お賽銭に500円を入れたと知人に話したら、500円玉は縁起がよくないよと言われたらちょっと心配になりますよね。
お賽銭に500円玉を入れてしまった!と焦ってしまいそうになりますが、そんなに心配しなくてもいいです。
ここではお賽銭に500円玉を入れてしまったらどうなるのか500円玉の意味や縁起について解説します。
心配しすぎは返って良くないので気にしないようにしましょう。
お賽銭に500円入れてしまった!意味と縁起
新年の初詣で、願いを叶えたいと思い切って500円のお賽銭を奮発する方もいるでしょう。
しかし、実はこの金額には縁起が悪いという考え方もあるのです。
というのも、500円玉は硬貨の中で最も額面が高いので「これ以上の効果(硬貨)がない」という意味合いが込められているとされています。
そのため、500円玉を使わず485円などにして四方八方からご縁があるようにとの意味にしてお賽銭にすることもあります。
かと言ってもう入れてしまったものは仕方ありません。
感謝の気持ちを精一杯込めてお参りしましょう。
気にせずにいればそんなひどいことも起こりませんよ。
大切なのは金額の額面ではなくて気持ちです。
それでも、今年こそは頑張りたいという気持ちがある場合は500円よりも多くして1,000円札を使うことを検討してみてはいかがでしょうか。
ただし、お札をそのままお賽銭箱に入れるのは避けましょう。
お札をお賽銭箱に入れる際は白い封筒に入れてお供えしましょう。
無地の白い封筒に「御初穂料」または「御玉串料」と自分の名前を書き、裏面に住所を書いて1,000円札を封筒に入れると良いでしょう。
なお、3,000円以上の額になる場合は、お賽銭ではなくご祈祷を申し込む方がいいでしょう。
手間はかかるかもしれませんが、大きな目標を達成したいときなどは、丁寧に祈りを捧げることで、願い事がより良い結果につながることでしょう。
お賽銭に縁起の良い金額とは?
縁起が良いとされるお賽銭の金額です。
5円:ご縁がありますように
20円・25円:重ね重ねご縁がありますように
21円:カップルの縁が切れないように
41円:始終良い縁がありますように
115円:良いご縁がありますように
125円:十二分にご縁がありますように
485円:四方八方からご縁がありますように
他にも語呂合わせで縁起が良いとされる金額がありますが、大切なのは気持ちです。
お賽銭は金額よりもマナーが大切
お賽銭は気持ちの表れであり、自分が適切だと感じる金額を入れることが推奨されています。
お賽銭は神社の維持管理に使われます。
将来も長くお詣りを続けたい方は、金額よりも気持ちを大切に入れてみてください。
お詣りにおいて、金額よりも重要なのは挨拶と心の持ち方です。
最初に、お詣りの際の服装に気を付けましょう。
短パンやサンダル、だぼっとしたTシャツなどは避け、特に女性は過度な露出には注意してください。
鳥居をくぐる際には、フードやマスク、帽子を外し、一礼してからくぐります。
また、参道の中央は神様の通り道なので、端を歩くように心がけましょう。
お手水では左手から右手に水を流し、手に水をためて口をすすぎ、柄杓を縦にして残りの水で持ち手を清めます。
柄杓には口をつけないでください。
参拝の際には、お賽銭を箱に入れた後、鈴を鳴らして“二礼二拍手一礼”の作法を守ります。
お賽銭は上から投げ込まず、静かに入れましょう。
お願いごとに心を奪われることも大切ですが、最初に神様に挨拶し、普段の感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。
まとめ
お賽銭に500円は結構な金額ですがあまりいい意味ではなさそうです。
かと言って知らずに入れてしまっても心配いりません。
大切なのは金額よりも気持ちです。
きちんとお参りしていればひどいことにはなりませんよ。