金八先生の名言!腐ったみかんへの思いは6話と24話に出てくる

3年B組金八先生の主人公、中学教師坂本金八の名言は数多くあります。

中でも第2シリーズでの加藤優(かとうまさる)のエピソードに関する名言は名言中の名言と言ってもよいものがあります。
札付きのワルを相手にする苦悩も垣間見える部分もあります。

腐ったミカンに関連した名言をセリフそのままにまとめました。

金八先生の名言

第6話「腐ったミカンの方程式・その2」での名言です。

加藤が殴られたことに対して謝罪を要求してきた兄貴分との話し合いの末、和解した翌日の校長教頭との会話から。

加藤に関しては学校内にも事が起きたら教育委員会の裁定に押し付けたいと進言してきてる人もいるという話が校長からあり、その人と話し合いたいと要望する金八。

金八「はい、一人で出来るとは思っておりません。爆弾を抱え込んだようなもんだと思ってます。だからこそ話し合いをしたいんです」
教頭「そんな時間があるとお思いですか。それよりもですね、その爆弾が爆発したときのことを考えておくことの方が私には大事なんです」
金八「教頭先生、爆発したときはどう考えるおつもりなんですか」
教頭「被害は少ない方がよろしい、家庭裁判所だって教育委員会だってこれはもう教育の限界を超えたことだといえばですね」
金八「冗談じゃありませんよ!
しかし、教育の限界とはいったいどんな境界線で、何色で引かれ、高さはどのくらいあるんですか教えて下さい!」
教頭「だからつまり我々の教育現場においてですね、もうこれはどうしようもないと判定した場合のことです」
金八「だれが判定できるんですか?」
教頭「本校の決定機関である職員会議です」
金八「ああそうですか。しかしそれはプロのやるこっちゃありませんね。
教育の限界を超えたなんてそんな他人事みたいに。
教師は教育の現場にいるんです!教師は教育の現場にいるんです。
まして教育のプロなんです、それで給料もらっとるんです。
それを限界を超えた、なんてそんな甘ったれたこと言っていいんでしょうか
学校の立場とか運営とかを主眼におくと野村教頭のような意見になるんでしょうね。
自分が大人になってから聞くと言ってることは理解はできます。
賛同はしませんが。
実は校長に黙って事前に教育委員会に報告したのはこの教頭です。

みかんや機械を作ってるんじゃない

学校要覧を音読して聞かせる金八。

金八「…桜中学の学校教育目標です。
僕は今こそ素朴にこの精神で取り組むほか道はないと思っています」
校長「それは学校教育の理想です…」
金八「でも理想とは絵に描いた餅じゃないはずです。目指すべき峰に掲げられた一本の旗だと僕は思っています。
これはスーパーマーケットの広告じゃないんです!
ンな山が高いからって、登りもしないうちからそれじゃ何のための学校ですか。
学校経営というお二人の立場はよくわかります。
しかし加藤はみかんじゃないんです」
校長・教頭「…?」
金八「はい、米倉先生が言ってました。
腐ったみかんが一個あると箱のみかんがみんな腐ってしまう。だから腐ったみかんは早めに放り出す
これが荒谷二中の論理です。
しかし、人間辛い目に遭ってあっちこっちぶつけてたら、そら風通し悪くなってどっか腐ってきますよ。
でも、人間の精神が腐りきるなどということは絶対にないんです!
はっきり言って僕も自信がありません。
しかし三年の先生方も協力してくださるとおっしゃってます。
お願いです!最後までやらしてください!!
教頭「わかりました。けど教頭として一言言っておきます。
問題が起きた時は担任教師として坂本先生の評価につながりますからね」
金八「その代わり、その時はこの学校要覧から飾りだけの文章は文句は取っ払って下さい」

涙を流しながら教師としての職分を全うさせてくれと校長、教頭に訴えた金八先生。
若い頃の坂本金八は熱いですねえ。

昔はこういう先生が多かったんでしょうかね。

話し合いのあと、金八は河川敷での体育の授業を見ながら自分に発破をかけます。
「勤務評定が何だ。若いうちは一回しかないんだしっかりやれ!
俺は機械やみかん作ってんじゃねえ俺は人間作ってんだ!

第24話「卒業式前の暴力2」

加藤と松浦が連行され、早く身柄を返してほしいと要求する学校保護者側とそれを渋る警察側との話し合いの場面。

塚辺洋の父親(山田吾一)に
「生徒とちゃんと話し合う事も出来ないですぐ警察に頼るなんて、先生商売やってる資格はない」と批判され

荒谷二中の校長が「私共には一般の生徒を守る義務があった」と言い訳すると

金八はこう始めます。

「だから腐ったミカンは放り出せってという論理ですか?
初めて加藤が送り込まれてきたとき私は正直言って自信も何もありませんでした。
しかし、校長先生や他の先生方の協力のおかげで今日まで問題を起こさずにやってこれたんです。
学校には学校の名誉があるでしょうし、教師には教師の生活があるでしょう。
しかし、教師が尻込みをしたら生徒は一体どうなるんですか。
子供を預けてる親御さんたちに顔を真っすぐ向けられますか?
お宅にだって今日、体で一生懸命子供を庇おうとなさった大山先生や鈴木先生がいらっしゃるじゃありませんか。
若輩者が言いすぎるかもしれませんけども、でも我々はミカンや機械を作ってるんじゃないんです!
我々は毎日人間を作ってるんです!
人間の触れ合いの中で我々は生きてるんです。
たとえ世の中がどうであれ、
教師が生徒を信じなかったら教師は一体何のために存在してるんですか!
お願いです、教えて下さい!

第6話に出てきたフレーズがここでも出てきました。
ここに出席してた、保護司もやってる墨東工業(自動車修理工場)の社長や塚辺の親父、荒谷二中のPTA会長。
他人の子供のことなのにみんな物分かりが良いというか本当に子供のことを理解しようと奔走してくれるいい大人たちですね。

まとめ

腐ったミカンのセリフは今なお話題になりますが、実は金八がワルの生徒の事を直接「腐ったミカン」と表現したことはありません。
印象に残りやすい「彼らは腐ったミカンなんかじゃないんです」という感じでは発言してないんですね。

「腐った」は付けず「ミカンじゃない、人間なんだ」という風に言ってるだけなんですね。

加藤優の発言にもミカンに関して主張してる箇所がありますがこれはまたの機会に。