総菜のコロッケなら消費期限は明記されてますが、自分で揚げたコロッケはいつまで日持ちするのか分からないですよね。
また、冷蔵庫を整理していると奥から出てきた、数日前に買った惣菜のコロッケ。
このコロッケを食べても大丈夫なのか気になりますよね?
コロッケの消費期限はいつまでなのでしょうか?
惣菜のコロッケを購入した際、おそらくどこのお惣菜屋さんでも消費期限は当日中としていることが多いです。
作られた時間によっては、翌日までとされていることもあります。
今回は、自分で揚げた手作りコロッケの消費期限や日持ちはどのくらいなのか、スーパーやコンビニの惣菜コロッケの消費期限切れは大丈夫なのか、冷蔵や冷凍の正しい保存方法についてまとめました。
手作りコロッケの日持ちは短い
まず、手作りのコロッケは常温保存できるのか?という点ですが、コロッケは基本的には常温保存に向いていません。
結論から言いますと長くて1日です。
例えばクリームコロッケ。
クリームコロッケは中身の具材に乳製品が含まれるため、特に傷みやすいです。
半日と経たずに、消費期限を迎えてしまいます。
暑い時期には、特に気をつけましょう。
寒い冬なら常温保存できるのか?という疑問も湧きますが、こちらも基本的にはNGです。
しかし、夏と異なり室温もそれなりに低い事が想定されるので、当日中に食べるのはOKでしょう。
もちろん、保存状況は様々でしょうし、見た目や匂いは確認しましょう。
手作りコロッケの消費期限は常温保存で長くて当日中と思っておきましょう。
コロッケを手作りで作るのは工程も多く大変です。
でも、余ったじゃがいもなどをうまく使えたりと便利です。
また、肉じゃがなどの残り物をコロッケの具材にできてしまうので、汎用性がありますよね!
1個1個が食べ応えのある主菜になります。
また、お子さんが小さければ、具材にその子が嫌いな食材を細かく刻んで入れ込んでも、意外と気付かれずペロリと食べてくれることも…。
だからこそ作り置きで、ストックを作っておくと便利なため、ついつい作りすぎてしまうこともありますよね。
そんなコロッケを1日でダメにしてしまうのはもったいないです。
消費期限は保存していた方法によって、長くなったりもします。
手作りコロッケの冷蔵庫・冷凍での日持ちは?
冷蔵保存の場合、消費期限は常温保存よりも長くなります。
と言っても、冷蔵保存の消費期限は1〜2日程度が限度でしょう。
冷蔵保存の場合でも、手作りのコロッケと購入してきたコロッケでは目安が変わってきます。
- 手作りしたコロッケを揚げたあと粗熱をとってすぐに冷蔵庫に入れたもの
- 購入したものを持ち帰る時間が長くなってしまい、帰り着いて冷蔵庫に入れたもの
では、やっぱり持ち帰る時間が長くなったコロッケの方が日持ちしません。
だからと言って、手作りで粗熱をとってすぐに冷蔵庫に入れたのだとしても、腐らないとはなりませんが。
というのも、冷蔵庫は普段開けたり閉めしたりしますよね?
開け閉めの際に、冷蔵庫内の温度が上がったり、下がったりします。
皿の上にラップで蓋をされたコロッケには、温度変化によってラップに水滴ができてしまい、そこからカビが発生する…といったことも、十分にあり得るのです。
結局のところ、コロッケはどのように保存したら良いかといえば冷凍保存が一番おすすめです。
冷凍保存であれば、正しく保存できれば約1ヶ月程度消費期限を延ばせるでしょう。
揚げたコロッケと揚げる前のコロッケの冷凍保存の方法とタネでの冷凍
手作りコロッケの正しい冷凍保存の流れを順番に沿って説明していきます。
揚げたコロッケ
①調理時は、手袋を使用。
調理段階の時点で、手作りする際は手袋を使用して調理しましょう。
手には様々な雑菌が付着しています。
こういった事に気をつけることが、保存を長引かせる秘訣なのです。
②揚げた後は、粗熱を取ろう
熱いままのコロッケを冷凍庫内に入れてしまうと、冷凍庫内の温度が上がってしまいます。
同じく冷凍保存している食品が、劣化してしまう可能性があるため避けましょう。
③冷凍庫内への保存
冷ました後は、1個ずつラップに包み冷凍庫内へ。
揚げる前に冷凍
まず、コロッケをトレイや皿に並べて冷凍しましょう。
可能ならば、金属製のトレイを使用することをお勧めします。
金属製のトレイは熱を素早く伝えるため、迅速に冷凍することができます。
冷凍時間が短縮され、コロッケの美味しさを保つことができます。
コロッケがしっかり冷凍されたら、一つずつラップで包み保存してください。
ジップロックなどの袋に入れておくと、後で使いやすくなります。
タネのまま冷凍も可
コロッケのタネだけ作り揚げずにタネのまま冷凍保存することもおすすめです。
油は酸化していくものだからです。
コロッケは揚げ物ですので、コロッケ自体が油をどんどん吸い取っていき、酸化した状態になってしまいます。
タネのみの冷凍だと、解凍して作る際に衣をつける手間が発生するというデメリットはあります。
しかし、酸化した油は健康にも良くないため、タネのみの保存も良いことがあるのです。
冷凍したコロッケの解凍方法・揚げたものと揚げる前
コロッケの解凍方法について説明します。
冷凍したままのコロッケを揚げる時は、直接凍った状態で油に入れることをおすすめします。
保存しているうちに霜が付くことがあるので、揚げる前に軽く水で洗い霜を拭き取ってください。
油が跳ねにくくなりやけどのリスクも減ります。
一方、揚げてから冷凍したコロッケは、室温で自然解凍してからオーブンやグリルで温めます。
外はサクサク、中はふんわりと美味しく出来上がります。
電子レンジで温めると、コロッケが乾燥してしまったり、衣が柔らかくなってしまうことがあります。
サクサク感を求める場合は電子レンジは使わない方が良いでしょう。
揚げる前のコロッケの冷蔵保存
惣菜コロッケの消費期限は?期限切れ2日は大丈夫?
