おでんを冷蔵庫に1週間保存したものは大丈夫?熱いまま鍋ごと入れる?具ごとの消費期限
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おでんを冷蔵庫に1週間保存したものは大丈夫?熱いまま鍋ごと入れる?具ごとの消費期限

寒い季節になってくると食べたくなる熱々のおでん。

好きな具材をたくさん入れて作れることから、ついつい色んな具材を入れて作りすぎて余ってしまうことが多いですよね。

そんなおでんの保存方法ですが、冷蔵庫で保存したときの日持ちはどれくらいなのでしょうか。

タッパーに入れて1週間放置してたおでんとか気になりますよね。

 

結論から言いますと、1週間前のおでんは食べない方がいいです。

 

実はおでんは冷蔵庫保存なら火を通さなくても3日程度であれば日持ちします。

3日もあれば、たくさん作りすぎてしまっても家族で食べきれそうな気がしますよね。

 

 

ここでは、おでんを冷蔵庫に1週間入れてたものが食べられるのか、おでんの具によって消費期限が異なるということと常温での保存方法を紹介していきます。

 

おでんを冷蔵庫で1週間はどう?熱いまま鍋ごとはダメ

冷蔵庫で保存した場合、火を通さなくても3日程度は日持ちします。

1週間はどうかと言いますと、入れっぱなしにしてたおでんは傷んでる可能性が高いので食べない方がいいでしょう。

毎日冷蔵庫から出して火を通していたおでんであれば、1週間程度は日持ちすることもあります。

 

しかし、冷蔵庫に入れる時の注意点として、おでんが十分に冷えてから入れるようにしましょう。

おでんが熱いまま冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫の中の温度が上がり他の食品が傷んでしまう可能性もあるからです。

 

特に夏場は冷蔵庫に入れていても食品が傷みやすくなる季節なので、ちゃんと「おでん」が冷えてから入れるようにしましょう。

おでんが冷えるのを待ってられない場合は、鍋を移し変えて氷の上に置いて冷やすと早く熱が逃げますよ。

あとは、熱が逃げやすいように具同士の重なりを減らして、表面積を広くするのも裏技の一つです。

 

お鍋で作る料理にはシチューもあります。

シチューの保存方法や日持ちについてはこちらの記事にまとめてあります。

参考にしてください。
↓↓
シチューは冷蔵庫で何日もつ?5日後は?保存は鍋のまま入れてOK?

おからの煮物の消費期限についてはこちらの記事にまとめてあります。
↓↓
おからの煮物の日持ちは冷蔵庫に入れてどれくらい?保存方法も紹介

 

おでんは冷凍保存できる?

冷蔵庫で保存しても余るくらいの量を作ってしまった場合には、冷凍するという手もあります。

ただ、「冷凍に向いている具材」と「冷凍に向かない具材」もあるので注意が必要です。

そのため、ご紹介する「冷凍しても美味しく食べられる具材」については、冷凍することをオススメします。

 

▼冷凍保存に向いている具材

  • 牛すじ
  • はんぺん
  • さつまあげ
  • つみれ
  • 昆布
  • ロールキャベツ

▼冷凍保存に向かない具材

  • 厚揚げ
  • 大根
  • こんにゃく

ご紹介した「冷凍保存に向かない具材」については、一度冷凍してしまうと食感や風味が大きく変わってしまい、美味しく食べられなくなってしまいます。

大根は特に一度冷凍してしまうと、ぶよぶよとした食感になってしまいます。

せっかく美味しく作ったおでんが台無しになって悲しい経験をしたことがあります。

 

それに対して冷凍保存に向いている具材は、練り物系の具材が多いです。

温めなおして食べても食感などが損なわれないので、これらの具材は冷凍保存を試してみてはいかがでしょうか。

 

また、冷凍保存する際にはおでんの汁と具を分けることや、食べきれる量を小分けにすることも大事です。

冷凍保存用の袋などにおでんの汁を入れて保存し、具材は、重ならないように小分けにして冷凍するのです。

小分けにして保存することで食べたい時に食べたい分だけ温めることが出来るのでとても便利ですよ。

 

ただ、冷凍保存したおでんの具材は長くても1カ月以内で食べきるのが目安となります。

1か月を過ぎても腐ることは無いですが、冷凍やけなどから美味しく食べられなくなります。

 

冷凍保存は便利ですが、冷凍したことを忘れてしまいがちになります。

「冷凍した日」や「具材の名前」などを冷凍保存袋に書いておくなどして工夫しておくと良いかもですね。

 

卵焼きを冷蔵庫に入れておいたときの日持ちについてはこちらの記事にまとめてあります。
↓↓
卵焼きは冷蔵庫での日持ちは何日?翌日のお弁当に使える作り方

 

おでんを常温で日持ちさせるには

冷蔵庫の中がいっぱいで、冷蔵庫におでんを入れられない場合ってきっとありますよね。

そんな時、「常温でも日持ちするのかな?」と考えたことがあるかと思います。

常温でも日持ちするかについては、季節がかなり関係してきます。

 

夏場の常温保存は、菌が繁殖してしまうことにより食中毒の危険性が高まるため、絶対にやめましょう。

夏場の場合、調理してから数時間室温に置いておいただけでも、かすかに酸っぱいにおいがすることもありますよね。

それくらい夏場は調理した料理の傷むスピードが早くなるため、気を付けたいところです。

 

冬場で常温で保存する際の注意点を紹介していきます。

 

暖房の部屋で保存しない

冬場でも気温が高い場合、室温や湿度の状況によっては1日で傷んでしまうこともあります。

冬場だと、外は寒くても室内では暖房をつけますよね。

暖房で室温が上がってしまい、夏場と同じように傷む原因となります。

 

そのため、出来るなら冬場でも常温保存は避けて冷蔵庫での保存をオススメします。

 

毎日火を通す

どうしても常温保存をしたい場合には、必ず11回以上は火にかけるようにしましょう。

火を通すことで雑菌の繁殖を防ぎます。

 

直射日光に当てない

おでんを保存する場合は直射日光の当たらない場所に置いておきましょう。

 

鍋の蓋をする

鍋の蓋をして保存するようにしましょう。

雑菌の侵入を少しでも防ぐためです。

 

これを心がけることで、常温でも2日~3日は日持ちします。

うちの母も寝る前には毎日鍋に火を入れていましたよ。

 

火にかける際も、必ず沸騰するまで火を入れてあげて、最低でも1分以上は沸騰状態のまま加熱してください。

食中毒を引き起こす菌には様々な種類がありますが、熱に弱い菌であれば沸騰してからしばらく加熱を続けることで死滅します。

 

家で揚げたコロッケの消費期限についてはこちらの記事にまとめてあります。
↓↓
揚げたコロッケの日持ちは冷蔵庫でどう?惣菜の消費期限切れ2日は大丈夫?

 

まとめ

ついつい作りすぎてしまう「おでん」ですが、冷凍保存や冷蔵庫保存を活用すれば、安全に長く日持ちします。

最初から冷凍保存することを目的として多く作っておけば、初日のうちに食べる分と、冷凍する分とで分けることも出来ます。

何か1品足りない時などに、冷凍保存しておいた「おでん」を出すことで料理の時短にも繋がりますね。

 

冬場になると定番の料理となる「おでん」。

多く作ってしまうと食べきれずに処分を考えたり、飽きてしまったりすることが多いと思います。

正しい保存方法などを活用して、食材を無駄にせず美味しく食べたいですね。

スーパーで買ったお惣菜の消費期限についての記事はこちらから。
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