お歳暮のお礼を電話でする方法!お礼の言い方
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お歳暮のお礼を電話でする方法!お礼の言い方

年末になるといただくお歳暮。

お礼を言いたいけど電話で済ませるのは失礼かな?と思いますよね。

実はお歳暮のお礼は電話に伝えても大丈夫です。

でも、何をどうしゃべればいいかわからないですよね。

 

ここでは、お歳暮のお礼の電話で伝えるときの話す内容やお礼の言い方、お礼状の書き方について紹介します。

 

お歳暮のお礼を電話で言うことについて

電話でお歳暮の感謝を伝えるのは、相手に迅速に「受け取ったよ」と知らせたいという気持ちからであって失礼には当たりません。

贈り物をした人も、ちゃんと届いたか心配していることでしょう。

ですので、届いたらすぐに感謝の電話をすると相手にも喜ばれます。

 

ただ、伝統的にはお歳暮を受け取ったら感謝の手紙を書くことが一般的です。

ですので、電話で感謝を伝えた後、手紙も出すとなお良いですね。

 

私も昔、お歳暮を受け取った際に電話をした後にお礼の手紙も出しました。

後日、相手から「最近は電話だけの人が多い中、手紙までありがとう」と感謝されたことがあります。

 

 

お歳暮を貰って電話でお礼を言うときのポイント

お歳暮のお礼の電話をする際のポイントを紹介します。

できるだけすぐに電話する

早めに電話をすることが大切です。

お歳暮が無事に届いたことを伝えることで、送り主もほっと一安心できます。

感謝の気持ち

まずは「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えましょう。

お歳暮の内容に言及し、どのように喜んでいるかを具体的に話すのがおすすめです。

食べ物なら「家族全員が喜んでいて、とてもおいしかったですよ」とか、生活用品なら「毎日使っていて本当に助かっています」と伝えるといいでしょう。

相手の健康を気遣う

送り主やその家族のことを気遣う言葉も忘れずに。

「みなさんもお元気ですか?」と尋ねると相手に思いやりが伝わります。

最後にもう一度お礼

電話の最後には、もう一度お礼を言って終えると良いでしょう。

「こんなに素晴らしいものをいただき、本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えます。

 

注意点として、相手が不在で留守電になった場合は、お礼のメッセージを残して終わりにしないようにしましょう。

短くお礼を言って、後日再度連絡することを伝えると良いですね。

 

お歳暮のお礼を電話でするときの例文

お歳暮の感謝を電話で伝える際は、次のステップで話すとスムーズです。

基本的な電話のマナーを心得ていれば大丈夫です。

  1. 相手の名前を確かめる
  2. 名乗る
  3. 相手の都合を尋ねる
  4. お歳暮への感謝を述べる
  5. 相手の健康や最近の様子を聞く
  6. 挨拶で電話を終える

実際に使える話し方の例を見てみましょう。

 

家族や親戚に電話する場合

あなた「こんにちは、○○さん宅ですか?(または、○○さんの携帯ですか?)」

親戚「はい、こんにちは。○○です。(こちら○○の携帯です)」

あなた「こんにちは、久しぶりですね。○○です。」

親戚「ああ、○○さん!こちらこそ、お久しぶりです。」

あなた「今、ちょっとお時間いただけますか?お伝えしたいことがありまして。」

親戚「はい、いいですよ。どうしましたか?」

あなた「お歳暮、無事に届いております。こんな素敵なものをありがとうございます。大切に使わせていただきます。」

あなた「最近寒くなってきましたが、体調はいかがですか?」

親戚「ええ、こちらは元気にしていますよ。」

あなた「寒い日が続きますね。どうぞ風邪などひかぬようお気をつけください。(良いお年をお迎えください)」

親戚「お心遣い、ありがとうございます。」

あなた「いえいえ、こちらこそ。それでは、失礼いたします。」

 

会社関連の方に電話する場合

あなた:「お世話になっております。○○株式会社の○○と申します。○○様はいらっしゃいますか?」

相手の会社:「こんにちは。ちょっと待ってくださいね。」

相手の会社:「お電話代わりました、○○部の○○です。」

あなた:「こんにちは、○○株式会社の○○です。いつもありがとうございます。」

あなた:「この度は、素敵なお歳暮をいただき本当にありがとうございます。」

相手の会社:「とんでもないです。喜んでいただけたら嬉しいです。どうぞ皆さんで召し上がってください。」

あなた:「ありがとうございます。社長もよろしくと申しております。」

あなた:「これからもどうぞよろしくお願いします。」

相手の会社:「こちらこそ、よろしくお願いします。」

あなた:「では失礼します。お時間いただきありがとうございました。」

 

