神社にお参りしてお賽銭を入れようとしたら小銭が1円しかないってときちょっと困ります。
千円とか5千円とかをお賽銭に入れるほど信心深くもないし…。
1円だけお賽銭に入れて神様にけち臭いと思われたりしないかなと心配にもなります。
ここではお賽銭を入れるときに1円しかないときの対処法を紹介します。
お賽銭に1円を入れる意味や縁起の良し悪しについても解説します。
お賽銭が1円しかないときどうする?
お賽銭が1円しかない場合におすすめの対処方法です。
堂々と1円のお賽銭を納める
お賽銭に1円玉1枚って少なすぎて失礼だとか縁起が悪いと考えるかもしれませんが、実際にはそうではありません。
1円玉1枚だけでも、誠意をもってお賽銭としてお供えすれば、神仏にはしっかりと伝わるとされています。
胸を張って堂々と1円のお賽銭を納めましょう。
お賽銭は金額の多さではなく、心から感謝の気持ちを捧げるのが大切なのです。
また、1円玉を捧げることで謙虚さや小さな感謝の気持ちを表すことができます。
金額が少ないから失礼だという考えは、お賽銭の本来の意味とは異なるものです。
お賽銭を納めずにお参りする
神社やお寺でお参りの際はお賽銭を入れるのが当たり前になってますから、お賽銭を入れないままお参りしてもいいの?と思いますよね。
実は、お賽銭は必ずしも納める必要はありません。
神社やお寺を訪れる際、お賽銭を納めることで自分の気持ちを神様や仏様に伝えるとされますが、お賽銭を納めなくてもお参りは可能なのです。
お賽銭を納めてなくても、手を合わせて心を込めればお参りすれば十分です。
ただ、お賽銭をは神社やお寺の運営資金にもなりますから、お賽銭を納めることはその神社やお寺を支援する意味合いもあります。
また、お賽銭に願いを託すという方もいます。
つまり、お賽銭を納めなくてもお参りはできますが、神社やお寺を支えたい方や自分の願いを託したいという方は、お賽銭を納めたほうが良いでしょう。
一方で、財布を忘れたとか小銭を持ってないなどで、お賽銭を納められない理由がある場合は無理にお賽銭を入れる必要はありません。
お賽銭を納めることは礼儀や習慣とされてはいます。
でも、それが必須であるわけではないので、自分の都合や状況に合わせてお参りして良いということです。
お参り自体が大切であり、お賽銭の金額よりも心からの感謝や願いが重要です。
金額にこだわらず、お賽銭を納めずにお参りすることも一つの方法です。
自販機やコンビニで小銭を入手する
お賽銭に使用する硬貨が手元になく、近くに両替できる場所が見当たらない時に小銭を手に入れる方法として思いつくのが自動販売機です。
また、コンビニを探してジュースとか飴とか買ってお釣りをもらう手もあります。
お釣りで10円玉から100円玉までゲットできますね。
神社でお守りとか買う
お守りを購入したりおみくじを引いたりすることで、お釣りの小銭も出来ますす、神様への寄付にもなります。
お賽銭とお守り、ダブルで神社に貢献できますね。
お賽銭に1円玉を複数枚入れていい?
財布にお賽銭に使ってもよい1円玉が何枚かあるなら、組み合わせによって縁起の良いお賽銭にできます。
1円玉の縁起の良い組み合わせ
- 5円のお賽銭: 1円玉×5枚 → ご縁がありますように
- 11円のお賽銭: 1円玉×11枚 → いいご縁がありますように
- 15円のお賽銭: 1円玉×15枚 → 十分なご縁がありますように
大きいお札などを出して買い物しているといつしか財布に貯まる1円玉。
お賽銭で有効に使えるのはいいですね。
1円のお賽銭の意味と縁起について
1円玉を1枚だけ使用してお賽銭にすることには、特に意味がありません。
謙虚さを表すという視点もあります。
1円玉は硬貨の中で最も小さく価値も最も低いです。
そのことから、自分の力や価値に対して「謙虚であること」を象徴しているとの解釈もできます。
神社へのお賽銭は1円玉がいい?
神社へのお参りには、お賽銭に使用する硬貨の中で白い硬貨を使うと神様に願いが届きやすくなると言われています。
白い硬貨とは1円玉、50円玉、100円玉、500円玉のことです。
アルミや白銅で出来てますから白いですよね。
逆にお寺では、赤い硬貨(5円玉・10円玉)を使うと良いとされています。
縁起を気にする人はお寺では1円を使わず、自販機やコンビニで他の硬貨を手に入れるか、お賽銭を納めないで参拝するという手もあります。
1円玉のお賽銭は神社やお寺に迷惑?
神社やお寺では1円玉をお賽銭に使う人が多く、それによって銀行への両替にかかる手数料が問題とされています。
現在では両替など小銭の取り扱いにも手数料がかかるようになりました。
銀行にとってもコストがかるのでしょう。
お賽銭で1円玉が多く使われるほど両替手数料がかかるので、場合によっては赤字になることもあります。
まあ、一般参拝客がそこまで気にする必要はないと思いますが。
お釣り用の小銭が欲しくて困ってる個人経営のお店もあるのでうまいこといかないものでしょうかねえ。
まとめ
お賽銭に1円玉しかないときの対処法について解説しました。
堂々と1円を放り込むか、入れずにお参りするかで問題ありません。
大事なのは金額ではなく気持ちです。