お家でお手軽に作れるお菓子といえば、クッキーですよね。
たまに作ると生地が「ちょっと多かったな」と思うことがあります。
そんなときは、冷凍保存がオススメです。
クッキー生地は冷凍できるんです。
今回はクッキー生地の冷凍保存の日持ちや冷凍・解凍の方法からおいしい焼き方までをまとめてみました。
クッキー生地の冷凍保存の日持ちはどれくらい?
クッキー生地はきちんと冷凍できれば1ヶ月くらい日持ちします。
作ってから「ちょっと多かったな…」という場合でも、冷凍保存で一ヶ月も日持ちするなら、週末ごとに焼いて食べることもできますね。
無理やり焼いて無理やり食べることもなくなります。
室温で2~3日はもちますが、時間が経つにつれて、やっぱり味は落ちていくもの。
すぐに食べない場合は冷凍保存しましょう。
クッキー生地の冷凍方法と解凍方法
クッキー生地の冷凍・解凍方法を解説します。
クッキー生地を冷凍するときは、次の2点に気を付けましょう。
- 乾燥させてしまわないように
- におい移りしないように
ですので、空気に触れないようにラップでぴっちぴちに包み、ジップロックに入れ、空気を抜いてから口を閉じましょう。
これは他の食材を冷凍する時と同様ですね。
冷凍・解凍方法は生地に含まれるバターの割合で変わってきますから、注意してくださいね。
◆バターが少ない型抜きクッキーの場合◆
バターが少なく硬めのクッキーは、生地を薄~く伸ばした状態で冷凍すると良いですよ。
- クッキー生地を棒で薄~く伸ばす(実際に型抜きするときの薄さまで伸ばしましょう)
- 空気に触れないように1枚ずつラップで包む(乾燥を防ぐために、ラップをぴっちぴちに包みましょう)
- ジップロックに入れて空気を抜いてから袋をとじましょう。
- 解凍する時は室温でOK。5分くらい置くと半解凍になりますので、お好きな型で抜いて、そのまま焼きましょう。
◆バターが多いアイスボックスクッキーの場合◆
バターが多く軟らかいクッキー生地の場合は、棒状のままで冷凍保存することができます。
- 一度に食べる量に分ける。(包丁で切って焼きますので、一度に食べる分に分けて冷凍しましょう)
- 空気に触れないように1本ずつラップでぴっちぴちに包む。(型抜きクッキーと同様です。乾燥を防ぐために空気を抜くように包みましょう)
- ジップロックに入れて空気を抜いてから袋をとじましょう。
- 解凍するときは冷蔵庫で1時間ほどで半解凍になります。お好みの厚さに切って、そのまま焼きましょう。
- アイスボックスクッキーはバターを多く含んでいるからか、冷凍してもかっちかちにはなりません。
半解凍までせずとも包丁で切れるようでしたら、冷凍のままオーブンで焼くことができますよ☆
アイスボックスクッキーについては保存期間や冷凍保存の方法を別記事でまとめてあります。
こちらも参考にしてください。
↓↓
アイスボックスクッキーを保存できる期間は?冷凍保存で日持ちする?
解凍したクッキーの上手な焼き方
先ほどご紹介しましたが、生地を解凍する時は、必ず半解凍の状態で焼きましょう。
完全に解凍させてしてしまうと、生地が軟らかくなりすぎてべとべとになり、上手く型が取れなかったり、上手く切れなかったりします。
季節の違いで室温に差が出てきたりしますので、生地の様子を見ながら進めてくださいね。
型抜きや包丁で切ることのできる硬さであればOKですので、「ちょっと硬いかも?」といった硬さでも問題ありません。
切れればいいのですから。
それでも解凍しすぎてしまった場合は、冷蔵庫や冷凍庫で少し冷やすと型抜きしやすく、切りやすくなりますよ。
最初に生地を作るときに手でこねこねしすぎて軟らかくなってしまった場合も、同じように冷やすと硬くなり切りやすくなりますので、ぜひ試してみてくださいね。
ちなみに、型抜きしてしまったクッキーを冷凍した場合は、解凍せずにそのままオーブンで焼くことができます。
型抜きしたクッキーを冷凍するときも、必ずラップはしっかりと空気を抜くように包ん田上でジップロックをしましょう。
また、焼いてしまったクッキーを冷凍することもできます。(市販のクッキーもできますよ。)
冷凍したものを解凍すると水分を含んでしまいますので、オーブンで焼き直すのがおすすめです。サックサクで焼きたてのようにおいしくなりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
クッキー生地の冷凍保存の日持ち、冷凍方法と解凍方法、焼き方について紹介しました。
多く作りすぎたときは冷凍保存がおすすめです。