米粉パンは名前の通りお米の粉で作るパンです。
手軽に食べられるヘルシーなパンとして人気を集めています。
ところで、ちょっと前に買った米粉のパンっていつまで食べられるのでしょうか。
普通のパンなら何となくわかるのですが、米粉パンはまだあまり馴染みがないので消費期限とか賞味期限がどれくらいなのかピンときませんよね。
ここでは米粉パンの消費期限、賞味期限や保存方法について解説していきます。
米粉の消費期限や賞味期限についてはこちらの記事にまとめてあります。
チェックしてみてください。
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米粉の賞味期限切れって大丈夫?未開封ならどう?消費期限と保存方法
米粉パンの消費期限と賞味期限はどれくらい?
まず賞味期限です。
パンの保存状態にもよりますが一般的に米粉パンの賞味期限は常温保存、冷蔵保存なら約2日です。
なぜなら米粉パンのは固くなりやすいからです。
それ以降は風味や味、食感は落ちていきます。
小麦粉を使った普通のパンの賞味期限は約2~3日と言われますから、それと比べると少し賞味期限は短いかも知れません。
一方、消費期限はだいたい一週間です。
普通のパンと変わりませんが気持ち早めに食べ切ってしまった方が良いかなと思います。
また、個人のパン屋さんで売られてる米粉パンはもっと消費期限が短いです。
個人のパン屋さんでも新商品やオリジナルの米粉パンは人気商品となってきています。
保存料や添加物を使用していなかったり、こだわりのお米や原材料を使用しているパンなども売られています。
このような米粉パンは消費期限が短く、焼きたての数時間の間や当日中に食べるよう記載されているものもあります。
このようなパンは早めに食べるようにしましょう。
消費期限が過ぎたものはあまり食べない方がいいです。
疑問に思った時はお店の人に聞いてみるのも良いですね。
食べきれないなと思ったときは早めに冷凍保存をお勧めします。
パン屋さんのパンの賞味期限についてはこちらの記事にまとめてあります。
参考にしてください。
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パン屋さんのパンの賞味期限!常温と冷蔵庫での日持ち解説
実は米粉パンでも種類や製造方法、原料がさまざまで消費期限がそれぞれ全然違ったりします。
米粉パンの中には、ロングライフ製法という方法で何ヶ月もの間常温で保存できる米粉パンもたくさん発売されています。
ロングライフ製法とは無菌の空間を作り出し、その中で殺菌した容器に殺菌した内容物を充填して密封する方法です。
非常食の備蓄用として販売されている米粉パンには賞味期限が何年もあるものも売られています。
パン屋さんで売ってる惣菜パンとかの日持ちですね。
消費期限がどれくらいなのか、冷蔵庫に保存してると日持ちは長くなるのかなど解説してます。
こちらも読んでみてください。
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惣菜パンの消費期限は何日くらい?パン屋のパンは冷蔵庫に入れたら長持ち?
米粉パンは腐るとどうなる?
米粉パンはでんぷんの老化(デンプンの水分が抜けて堅くなった状態)が他の小麦のパンと比べると早いので乾燥して固くなってしまいます。
当然のことながら美味しく食べられません。
腐ると他のパンと同様、カビが生えたり異臭がしたり湿気たり、固くなって乾燥したりします。
保存方法を間違ったかな?と思う場合は見た目ではわからなくても食べるのはやめて速やかに処分しましょう。
常温でも湿度や温度が高いとやはりカビが生えやすいので要注意です。
夏場や梅雨シーズンも常温での保存は注意してください。
直射日光の当たらない出来るだけ乾燥した涼しいところで保存しましょう。
レーズンパンの消費期限についてはこちらの記事にまとめてあります。
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レーズンパンの消費期限が切れてる!冷凍してたら大丈夫?
米粉パンの保存方法は冷蔵?冷凍?保存時の注意
米粉パンと小麦のパンは焼き方も材料も全てにおいて全く違いますので保存方法も異なります。
結論から言いますと米粉パンの保存は冷蔵でも冷凍でもどちらでもオッケーです。
でもどちらかと言うと、たくさん食べきれないなと思う場合は冷凍保存することをおすすめします。
冷凍保存すると一ヶ月ほど長持ちします。
冷蔵保存
あらかじめ食べる分だけカットしておき、出来れば温かいうちにラップできっちりと空気が
入らないように包みます。
温かいうちに包むと柔らかさが長続きして美味しく食べられます。
その後ジップロックのような保存袋に入れて冷蔵庫に保存しましょう。
︎冷凍保存
こちらも空気が入らないようにきっちりパンをアルミホイルで包んで冷凍します。
その後、冷凍用の保存袋に入れて冷凍すると風味を損なわずにおいしい米粉パンのまま保存できます。
なぜラップじゃなくてアルミホイル?と疑問に思った方もいると思います。
ラップだと水の分子が抜けてしまうのですが、アルミホイルでは水の分子を通しません。
なので空気中のカビ胞子を防ぐこともでき、ふっくらと保存できるのです。
そして、熱伝導率(熱の伝わりやすさ)の高いアルミホイルだとスピーディーにパンの冷凍ができ、さらに解凍もスムーズなのです。
米粉パンのおいしさを損なわずに冷凍をするにはアルミホイルが1番だといえます。
オートミールを冷蔵庫に入れるときの注意点についてはこちらの記事にまとめてあります。
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オートミールの作り置きを冷蔵庫に入れるときは注意!最適な保存方法紹介
冷凍保存した米粉パンの解凍の仕方
アルミホイルで包んだパンはそのままオーブンで焼くと熱がパン全体に行きわたり美味しく焼けます。
冷凍のパンを冷凍庫から出して食べるときは少し置いてから焼くと水分のせいでパンがベタベタ、ふにゃふにゃになってしまい、美味しくなくなります。
ですので、冷凍庫から出したらすぐにオーブントースターで焼いて下さい。
あらかじめトースターを温めておくとこんがりとふっくらと美味しいパンが焼けますよ。
普通のパンを冷蔵庫保存してて消費期限が切れた場合食べて大丈夫なのでしょうか。
パンの消費期限についてはこちらの記事にまとめてあります。
こちらもチェックしてみてください。
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パンの消費期限切れて1日2日!食べても大丈夫?冷蔵庫ならOK?
まとめ
米粉パンの賞味期限は常温保存、冷蔵保存ともに約2日です。
消費期限は一週間ほど、冷凍保存すると約1ヶ月ほどになります。
米粉パンを長持ちさせるコツは食べきれない分はすぐに冷凍保存することです。
冷凍保存をするとおいしさを保つことができます。
時間が経つと乾燥してくるので、上手く保存しておいしく消費しましょう。