うっかりミスでついてしまう油性ペン。
子供の落書きや書類を入れるクリアファイルなど様々なシーンでついてしまします。
なかなか落ちないので困ったものです。
ここでは、プラスチックやクリアファイルに付いてしまった油性ペンの落とし方について、やってはいけない方法も含め紹介します。
子供の体操着のゼッケンの油性ペンの落とし方についてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。
↓↓
体操着のゼッケンで油性ペンで書かれた名前の消し方落とし方!お下がりも綺麗に
プラスチックの臭い取りについてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。
↓↓
プラスチックのタッパー食器やコップの臭い取りにハイターを使う簡単な方法!
油性ペンがプラスチックについたときはまず消しゴム
プラスチックに油性マーカーのインクが付いてしまった時の落とし方には、簡単な方法があります。
家庭にある消しゴムを使ってみましょう。
消しゴムは一般的に手に入りやすく、油性マーカーのインクを取り除くのに効果的です。
プラスチック製品を傷つけないためにも、始める前に目立たない部分で試してみてください。
プラスチックの種類によっては、インクが落ちにくかったり逆に素材がダメージを受けることがあります。
ですので、小さな部分で試すことをお忘れなく。
プラスチックについた油性ペンの消し方で注意すること
プラスチックから油性ペンのインクを取り除く方法は多く存在しますが、中には避けた方が良い方法もあります。
特に激落ちくんなどのメラミンスポンジを使用する方法については注意が必要です。
メラミンスポンジは非常に細かい研磨剤のような働きをするため、プラスチック表面を削りすぎてしまい、変色や表面の荒れを引き起こすことがあります。
あちこちで様々な掃除方法が紹介されていますが、中には効果が薄いものや返って問題を引き起こす方法も散見されます。
例えば、油性ペンのインクを取り除くために推奨される方法の中には、油分を使ったものがあります。
この方法は、これらはインクを溶かして拭き取りやすくする一方で、油が残りやすくなり結局は汚れを完全に落とすことが難しくなることがあります。
さらに、プラスチックを強くこすると、素材自体が変形したり色が変わったりするリスクがあります。
これは、特に薄いプラスチックや柔軟性のあるプラスチックに顕著です。
そのため、新しい掃除方法を試す際は、常にプラスチックの目立たない部分で小さなテストを行い、プラスチックがどのように反応するかを見てから全面的に採用するようにしましょう。
これらの点を踏まえて、プラスチックの掃除方法を選ぶ際は、安全性と効果を両立させる方法を慎重に選ぶことが重要です。
プラスチックやクリアファイルについた油性ペンの落とし方をいくつか紹介
プラスチックについた油性ペンのインクを取り除くいくつかの方法を紹介します。
無水エタノール
最初の方法は、消毒用の無水エタノールを使う方法です。
アルコールですね。
このアルコールをペーパータオルや布、綿棒などに染み込ませ、インクがついた部分を拭き取ります。
特にポリプロピレンやポリエステルのようなプラスチックに効果的です。
他の種類のプラスチックでは変色や溶解のリスクがあるため、最初に目立たない場所で試してみてください。
除光液
プロピレングリコールを含む除光液を使用する方法です。
プロピレングリコールは通常、化粧品にも使用される成分でこれも油性インクを溶かすのに有効です。
使用方法はエタノールと同様に、染み込ませたペーパータオルや布で拭き取ります。
ポリプロピレンやポリエステルに適していますが、その他のプラスチックには先にテストをお勧めします。
濡れた新聞紙
濡れた新聞紙を使うものです。
新聞の印刷インクに含まれる油分が油性マーカーのインクを落とすのに役立ちます。
新聞紙に水をたっぷり含ませた後、その新聞紙でインクがついた部分をこすります。
最後にティッシュで拭き取ります。
何度か繰り返すことで、より多くのインクが除去されます。
この方法もシンプルで、一般的なプラスチック表面のインク除去に効果的です。
みかんなどの柑橘類の皮
柑橘類の皮を使う方法があります。
柑橘類の皮に含まれるリモネンは油性インクを溶かすのに効果的です。
皮から汁を絞り出し、その皮を使ってインクがついた部分をこすると良いでしょう。
油性ペンでなぞる
油性ペンのインクを除去する独特な方法として、新しい油性ペンで古いインクの上をなぞり、すぐに拭き取る手法があります。
この方法では、新しいインクが古いインクを溶かし、素早く拭き取ることでクリーンにすることができますが、迅速に行う必要があります。
オレンジオイルの洗剤
オレンジオイルが含まれる洗剤を使う方法も効果的です。
特に濃縮タイプの洗剤は油性インクの除去に適しています。
洗剤を直接または薄めずに汚れに塗りしばらく放置した後、ペーパータオルや布で拭き取ります。
歯磨き粉
研磨剤入りの歯磨き粉を使う方法です。
歯磨き粉に含まれる研磨剤でインクを擦り落とします。
歯磨き粉を汚れた部分に塗り、ペーパータオルや布で拭き取ります。
重曹
重曹を使用する方法です。
重曹の粒は十分な硬さがあるため、プラスチックを傷つけることなく油性インクをこすり落とすことができます。
インクの上に重曹を振りかけ濡れた布で拭き取ると良いでしょう。
重曹は自然な洗浄剤としても知られ、油性インクの除去に効果的です。
線香の灰
さらに、線香や煙草の灰も摩擦剤として役立ちます。
これらの灰を汚れに振りかけ、濡れたペーパータオルで拭き取ります。
お仏壇があるお家なら灰はありますよね。
アクリルたわし
アクリルたわしを使う方法もあります。
アクリルたわしでゴシゴシと擦れば、油性インクの汚れをある程度落とすことができます。
合わせ技
複数のアイテムを組み合わせる「合わせ技」も効果的です。
例えば、摩擦系のアイテム(重曹や灰)と溶剤系のアイテム(アルコールや油分)を組み合わせることで、さらに汚れ落ちが良くなります。
専用クリーナー
もし上記の方法でインクが落ちない場合は、油性ペン専用のクリーナーを使用するのも一つの選択肢です。
これらのクリーナーは強力な汚れに対しても効果的です。
以上の方法を試す際は、プラスチックがダメージを受けないよう、先に少量でテストすることが推奨されます。
まとめ
プラスチックについた油性ペンの落とし方について紹介しました。
どの方法も使えますが、プラスチックが変形してしまう場合もあるので注意しましょう。
プラスチックの種類によって異なる反応を示すことがあるためです。
広範囲に適用する前に小さな範囲でテストしてみることが重要です。