小正月に行われるどんど焼き。
お守りやお札を焼く行事で、団子やお餅を食べたりします。
神社などで行われることが多いので直近で身内が亡くなったなどの喪中だと、どんど焼きに参加したらダメかななどと思ってしまいます。
でも、実際は喪中でもどんど焼きに参加しても構いません。
ここでは、喪中でもどんど焼きに参加していい理由など解説していきます。
どんど焼きは喪中でも参加していい?
どんど焼きは忌中が終わっていれば、喪中状態であっても問題ありません。
もしも忌中であれば、どんど焼きへの参加は避けましょう。
忌明け後に破魔矢やしめ縄の交換を行うのがおすすめです。
忌中が過ぎても喪中である場合は、どんど焼きに行く前に身なりを整え身体に清めの塩を振りかけてから参加しましょう。
どんど焼きでは、焼いたお餅が配られることもあります。
喪中であれば餅は受け取らず、自分が焼きたいものを焼いたら速やかに帰宅しましょう。
また、破魔矢やしめ縄はどんど焼きに参加しなくても自宅で処分することができます。
ですので、喪中でありどんど焼きに参加することに心理的な抵抗がある場合は、自宅で処分する選択も検討してみてください。
喪中と忌中の期間はいつからいつまで?
喪中とは、親しい家族が亡くなってから1年間の期間を指します。
一般的に、喪中の期間中は結婚式や祝賀会、神社の参拝、初詣などのイベントへの参加を避けます。
さらに、これに加えて旅行や行楽、ひな祭りのお祝いなども避けるべきです。
忌中とは仏式では49日、神式だと50日の期間になります。
ただし、1年間という長い期間は制約が厳しいため、近年では49日の忌中が終わったら祝いの席に参加してもよいとされることが多いです。
ただし、依然として喪中であることに変わりはないため、祝いの席でも慎んで振る舞うことが大切です。
ですので、命日から50日程度が過ぎていればどんど焼きには参加して構いません。
どんど焼きとは
どんど焼きは、松の内まで飾っていた松飾りやしめ縄、お正月に描いた書初め、前年にもらったお守りなどを、神社や地域の広場・畑などに集めて焼いてもらう行事です。
これは地域のイベントの一環として行われます。
小正月である1月15日に行われることが多いです。
捨てるに捨てられないお守りとかお札はどんど焼きで焼いてもらいましょう。
どんど焼きの詳しい解説はこちらの記事にまとめてあります。
↓↓
どんど焼きの別名と焼くもの・お守りを違う神社で焼くのはいい?
どんど焼きの団子の作り方はこちらの記事にまとめてあります。
↓↓
上新粉で作る団子はなぜどんど焼きと呼ばれてる?由来や作り方を紹介
まとめ
喪中でもどんど焼きに参加していいのかまとめました。
忌中でなければどんど焼きに参加して構いません。
でも、一応喪中なのではしゃぎすぎないように注意しましょう。