スーパーやコンビニで買った惣菜コロッケは常温で放置した場合の消費期限は
- 夏:3~4時間
- 冬:室温で一日
となります。
冷蔵庫に入れておいた場合は消費期限は1日程度となります。
ですので、冷蔵庫で冷蔵保存しておいたコロッケなら次の日くらいなら食べても大丈夫であると考えられます。
ただし、食べる前には臭いや味を確認して傷んでないかのチェックはしましょう。
消費期限が切れて2日ほど経ったものはあまりおすすめしません。
人によっては食べても何も問題ないこともありますし、お腹を壊す人もいます。
体が丈夫でもない人は食べない方がいいでしょう。
スーパーで買った惣菜のコロッケの保存方法や日持ちについてはこちらの記事にまとめてあります。
冷凍についても述べてあります。
こちらも参考にしてください。
↓↓
スーパーの惣菜のコロッケは冷凍できる?保存の仕方と日持ち
コロッケは腐るとどうなる?
いくら消費期限内であっても時間を置いたコロッケを食べるときは腐ってないかチェックしましょう。
コロッケが腐ってるかどうかの見極めは見た目と味と臭いです。
コロッケが腐ったときの特徴です。
- 酸っぱい臭いがする。
- 油臭い。
- 酸っぱいような味がする。
- カビが生えてる。
- 糸を引いている。
- ねばねばしてる。
- なんかふにゃふにゃしている。
とりあえず、いつもと違う状態なら食べるのはやめておきましょう。
惣菜のコロッケを翌日の弁当に入れるのは?
惣菜のコロッケをお弁当に入れるとどうなるのか?という疑問にお答えします。
先ほどお話ししたとおり、惣菜のコロッケの消費期限は長く見積もっても翌日までです。
ですので基本的にはお弁当に入れてOKです。
しかし、一見問題ないようにも見えますが、お弁当は持ち運ぶ時間というものがありますよね?
消費期限自体はクリアしているかもしれませんが、夏場の熱い時期に何時間もかばんに入れっぱなしのお弁当は、食中毒の危険性があります。
そのため、持ち運ぶ際は保冷バックに入れることや、保冷剤を入れることが望ましいです。
お弁当を持って行った先に冷蔵庫があるのであれば、到着後すぐに冷蔵庫に移しましょう。
また、お弁当用の抗菌シートなどの便利グッズもあるので、取り入れてみてください!
スーパーのお惣菜を次の日の弁当に入れるときの注意点などについてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。
こちらも参考にしてください。
↓↓
スーパーのお惣菜を翌日のお弁当に入れるときの注意点・冷凍と解凍
コロッケにの消費期限についてお話してきました。
コロッケの他のお惣菜の消費期限についてまとめた記事があります。
スーパーで買ったお惣菜の種類別の消費期限や、消費期限の決め方などが書いてあります。
コロッケだけでなく他のお惣菜のことも気になった方は読んでみてください。
↓↓
スーパーで買ったお惣菜の消費期限っていつまで?次の日も食べていい?
まとめ
コロッケの適切な保存方法は、冷凍保存である、ということをお伝えしてきました。
当日、もしくは翌日食べるのであれば冷蔵保存もOKです。
ただし、食中毒を防ぐためにも、見た目や匂い、粘り気があるなど、気になるところがあるものは食べずに破棄しましょう。