パンの消費期限が切れてても冷蔵庫なら1日2日くらい過ぎてても大丈夫?

小腹が空いたなぁ…この間買ったパンがあったから食べよう、と消費期限を確認したとき「あら、過ぎちゃってる!」なんてことありますよね。

しかも、ゆうに3日は過ぎてしまっているなんてことも。

ほかに食べられるものはないし、見た目は大丈夫そうだからできるなら食べたい… でも、食べてお腹を壊しちゃったらどうしよう?

と迷ったそこのあなた。

今回は消費期限切れのパンはどれくらいまでなら食べても大丈夫なのか、まとめました。

結論を言いますと、食パンなら3日くらいは大丈夫です

冷蔵庫のパンの消費期限が切れて3日以上経ったのは大丈夫?


忙しい朝の食卓には欠かせない食材の1つ、パン。

うっかり食べ忘れてしまったりして気が付くと消費期限を過ぎてしまうこともあります。
「2日くらいなら大丈夫だよね?」「いや、腐ってるかもしれないしな…」という葛藤も生まれますよね。

私は1日過ぎたくらいであったら普通に食べてしまっていますが…。

冷蔵庫で保管していたし大丈夫なんじゃないか、という思いもありますが実際の所はどうなのでしょうか。

食パンや菓子パンなど、パン別にご紹介していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

食パン

まずはよく食べられている食パン。

一般的な食パンは常温保存だと製造日から大体3日~4日とされています。

これが冷蔵庫で保存をした場合は1週間くらいに延びるんです。

なので冷蔵庫に入れていれば少しくらい過ぎていても食べられる、ということになりますね。

ただ、冷蔵庫で保存すると冷気で乾燥が進むため、本来のふわふわした食感は損なわれてしまいパサパサしてしまいます。

なので冷蔵庫での保存はあまりおすすめ出来ません。

また、季節によっても変わってきます。

夏の場合

じめじめと暑く、湿気の多いこの時期は常温で保存していると袋の中が蒸れてしまい、カビが発生しやすくなります。

このことから、消費期限切れのものは目に見えなくてもカビが生えている可能性があります。

ですので、夏場は消費期限切れの食パンは食べることはおすすめ出来ません

冷蔵庫で保存していた場合は、湿気やカビの発生も抑制できているので2、3日の賞味期限切れのものは食べることは可能です

 

冬の場合

夏とは違って外気が冷たいから大丈夫じゃない?と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。

冬では暖房をかけるので、場所によってはとても暖かくなります。

その結果、寒暖差による湿気によって夏同様、カビが発生してしまうこともあります。

ですので、見た目が大丈夫でも消費期限が切れたものは控えるようにしましょう。

冬であっても涼しい場所で保存するようにように気をつけましょうね。

 

暖房をつけていない部屋で保存をしていたのであれば、2~3日は消費期限が切れていても食べることは可能です。

いずれも、冷蔵庫で保存をしていれば少し消費期限が切れていても食べることは可能ですが、早めに食べることをおすすめします。

 

ただ、先ほども述べましたが、冷蔵庫での保存は水分が抜けてしまって味が落ちますよね。

そんな場合は、ラスクなどにすれば美味しく食べられますよ。 

 

菓子パン

クリームパンやあんぱん、焼きそばパンなどの惣菜系のパンですが、ほかのパンに比べると水分も多く、傷みやすくなっています。

そのため、季節や消費期限に関わらず、早めに食べることをおすすめします。

パン屋さんなどで買ったものは当日、食べられない場合は翌朝には食べてしまうのが良いでしょう。

カビは表面だけではなく、根が深いので厄介です。

傷んでいないか、カビや臭いなども食べる前にチェックしましょう。

パンの消費期限は冷凍庫に入れると延びる?

冷凍庫でパンを正しく保存すると、食べられる期限は冷蔵保存するよりも延びます。

なんと、菓子パンなども冷凍保存ができちゃうので驚きです。

 

食パン
春や秋など:1ヶ月程度
夏など:2週間程度
冬:3ヶ月程度の保存可能
菓子パン
あんぱんやメロンパンなどほとんどの菓子パン、惣菜パンが可能。
約2週間程度保存可能。(NGの具材もあり)

 

※菓子パンの冷凍NG具材について

  • いも類
  • 加熱した卵を使用したもの
  • 生の果物を使用したもの
  • 生クリームを使用したもの

などは食感が変わってしまったり、解凍時に溶けてしまったりと味を損なってしまうためNGです。

一方、つぶしたイモやゆで卵の黄身だけなどは、比較的食感なども変わりにくいので大丈夫ですよ。

パンを美味しく冷凍保存する方法

長く美味しく食べるために、保存方法しておすすめなのは、やはり冷凍庫で保存する方法です。

パンのメーカーも推奨する保存の仕方ですので、やらない手はありませんね。

その冷凍の仕方についても、少しコツがあります。

食パンについては、そのまま冷凍庫に入れてしまうとかさばるうえに、冷凍焼けしやすくなってしまいます。

なので、1枚ずつラップに包んで、フリーザーバックに入れて冷凍しましょう。

1枚ずつ分けることで、臭い移りや乾燥も防いで、美味しさを損なうことなく保存することができます。

私は出してすぐ焼けるように、ラップ+アルミホイルで包んで保存しています。

楽に美味しく食べることができるのでおすすめですよ。

菓子パンの場合は袋をあけず、そのままフリーザーバッグに入れて冷凍保存します。

パンが個包装されていない場合は、食パンと同様、ラップに包んでフリーザーバッグに入れて冷凍保存してください。

食べる際は、少し解凍してから焼いて食べると良いですよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。

消費期限が過ぎてしまっても、保存の仕方によっては問題なく食べられます。

その上、保存にひと手間加えるだけで長くパンが楽しめるようになるのは嬉しいですよね。

今回は保存の仕方などもご紹介しましたが、冷蔵庫で保存する場合も、冷凍庫で保存する場合も日が経つごとに風味などはどうしても落ちていってしまいます。

そのあたりも気をつけながら、パンを存分に楽しんでみてください。