茹でてしまったそうめんはどれくらい日持ちするのでしょうか。
調理前だと長く日持ちするのはよく知られていると思います。
乾麺タイプだと産地にもよりますが、少なくとも1年は十分持ち、半生タイプは2~3カ月、生タイプだと1カ月保存可能です。
私の家でも子供が大好きなので、常にストックを置いています。
でも、そうめんをちょうどいい量で作るのって案外難しいものです。
特に子供はその時の気分によって食べる量が全然違います。
「足りないといけないからと、多く作ったのに余ってしまった」なんて事がありませんか?
茹でたそうめんは保存することができますよ!
今回は茹でたそうめんがどれくらい日持ちするのかと長持ちする保存方法について解説します。
茹でたそうめんの賞味期限はどれくらい?
そうめんは茹でてしまうと、急激に賞味期限が短くなってしまいます。
時間が経つと伸びてしまい、食感もモサモサした感じになっていき味の質はどんどん落ちていきます。
食感や風味にこだわらなければ、冷蔵保存で2日程度日持ちします。
ですが、保存している間も味は落ちていくので早めに食べきりましょう。
冷凍保存すると約2~3週間保存可能になりますが、早めに食べることをおすすめします。
ただし、保存の仕方が悪いと保存期間内でも傷んで食べられない可能性があります。
そうめんが傷んでいる状態をいくつかご紹介しますので注意しましょう。
・ヌメリがある
触れたときにヌメリがある場合は傷んでいる可能性があるので処分したほうが安心です。
・カビが生えている
白いカビや青緑のカビがついていたら危険です。
特に、高齢者や子供など免疫が低い人には危ないので注意しましょう。
・匂いがする
酸っぱい匂いや異臭がしたら腐っている可能性があるので、絶対に食べないようにしましょう。
また、他の食材の臭いが移っている場合もあります。
特に、冷凍保存すると長時間冷凍庫に入れているせいで臭いが移りやすくなります。
食べられないわけではありませんが、食べるときに結構気になりますのでおすすめはしません。
夏の食べ物といえばところてんもありますね。
ところてんの賞味期限や食べ方についてはこちらの記事にまとめてあります。
参考にしてください。
↓↓
ところてんの食べ方!洗う?汁は捨てる?賞味期限と各地の特徴
茹でた素麺の上手な保存方法
茹でてから1~2日程で食べる予定なら冷蔵保存が良いでしょう。
ただし、保存方法を間違えるとかピカピに乾燥したり、コシがなくなってベチャベチャになってしまいます。
麺がくっついて食べにくくなるからと、そうめんを水の入った器に入れたまま冷蔵庫で保存する人がいますよね。
この方法はNGです。
水につけたままにしていると、水分を吸って麺が伸びてしまいます。
冷蔵保存するときは
- ザルなどでしっかり水気を切る。
- 一食分ずつラップで包む。
- さらに保存容器または、密閉できる袋に入れる。
- 冷蔵庫に入れて保管する。
という順で保存しましょう。
麺は空気が触れると劣化が進みます。
ですので、空気に触れないように、しっかり空気を抜きながらラップで包んでいきましょう。
また、保存したそうめんを食べるときに麺がくっついてしまいますよね。
これは麺に含まれるでんぷんが表面に出てくるためです。
無理やり剥がそうとすると、麺がちぎれてしまいボロボロに崩れてしまいます。
食べる直前に少し水をかけるまたは、流水ですすいだりして麺のくっつきを解消するといいですよ。
スーパーやコンビニで売られている、そうめんやザルに付属される「ほぐし水」をよく見かけませんか?
名前の通り、麺をほぐしてくれる水です。
そういう商品を使用するのもいいかも知れませんね。
そうめんの冷凍保存の方法
すぐに食べる予定がない場合は冷凍保存しましょう。
保存方法は
- ザルなどでしっかり水気をきる。
- 一食分づつフリーザーバックに平らに広げて入れる。
- 一旦冷凍庫に入れ、少し凍ったら取り出して完全に空気を抜く。
- 冷凍庫に入れて保管する。
解凍しやすいように薄く平べったく伸ばすのがポイントです!
空気が残っていると、霜が付いて劣化が進みやすくなるので空気は抜いてください。
ただし、冷凍保存すると風味や食感がなくなってしまい、ボソボソとした食感になります。
冷凍したそうめんは解凍後に冷やしそうめんとして食べるのはおすすめしません。
電子レンジや自然解凍すると食感が悪くなりますので、加熱調理でリメイクするのがおすすめです。
温かいスープを入れてにゅうめんにしたり、油で揚げて「揚げ麺」にしてもいいですね。
まあ、出来るならば冷凍保存は避けて早めに食べるのが良さそうですね。
まとめ
茹でたそうめんの保存期間は冷蔵保存で2日程なのですぐに食べるなら冷蔵庫へ、冷凍保存なら2~3週間なのですぐに食べない場合は冷凍庫に保存しましょう。
ただし、おいしいうちに食べたいのであれば翌日に食べ切ることをおすすめします。
保存の仕方が悪いと傷んでしまう可能性もあります。
保存するときは、風味や食感が損なわないように「しっかり水気を切る」「空気を抜く」というこの2つを守りましょう。
一食分の目安は手のひらサイズがおすすめです。スープやみそ汁などにいれるのに丁度いい量ですよ。