もしもお子さんから「ランドセルの色を変えたい!」と言われたらどうしますか?
自分でこれがいいと選んだけど、しばらくすると「違う色が良かった」と不満を持つお子さんもいるみたいですね。
成長とともに好みが変わってしまい、色が子供っぽいから嫌だと嫌がるお子さんもいるでしょう。
中には、ランドセルの色がきっかけでいじめにあってしまったなんてことも…。
ですが、ランドセルって簡単に買い替えられる金額ではありませんよね。
もし祖父母からの入学祝いのプレゼントだったらなおのことでしょう。
ランドセルの色って実は変えられます。
ここではランドセルの色を変える方法とその体験談をご紹介したいと思います。
ランドセルの色は塗り替えられる?
ランドセルの色を塗り替えることは可能です。
色を塗り替える方法は2つあります。
自宅で塗り替える
いわいる、最近流行しているDIYです。
革製品用の塗料を使って簡単に染め直すことができます。
Amazonや楽天などの通販サイトまたは、ホームセンターで手軽に買うことができますよ。
スプレータイプの塗料を使うとムラが無く、綺麗に簡単に仕上がります。
『染めQ・DIYシリーズ』という製品がスプレータイプの塗料で初心者でも使いやすくおすすめです。
雨や水によって塗料が落ちる心配がありません。
ランドセル全体を染めるのに費用は3,000円前後で乾かす時間を含めても2日あればできます。
専門の塗装屋に依頼する
DIYに自信がない、または確実に綺麗に染めたいという場合は専門の塗装屋に依頼する方法もあります。
鞄や革製品の染め直しを請け負っている業者さんが、ランドセルの染め直しを行っていることがあります。
また染め直しだけでなく、クリーニングや傷の修理、剥がれた塗装の補修なども行ってくれるので新品のように綺麗に仕上がりますよ。
ただし、依頼する場合は店舗まで持っていくか、郵送しなければいけません。
作業期間も1か月以上かかる場合もあります。
ランドセルは毎日使うものですから、長期休みなどを利用するしかありません。
ですので、染め直しが依頼できるように事前に見積もりや予約を済ませておく必要があります。
価格の相場としてはおよそ2万円になります。
手間とコストを考えたら、そこまでする必要はないなあと個人的には思います。
ランドセルの色に後悔したときの対処法と体験談
ランドセルを購入する前ならともかく、購入してしまった後では色が気に入らないと言われても対処法は限られてきます。
ランドセルの購入で思わぬ失敗や、後悔をしてしまったという人も少なからずいるようです。
そんな時は段階を追ってお子さんの様子を見ていきましょう。
1.お子さんのきまぐれかも?
子供の好みというのは日々変化します。
昨日は嫌だって言っていたのに、今日は好きということがよくあります。
しばらくすると、すっかり忘れてしまうことも…。
買い替えたいと言われてもすぐに対処せず、少し時間をおいてみましょう。
説得をしてみる
お子さんの意見を尊重し、ランドセルを選んだ場合はしっかり説明をする必要があります。
「自分で選んだランドセルだから最後まで使おうね」と優しく言ってあげてください。
また、「この色ならすぐに〇〇君・ちゃんのだって分かるね」など視点を変えた意見を伝えることで、お子さんの見方が変われば気持ちが変わってくるかもしれません。
ランドセルの色替え、交換をする
それでもお子さんの気持ちが変わらないようであれば、お子さんと話し合ってランドセルの色を変えるか交換、買い替えをしましょう。
店舗によっては返品や交換を受け付けてくれる場合もあります。
まずは購入店に問い合わせてみましょう。
ランドセルを塗り替えるのもお子さんと一緒に作業すればいい思い出になりますし、ランドセルに愛着が沸いて大事にしてくれるかもしれませんね。
ランドセルの色選びの体験談
【体験談 1】
娘が自分のだけ汚れて目立っていると嫌がるようになってきました。
ほかの子は赤のランドセルが多く、汚れも目立っていないのですがラベンダーのような淡い色は汚れなどがかなり目立って見えてしまいます。
事前にしっかり話をするのが大事ですね。
【体験談 2】
しかし、さんざん確認したのにやっぱり違う色のランドセルが欲しくなったようです。
祖父母に買ってもらったのでなかなか買い替えに踏み出せません。
説得して使ってもらってます。
私らが子供だった頃は「わがまま言うな」の一言で済んでましたけどね。
時代が優しくなったというか、甘いんじゃない?と思ったりもします。
ランドセルの色を変えるのにカバーを使う手もある
ランドセルの色を変えるのに一番簡単で安価で済むのがランドセルカバーです。
値段も1,000円~3,000円程度で購入できます。
ただし、購入する場合は事前に確認することがあります。
ランドセルのサイズ
現在は「A4フラットファイルサイズ」が主流ですが、サイズが異なる場合があります。
対応していないカバーを買ってしまうと、着けられないため無駄になってしまうことも…。
まずはランドセルのサイズを確認したうえで、カバーを選んでいきましょう。
デザインや機能性
カバーのデザインには透明のもの、不透明で無地のもの、柄などがあるカラフルなものと様々あります。
カバーの形や機能もランドセルをすっぽりと被せるものから、カブセだけに掛けるもの、防水加工がされているものとそれぞれ違います。
お子さんと相談して事前に決めておくといいでしょう。
まとめ
6年間毎日使うランドセル、出来る限りお子さんの希望を叶えてあげたいですよね。
でも、なるべく金額は抑えたいものです。
お子さんがランドセルの色でゴネたときは、
ランドセルの色で後悔した時は時間を置いて様子を見る
↓
説得をしてみる
↓
ランドセルの色を変える、交換する
この順序で対処してみましょう。