パンの消費期限切れて1日2日!食べても大丈夫?冷蔵庫ならOK?
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パンの消費期限切れて1日2日!食べても大丈夫?冷蔵庫ならOK?

小腹が空いたなぁ…この間買ったパンがあったから食べよう、と消費期限を確認したとき「あら、過ぎちゃってる!」なんてことありますよね。

しかも、ゆうに3日は過ぎてしまっているなんてことも。

ほかに食べられるものはないし、見た目は大丈夫そうだからできるなら食べたい… でも、食べてお腹を壊しちゃったらどうしよう?

と迷ったそこのあなた。

 

今回は消費期限切れのパンは1日や2日切れてても食べても大丈夫なのか、冷蔵庫に入れておいたら少しは期限が伸びるのかまとめました。

 

食パンとその他のパンの消費期限

そもそもパンの消費期限はどれ程でしょうか。

食パンとその他の菓子パンなどについて解説します。

食パンの消費期限

未開封の食パンは、通常、賞味期限が3日から4日程度とされています。

しかし、温度が5℃から35℃、湿度が45%から85%の範囲を維持できない場合は、食パンが腐敗する可能性があります。

高温や多湿を避けて保存することが推奨されます。

 

開封した食パンは、パッケージを開けることで細菌が入り込みやすくなり、腐りやすくなったり、乾燥しやすくなります。

そのため、開封後は賞味期限に関わらずできるだけ速やかに食べきるか、適切な保存方法によって長持ちさせる工夫が求められます。

 

その他のパンの消費期限

スーパーマーケットやコンビニエンスストアで購入するパンの場合、パッケージに記載された期限をまず確認しましょう。

通常、これらのパンの期限は製造日から3日から5日間となっています。

 

地元のパン屋で購入したパンは、一般的に購入日を含めて1日が消費の目安とされます。

これは、パン屋で直接販売される製品には食品表示の義務がなく消費期限が設定されていないことが多いためです。

また、パッケージングされていない直売のパンは、包装された商業パンよりも保存性が低い傾向にあります。

特に、惣菜パンや生クリームを含むパンは、品質が早く落ちるため購入した日に消費することが推奨されます。

 

自宅で焼いた手作りパンに関しても、購入したパンと同様に作った日に食べることをお勧めします。

自宅で作るパンは、商業的に製造されたものやパン屋のパンに比べて保存性が低いため焼いたその日、または遅くとも次の日(24時間以内)には食べきるように心がけましょう。

 

パン屋さんのパンの賞味期限についてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。

参考にしてください。
↓↓
パン屋さんのパンの賞味期限!常温と冷蔵庫での日持ち解説

 

食パンやパンの消費期限切れ1日2日のパンは食べられる?

パンは消費期限を過ぎてもまだ食べられるのでしょうか。

1日や2日くらいなら食べても大丈夫なのでしょうか。

食パンとその他のパンについて述べていきます。

食パンの消費期限切れ

食パンは一般的に消費期限が比較的短いですが、期限が過ぎても実際には食べることが可能な場合があります。

消費期限は、実際の期限よりも慎重に短めに設定されています。

ですので、多少消費期限が過ぎてても食べられなくはないです。

ちなみに、私は1日くらいなら食べてしまいます。

 

また、季節によっても変わります。

夏の場合

じめじめと暑く、湿気の多いこの時期は常温で保存していると袋の中が蒸れてしまい、カビが発生しやすくなります。

このことから、消費期限切れのものは目に見えなくてもカビが生えている可能性があります。

ですので、夏場は消費期限切れの食パンは食べることはおすすめ出来ません。

冷蔵庫で保存していた場合は、湿気やカビの発生も抑制できているので2、3日の賞味期限切れのものは食べることは可能です。

 

冬の場合

夏とは違って外気が冷たいから大丈夫じゃない?と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。

冬では暖房をかけるので、場所によってはとても暖かくなります。

その結果、寒暖差による湿気によって夏同様、カビが発生してしまうこともあります。

 

