「今日は卵焼き綺麗に作れた!いっぱい作っちゃおう!」
そんな日ってありませんか?
でも、卵はぼんやりしたイメージで「日持ちしにくい」「食中毒の危険性高い」から作りすぎるのもなあ…って思いますよね。
ここでは、卵焼きは冷蔵庫に入れておくとどれくらい日持ちするのか、次の日のお弁当に使えるのか紹介していきます。
まあ、だいたい次の日までだと思っておきましょう。
卵焼きは冷蔵庫に入れたら何日くらい大丈夫?
卵焼きを冷蔵庫で保存した場合は翌日までは日持ちします。
でも、なるべく早めに食べるようにしましょう。
冷蔵庫で保存する際は、卵焼きにラップをしっかりかけて乾燥を防ぐようにしましょう。
ただ、夏場などの食品が傷みやすい季節は、2日保存しただけでも腐ってしまう可能性もあるので、十分注意しましょう。
また、冷蔵庫に入れたとはいえ、菌の繁殖を完全に防ぐことはできないため、あまり長く保存していた卵焼きを食べることはオススメできません。
なので、自分で作った卵焼きが「もしかしたら腐っているかも」と思ったら下記の点をチェックしてみてください。
- 酸っぱい匂いがしないか
- いつもとは違う変な匂いはしないか
- 表面がべたべたとして糸を引いていないか
少しでもおかしいな、と感じたら「もったいない」よりも安全の方が大事なので迷わず廃棄しましょう。
卵焼きの作り置きを冷蔵庫に保存する方法
卵焼きはお弁当の定番おかずです。
作り置きが出来たら朝の時短に繋がりますよね。
ただ、残念ながら卵焼きは作り置きに向きません。
冒頭で紹介したように、冷蔵庫で保存した場合でも食べきる目安は当日~翌日と、かなり日が短いです。
そのため、もし作り置きをしたい場合には冷凍での保存をオススメします。
冷凍保存する場合には、約2週間程度日持ちします。
それ以上冷凍してしまうと冷凍焼けを起こしてしまい、美味しく食べられなくなってしまうので、保存期間は注意しましょう。
冷凍保存する際は、卵焼きとラップに隙間がないように綺麗に包んで密閉します。
その後、ジップロックなどの袋に入れて冷凍庫に保存しましょう。
注意点として、卵焼きの中でも「出汁巻き卵」などは冷凍保存には向きません。
水分が多く、冷凍してから解凍すると、その水分が抜けてしまって食べるとあまり美味しくはないからです。
だし汁の代わりに砂糖を多く入れて作るなどして水分量を減らす工夫が必要です。
卵焼きは冷蔵庫に入れたら翌日のお弁当に使える?
卵焼きを冷蔵庫に入れておいたのなら、翌日のお弁当に使うことは出来ます。
ただ、お弁当に入れた後は常温となってしまうので、菌を繁殖させない工夫が必要となります。
保冷剤をお弁当につけたり、市販で売られているお弁当用の抗菌シートを乗せるなどした方が良いです。
もし、子供のお弁当に卵焼きを入れるのであれば、お弁当の保管場所なども気を付けたいところです。
直射日光に当たる場所や、高温多湿になるところにお弁当を放置してしないようにしましょう。
菌が繁殖してしまい、お弁当を食べる時間には腐っていた、なんてこともあり得ますからね。
また、「翌日のお弁当に入れる」ことをあらかじめ想定している場合には、卵焼きを作る時「いつも以上にしっかり火を入れる」ようにしましょう。
少しでも生焼け部分が残っていたとしたら、それは生卵を翌日まで放置したあげく、それを食べていることと同じことになります。
実際にこういうケースで食中毒が起こることは少なくは無いです。
私が前にテレビを何気なく見ていた時もこんな事例を目にしました。
「旦那さんが最近、毎日お腹を壊していたが、その原因が実は奥さんがお弁当に入れていた卵焼きだった」
これ、衝撃ですよね。
でも、まさに「卵焼きの生焼け」が原因です。
生焼け状態の卵焼きを朝に旦那さんのお弁当に詰めた結果、お昼までの数時間で菌が驚くほど繁殖してしまったんですね。
それを食べてた旦那さんは毎日軽い食中毒を起こしていたそうです。
愛妻弁当がまさかの悲劇って感じですよね。
私は卵焼きを綺麗に作るのが苦手で、たまにある「綺麗に作れる日」みたいなコンディションがいい日は調子に乗っていっぱい作ってしまいます。
「作りすぎたけど、これって、明日のお弁当に入れられるかな?」
なんて思ってましたけど、ちゃんと火が通ってるか確認しないといけませんね。
まとめ
今回は「卵焼きの日持ちの目安」や「作りすぎた卵焼きを翌日にお弁当に入れる際の注意点」など、実際にあったケースなども交えながら紹介しました。
卵焼きって作るのが結構難しくて、変な形になったり焦げちゃったりします。
ですから、綺麗に作れた時ってなんか自慢したいし、お弁当に入れて家族にアピールしたいですよね。
ただ、お弁当に入れる場合には、腐らないように色々な工夫が必要になることをあらためて頭に入れておきたいところです。
今回紹介した「卵焼きを翌日にお弁当に入れる場合の注意点」をまとめます。
- 常温保存はせず、冷蔵庫で保存する
- 卵焼きにしっかり火を入れる
- お弁当に保冷剤を付けたり、抗菌シートを入れたりする
- お弁当を食べるまでの保存方法にも気を使う
暑い日が続く季節には、食品の傷み対策などはしっかりしつつ、時短で家事をこなして自分の時間も有効活用したいですね。