては、翌日までとされていることもあります。
3日前に購入したコロッケであれば、食べるのは自己責任となるでしょう。
今回は、手作りコロッケの消費期限はどのくらいなのか、冷蔵や冷凍の正しい保存方法についてもまとめていますので、チェックしてみてください!
コロッケの消費期限は手作りでどれくらい?
まず、手作りのコロッケは常温保存できるのか?という点ですが、コロッケは基本的には常温保存に向いていません。
例えばクリームコロッケ。
クリームコロッケは中身の具材に乳製品が含まれるため、特に傷みやすいです。
半日と経たずに、消費期限を迎えてしまいます。
暑い時期には、特に気をつけましょう。
寒い冬なら常温保存できるのか?という疑問も湧きますが、こちらも基本的にはNGです。
しかし、夏と異なり室温もそれなりに低い事が想定されるので、当日中に食べるのはOKでしょう。
もちろん、保存状況は様々でしょうし、見た目や匂いは確認しましょう。
手作りコロッケの消費期限は常温保存で長くて当日中と思っておきましょう。
コロッケを手作りで作るのは工程も多く大変です。
でも、余ったじゃがいもなどをうまく使えたりと便利です。
また、肉じゃがなどの残り物をコロッケの具材にできてしまうので、汎用性がありますよね!
1個1個が食べ応えのある主菜になります。
また、お子さんが小さければ、具材にその子が嫌いな食材を細かく刻んで入れ込んでも、意外と気付かれずペロリと食べてくれることも…。
だからこそ作り置きで、ストックを作っておくと便利なため、ついつい作りすぎてしまうこともありますよね。
そんなコロッケを1日でダメにしてしまうのはもったいないです。
消費期限は保存していた方法によって、長くなったりもします。
次で冷蔵保存や冷凍保存について説明します。
コロッケの消費期限は冷蔵庫で伸びる?正しい保存方法
冷蔵保存の場合、消費期限は常温保存よりも長くなります。
と言っても、冷蔵保存の消費期限は1〜2日程度が限度でしょう。
冷蔵保存の場合でも、手作りのコロッケと購入してきたコロッケでは目安が変わってきます。
- 手作りしたコロッケを揚げたあと粗熱をとってすぐに冷蔵庫に入れたもの
- 購入したものを持ち帰る時間が長くなってしまい、帰り着いて冷蔵庫に入れたもの
では、やっぱり持ち帰る時間が長くなったコロッケの方が日持ちしません。
だからと言って、手作りで粗熱をとってすぐに冷蔵庫に入れたのだとしても、腐らないとはなりませんが。
というのも、冷蔵庫は普段開けたり閉めしたりしますよね?
開け閉めの際に、冷蔵庫内の温度が上がったり、下がったりします。
皿の上にラップで蓋をされたコロッケには、温度変化によってラップに水滴ができてしまい、そこからカビが発生する…といったことも、十分にあり得るのです。
結局のところ、コロッケはどのように保存したら良いかといえば冷凍保存が一番おすすめです。
冷凍保存であれば、正しく保存できれば約1ヶ月程度消費期限を延ばせるでしょう。
正しい保存の流れを順番に沿って説明していきます。
①調理時は、手袋を使用。
調理段階の時点で、手作りする際は手袋を使用して調理しましょう。
手には様々な雑菌が付着しています。
こういった事に気をつけることが、保存を長引かせる秘訣なのです。
②揚げた後は、粗熱を取ろう
熱いままのコロッケを冷凍庫内に入れてしまうと、冷凍庫内の温度が上がってしまいます。
同じく冷凍保存している食品が、劣化してしまう可能性があるため避けましょう。
③冷凍庫内への保存
冷ました後は、1個ずつラップに包み冷凍庫内へ。
余談ですが、コロッケのタネだけ作り揚げずにタネのまま冷凍保存することもおすすめです。
油は酸化していくものだからです。
コロッケは揚げ物ですので、コロッケ自体が油をどんどん吸い取っていき、酸化した状態になってしまいます。
タネのみの冷凍だと、解凍して作る際に衣をつける手間が発生するというデメリットはあります。
しかし、酸化した油は健康にも良くないため、タネのみの保存も良いことがあるのです。
惣菜のコロッケを翌日の弁当に入れるのは?
最後に、惣菜のコロッケをお弁当に入れるとどうなるのか?という疑問にお答えします。
先ほどお話ししたとおり、惣菜のコロッケの消費期限は長く見積もっても翌日までです。
ですので基本的にはお弁当に入れてOKです。
しかし、一見問題ないようにも見えますが、お弁当は持ち運ぶ時間というものがありますよね?
消費期限自体はクリアしているかもしれませんが、夏場の熱い時期に何時間もかばんに入れっぱなしのお弁当は、食中毒の危険性があります。
そのため、持ち運ぶ際は保冷バックに入れることや、保冷剤を入れることが望ましいです。
お弁当を持って行った先に冷蔵庫があるのであれば、到着後すぐに冷蔵庫に移しましょう。
また、お弁当用の抗菌シートなどの便利グッズもあるので、取り入れてみてください!
コロッケにの消費期限についてお話してきました。
コロッケの他のお惣菜の消費期限についてまとめた記事があります。
スーパーで買ったお惣菜の種類別の消費期限や、消費期限の決め方などが書いてあります。
コロッケだけでなく他のお惣菜のことも気になった方は読んでみてください。
↓↓
スーパーで買ったお惣菜の消費期限っていつまで?次の日も食べていい?
まとめ
コロッケの適切な保存方法は、冷凍保存である、ということをお伝えしてきました。
当日、もしくは翌日食べるのであれば冷蔵保存もOKです。
ただし、食中毒を防ぐためにも、見た目や匂い、粘り気があるなど、気になるところがあるものは食べずに破棄しましょう。