ですので、見た目が大丈夫でも消費期限が切れたものは控えるようにしましょう。

冬であっても涼しい場所で保存するようにように気をつけましょうね。

 

暖房をつけていない部屋で保存をしていたのであれば、2~3日は消費期限が切れていても食べることは可能です。

いずれも、冷蔵庫で保存をしていれば少し消費期限が切れていても食べることは可能ですが早めに食べることをおすすめします。

 

しかし、期限切れ食品を消費する際には自己責任が伴います。

安全性の判断基準をよく理解し、適切に対応することが大切です。

期限切れの食パンを食べる際には、見た目や匂いで腐敗の有無を確認しましょう。

 

パン屋で購入した際には消費期限や賞味期限が記載されていないこともあります。

その際は、一般的に3~4日を期限として参照するのが良いでしょう。

菓子パン

クリームパンやあんぱん、焼きそばパンなどの惣菜系のパンですが、ほかのパンに比べると水分も多く傷みやすくなっています。

そのため、季節や消費期限に関わらず、早めに食べることをおすすめします。

パン屋さんなどで買ったものは当日、食べられない場合は翌朝には食べてしまうのが良いでしょう。

 

カビは表面だけではなく、根が深いので厄介です。

傷んでいないか、カビや臭いなども食べる前にチェックしましょう。

 

スーパーやパン屋で売ってる惣菜パン。

惣菜パンの消費期限や保存方法についてはこちらの記事にまとめてあります。

参考にしてください。
↓↓
惣菜パンの消費期限と保存方法!冷蔵庫に入れると日持ちする?

 

食パンが腐るとどうなる

食パンが腐ると、どのような現象が観察されるのでしょうか。

匂い、外観、そして味覚の三つの視点からその変化を掘り下げます。

匂いに関して言えば、新鮮な食パンはしばしば小麦の香りやバターの甘い香りを放ちます。

しかし、腐敗が進むと、以下のような変化が起きます。

  • 酸っぱさが際立つ臭い
  • アルコールに似た臭い

腐敗した食パンから酸っぱい臭いがする場合、これは微生物によって食品内のたんぱく質などが分解された結果発生するものです。

このような匂いを感じた際は、食べるのを避けるべきです。

 

また、時折アルコールに似た香りがすることもありますが、これは酵母の発酵過程で生じる自然な現象であり通常は害はありません。

 

外観の変化については、以下のような兆候があります。

  • 黒い点
  • 糸を引くような状態

食パンには約40%の水分が含まれており、カビが生えやすい環境です。

主に見られるカビは青カビや黒カビ、麹カビなどで、これらが目に見える斑点として現れた場合カビはすでに十分に成長しています。

斑点を取り除いても、見えない部分でカビが広がっている可能性があるため安全には食べられません。

 

また、非常にまれですが食パンから異臭がして糸を引く現象が発生することがあります。

これはロープ菌と呼ばれる細菌によるもので腐敗の明確な兆候です。

このような状態のパンを見つけた場合は、食べないようにしましょう。

 

味覚における変化では、酸っぱくなってたり、苦くなったりします。

これらの変化は、食パン内のたんぱく質が細菌によって分解された結果生じます。

食パンから酸味や苦味を感じた場合、それは腐敗の可能性が高いため摂取を控えるべきです。

 

食パン以外の菓子パンや総菜パンなども腐ってる場合は同じような変化が起きます。

臭いや見た目がおかしい場合は食べないようにしましょう。

 

パンを美味しく保存する方法!常温・冷蔵・冷凍

食パンをできるだけ長持ちさせるための保存方法について常温、冷蔵、そして冷凍と三通り見ていきます。

常温保存

常温で保存する際には、次のようなアプローチが有効です。

  • 密封保存
  • アルコール処理
  • 湿らせたキッチンペーパーの使用

食パンを密閉できる袋や容器に入れることで、外部からの菌の侵入やパンの乾燥を防ぐことが可能です。

保存する場所は、直射日光が当たらない、かつ適度な湿度の場所が適しています。

カビの発生を抑えるためにアルコールを軽くスプレーする手法もありますが、食べる際にはアルコールを飛ばすためにトーストすることが推奨されます。

 

