スープの冷蔵庫での日持ちは?冷凍だとどのくらい?

ダイエット中や、汁物が足りない時に作ると重宝される野菜スープ。

冷蔵庫に余っている野菜をなんでも入れて作ることが出来るので、予定よりも多く作ってしまった経験が無いでしょうか。

私も冷蔵庫の整理を兼ねて、たまに作るんですが、あれもこれもと入れてしまうため結構大量になってしまいます。

 

そうなると気になるのが日持ちですよね。

野菜スープの種類によっては、日持ちの日数が大きく異なってきます。

日持ち日数を伸ばすには、正しい保存方法で保存する必要があります。

 

この記事では、野菜スープなどのスープを作りすぎてしまった時の保存方法などを詳しくご紹介していきます。

簡単に答えを言いますと、常温では日持ちはしないので注意が必要ですが、冷蔵庫に入れておくと数日は日持ちしますよ。

また、冷凍保存することで約1か月程度は日持ちします。

スープの冷蔵・冷凍での日持ち日数は?

さきほど、野菜スープは冷蔵で数日、冷凍保存で1か月ほど日持ちするとご紹介しました。

手作りした野菜スープなのか、市販で売られているスープなのか、などの状況によっても変わってくるので下記にまとめました。

▼手作り

  • 常温の場合:ほとんど日持ちしないので当日に食べきりましょう
  • 冷蔵庫に保存した場合:23日程度
  • 冷凍庫に保存した場合:約1か月

 

▼市販品

  • レトルトパウチ品:数カ月~1年程度
  • 粉末やフリーズドライ:2年~5

このように、手作りでは日持ちがほとんどしませんが、市販品では長めに賞味期限が設定されているものが多いです。

 

ただ、あくまで上のまとめは目安となるので、市販品の場合は必ずパッケージなどの賞味期限や保存方法などに目を通すようにしましょう。

 

スープを冷蔵庫に入れるときの保存容器は?正しい保存方法

スープを冷蔵庫保存する時、一番心配なのは液漏れではないでしょうか。

冷蔵庫で野菜スープを保存する時は、液漏れをさせないために密閉性の高い保存容器(タッパー)に入れることをオススメします。

 

また、電子レンジに対応している保存容器に入れておけば、食べる時にそのままチンで温めることも出来ます。

冷蔵庫から取り出して、そのまま温めてすぐに食卓に出すことが出来るのは便利ですよね。

 

次に保存方法について紹介します。

野菜スープを作りすぎてしまった時、熱々のスープをすぐに保存容器に入れて、すぐに冷蔵庫へ入れる。なんてことをしている方はいないでしょうか。

この行為は結構危険です。

なぜなら、熱々のスープを冷蔵庫に入れてしまうと、近くの食材が傷んでしまったり、冷蔵庫内の温度が上がってしまったりする可能性があるからです。

必ず、粗熱を取ってから保存容器に入れることをオススメします。

 

スープの粗熱を取る際は、素早く冷ますようにしましょう。

ゆっくりと荒熱を取ると、雑菌が繁殖しやすい温度帯が長くなってしまいます。

急激に冷やすことで、この雑菌が繁殖しやすい温度帯の時間を短くすることができるため、食中毒のリスクを下げることができます。

素早く温度を冷ますには、スープを入れた保存容器に保冷剤をあてたり、ポリ袋に入れた氷水をあてたりする方法があります。

 

最後のポイントです。

スープを保存するときは、「1人分ずつ小分けに」を意識してください。

これは、温めた後に食卓に並べる際に、器を移し替えたりする手間が省けるためです。

 

また、大きめの保存容器に余ったスープを全部入れて保存すると、先ほど紹介した「粗熱を取る」ことも大変です。

更には、食べる時に電子レンジで加熱した際も、あまりに量が多いと温めが不十分になってしまうため、色んな意味で小分けに保存することをオススメしています。

スープの種類で日持ちはどれくらい違う?

スープと言っても色々な種類がありますよね。

冒頭でご紹介した日持ち日数はあくまで全体の目安となりますため、種類によっては日持ち日数が極端に短いものもあります。

たとえば我々日本人の大好きなスープの1つ、みそ汁です。

みそ汁は、夏場になると特に危険で、夜に作っても翌朝には腐ってしまうこともあります。

また、牛乳を使って作るポタージュなども日持ちしません。

牛乳はもともと傷みやすい食材であり、それを加工して作るポタージュは日持ちには向かないんです。

なので、ポタージュもその日のうちに食べきるようにしましょう。

 

他にもクラムチャウダーやコーンスープ、豚汁なども日持ちには向かないため、できればその日のうちに食べきるようにしたいですね。

まとめ

今回はスープの日持ちについてご紹介しました。

私がまだ料理に不慣れだった頃、野菜スープを初めて作ったときに気合を入れすぎて作りすぎてしまったんですね。

その当時は、食べ物の日持ちなども気にしたことがなかったんです。

夜に作った野菜スープを次の日の朝に食べようと常温で置いておきました。

作った時期も夏場でちょうど悪いコンディションが重なったんですが、翌朝食べると「昨日作った時とは違うような臭いがする」と感じ、食べずに廃棄したことがあります。

今考えても、その日のうちに冷まして冷蔵庫に保存するなどしておけば食べることが出来たのに、と思っている料理にまつわる悔しい経験の1つです。

この記事をご覧になっている皆さんには、あの当時の私のようにはなってほしく無いので、今回ご紹介した方法などを活用していただけたらと思います。