ストッキングやタイツを履いてヒールやパンプスを履くと、縫い目がつま先に当たって痛いときってことがありませんか?
特に爪の間に縫い目が食い込むと結構痛いです!
指の上に縫い目が来るように履いていてもしばらくすると、指先の方にずれてしまいますよね。
また、縫い目がつま先に当たったままでいると、親指部分がすぐに傷んでしまって穴が開きがちに…。
しかも、慢性的につま先から圧迫が加わると、爪が変形して反りやすくなります!
「ちょっと爪の形が変わってきた?」と感じている人もいるのではないでしょうか?
ここではストッキングやタイツの縫い目でつま先が痛くなる原因とずれるときの対策などについて解説していきます。
ストッキングの縫い目が痛い原因と対策
ストッキングの縫い目が当たって痛い原因とそれぞれの対策方法を説明していきます。
靴のサイズが合っていない
もしかすると、靴のサイズが合っていないのかもしれません。
靴下で履くとピッタリのサイズだけど、ストッキングを履くと靴がブカブカになることがありませんか?
靴がブカブカだとストッキングのつま先の部分がずれやすくなります。
特にヒールのある靴だと、より一層滑りやすくなってしまいます。
そのため、ストッキングを履いた状態で靴選びをしっかり行うことが大切です!
お店によってはストッキングを貸し出してくれるところもありますよ。
ストッキングの履き方が悪い
ストッキングを雑に履いてしまえば、ねじれが生じてつま先がずれていきます。
また、つま先がツンツンになるほど引っ張りすぎるのも良くありません。
ストッキングはゆっくり丁寧に履きましょう。
ストッキングの履き方をおさらいしておきましょう。
- 履く前にストッキングをまっすぐ伸ばし、ねじれを解消しておきます。
- 履くときは必ず片足ずつ履きます。
- 両足の太ももまで履いたら、両手をストッキングの中に入れ膨らませるようにしてウエストまで上げていきます。
ストッキングのウエスト部分を持ち、ズボンと同じように引っ張って履く人もいると思いますが、ストッキングの形が崩れてしまうのでおすすめしません。
ストッキングのサイズが合っていない
上記で紹介した2つの方法で解消されない場合はストッキングのサイズが合っていないのかもしれません。
小さいサイズのストッキングを履くと、腰まで引き上げるためにどうしても引っ張らないといけませんよね。
そうすると、つま先が引っ張られてツンツンと張っている状態になり、縫い目がつま先に食い込んで痛みが生じてしまいます。
なので、ワンサイズ上のストッキングを購入するようにしましょう。
購入できる状況じゃない場合は、応急措置としてストッキングを履いた後につま先部分を引っ張って少し余裕を持たせるようにしてみてください。
痛みが軽減されると思いますよ。
ストッキングのつま先がずれるときはどうしたらいい?
先ほど紹介したようにストッキングの対策をしていても、長時間履いているとつま先がずれてきてしまうことがあります。
ストッキングがずれてくると気持ち悪いですよね。
つま先のずれが気になるという人は5本指のストッキングがおすすめですよ。
歩いても縫い目のずれがなくて痛くなりません。
また、足の指が自由に動かせて、開放感があって足元を締め付けないので、歩き方が美しくなります。
立ち仕事などで足の疲れが気になる方はおすすめです。
むくみや蒸れを防いでくれるので、客室乗務員さんに人気があるようです。
普通タイプのストッキングより少し値は張りますが、つま先のずれや縫い目の圧迫感、足の疲れに効果があるのでストレス解消にいいです。
ストッキングのつま先を切るよりグッズを
「縫い目が当たって痛い、ずれるのが気になるからつま先の部分だけ切ってしまえばいいのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、切るのはNGです!
いくらほつれの対策をしても、履き続けていると細かい糸が出てきてしまいます。
また、伝線する原因になってしまいますのでやめましょう。
自分でつま先を切るよりもおすすめのグッズがあります。
つま先オープントゥ(前開き)タイプ
つま先が開いているオープントゥパンプスってありますよね。
そのオープントゥパンプス用にストッキングの指の部分から布が切れていて、指先だけが露出するようにつくられたタイプのストッキングです。
指の部分からざっくり切れているものから、指の1本1本が出てくる五本指タイプのものと様々なデザインがありますよ。
普通のストッキングに比べると金額は割高ですが、つま先から伝線しにくいように加工されており、指先が蒸れにくいので暑い夏場にはおすすめです。
つま先カバーソックス
足の指から踏み付け部まである靴下で、ミュールやバブーシュサンダルを履くときによく使用します。
つま先がカバーされるので、ストッキングの縫い目が直接当たらず、爪の間に食い込むこともありません。
私は冷え性なので、冬の寒い日は冷え対策によく履いていました。
店舗やネットショップで購入できますよ。
まとめ
ストッキングの縫い目が痛い原因は、
- 靴のサイズが合っていない。
- ストッキングの履き方が悪い。
- ストッキングのサイズが合っていない、小さい。
のどれかである可能性が高いです。
靴のサイズやストッキングの履き方を見直してみましょう。
つま先のずれが気になる方は5本指のストッキングやオープントゥタイプのストッキングなどを購入するといいでしょう。