さらに、キッチンペーパーを湿らせて袋の口に挟むことでパンの乾燥を防ぐことができます。

乾燥してしまったパンは、湿らせたキッチンペーパーで包んでから10秒ほど電子レンジで加熱するともとに戻りますよ。

または、新鮮なパンと一緒に密封して保管することでも元の状態に戻すことが可能です。

冷蔵保存

冷蔵庫での保存は避けましょう。

 

冷蔵庫内は乾燥しやすくパンの保存には不向きです。

冷蔵庫での保存は食パンのでんぷんが劣化しやすい温度帯に相当するため、パンが硬くなりやすいという欠点があります。

冷凍保存

長く美味しく食べるために保存方法としておすすめなのは、やはり冷凍庫で保存する方法です。

パンのメーカーも推奨する保存の仕方ですので、やらない手はありませんね。

その冷凍の仕方についても、少しコツがあります。

 

食パンについては、そのまま冷凍庫に入れてしまうとかさばるうえに冷凍焼けしやすくなってしまいます。

なので、1枚ずつラップに包んで、フリーザーバックに入れて冷凍しましょう。

1枚ずつ分けることで、臭い移りや乾燥も防いで美味しさを損なうことなく保存することができます。

 

私は出してすぐ焼けるように、ラップ+アルミホイルで包んで保存しています。

楽に美味しく食べることができるのでおすすめですよ。

 

ただし、長期間の冷凍保存は冷凍焼けのリスクがあるため、2週間以内に消費することをお勧めします。

 

菓子パンの場合は袋をあけず、そのままフリーザーバッグに入れて冷凍保存します。

パンが個包装されていない場合は、食パンと同様、ラップに包んでフリーザーバッグに入れて冷凍保存してください。

食べる際は、少し解凍してから焼いて食べると良いですよ。

 

冷凍したパンの解凍方法

冷凍保存されたパンを解凍する際は、水分を保持することが重要です。

そのため、ラップをしたまま室温でゆっくりと自然解凍させ、その後トーストすることをお勧めします。

もし電子レンジを使用する場合は、パンが乾燥しないように加熱ではなく解凍設定を利用してください。

 

トースターでパンを温めるときは、アルミホイルで包んでから焼くと焼きたてのような風味を再現できます。

さらに、魚焼きグリルを使用すると時間短縮にもなりますし、しっとりとした食感になります。

 

パンの消費期限は冷凍庫に入れると延びる?

冷凍庫でパンを正しく保存すると、食べられる期限は冷蔵保存するよりも延びます。

なんと、菓子パンなども冷凍保存ができちゃうので驚きです。

 

食パン
春や秋など:1ヶ月程度
夏など:2週間程度
冬:3ヶ月程度の保存可能
菓子パン
あんぱんやメロンパンなどほとんどの菓子パン、惣菜パンが可能。
約2週間程度保存可能。(NGの具材もあり)

 

※菓子パンの冷凍NG具材について

  • いも類
  • 加熱した卵を使用したもの
  • 生の果物を使用したもの
  • 生クリームを使用したもの

などは食感が変わってしまったり、解凍時に溶けてしまったりと味を損なってしまうためNGです。

一方、つぶしたイモやゆで卵の黄身だけなどは、比較的食感なども変わりにくいので大丈夫ですよ。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

消費期限が過ぎてしまっても、保存の仕方によっては問題なく食べられます。

その上、保存にひと手間加えるだけで長くパンが楽しめるようになるのは嬉しいですよね。

今回は保存の仕方などもご紹介しましたが、冷蔵庫で保存する場合も、冷凍庫で保存する場合も日が経つごとに風味などはどうしても落ちていってしまいます。

そのあたりも気をつけながら、パンを存分に楽しんでみてください。

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