お歳暮のお礼をメールでする場合

ビジネスの場面ではメールによるお歳暮の感謝を伝えることがありますね。

大事なのは、件名にそのメールがお歳暮の感謝であることを明確にすることです。

 

相手の受信トレイには他にもたくさんのメールが届いているかもしれません。

お礼のメールは急ぎではないため、他の大事なメールを読む時間をとらないようにしたいですね。

 

件名を見ただけでお礼のメールだとわかれば、受取人は余裕があるときに読んでくれるでしょう。

お歳暮の感謝を伝えるメール例

件名:お歳暮を頂戴しありがとうございました。

いつもお世話になっております。
○○株式会社、○○部の○○です。

このたびは、素晴らしいお歳暮をいただき、ありがとうございました。
◯◯様にはいつも大変お世話になっており、その上このような贈り物をいただき、とてもありがたく思っております。

社員一同、早速美味しく頂戴しております。

メールでのお礼となり恐縮ですが、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

お歳暮が食品でない場合でも、「大切に使わせていただいております」など、頂いたものに合った言葉を添えましょう。

 

お歳暮の頂いたお礼にお礼状を送る場合の例文

電話でお礼を伝えた後、お礼状を送る際は次のような文例が役立ちます。

手紙は「拝啓」で始め、「敬具」で終える形が基本です。

 

家族や親しい人に向けたお礼状の場合

師走の候、皆様にはますますのご健勝のこととお喜び申し上げます。

このたびは、素敵なお歳暮をいただき誠にありがとうございました。
家族一同、大変喜んでおります。

いつも温かいお心遣いをいただき、深く感謝しております。

寒い季節ですのでどうぞお身体を大切にされてください。

 

家族や親しい人へは、少しカジュアルな文体でも大丈夫です。

お礼状の構成は、頭語→時候の挨拶→お歳暮に対する感謝→相手への配慮→結び、となります。

 

会社関係者へのお礼状の場合は、こんな文例が参考になります。

会社関係者に向けたお礼状

拝啓

歳末の候、貴社におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度は、結構なお歳暮をいただき、大変恐縮しております。
皆様には日頃より何かとお力添えを頂き、心より感謝しております。

貴社のさらなるご発展と、皆様の健康をお祈りしております。
略儀ながら、書中をもちまして御礼申し上げます。

敬具

会社関係者へのお礼状は、会社名宛にし、自社名と代表者名を明記するのが適切です。

 

今後のお歳暮を電話で断る場合

お歳暮をもらったけど、色々な理由で今後は受け取れない場合でも電話で伝えることは可能です。

そういったお話をするのは、ちょっと気が重いですよね。

特に電話で直接断るのは、なかなか勇気がいることです。

 

でも、お歳暮をくれた人も、「もう関係が希薄になってしまったけど、いつまで送る続けたらいいものか」と悩んでいるかもしれません。

毎年お歳暮を送る習慣がある中で、それを辞めることは相手にとっても負担を減らす気遣いになります。

 

親しい人に電話でお礼を言いつつ断る場合

あなた「こんにちは、○○様のご自宅ですか?(もしくは、○○さんの携帯ですか?)」

相手「はい、こんにちは。○○です。(こちら○○の携帯です。)」

あなた「こんにちは、お久しぶりです。○○です。」

相手「ああ、○○さん、こちらこそお久しぶりです。」

あなた「今、ちょっとお時間大丈夫ですか?お伝えしたいことがあるんです。」

相手「はい、いいですよ。何ですか?」

あなた「実は、今日お歳暮をいただいてしまったんです。本当にありがとうございます。」

あなた「でも、今後はお心遣いだけで十分です。品物をいただいてしまって申し訳ないのですが、これからも変わらぬお付き合いをお願いできればと思います。」

相手「そうですか、分かりました。ご連絡ありがとうございます。」

あなた「これからも寒い日が続きますので、お体に気をつけてくださいね。」

相手「ありがとうございます。こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。」

あなた「こちらこそ、引き続きよろしくお願いいたします。それでは、失礼します。」

相手「はい、またね。」

 

このように、「お気持ちだけ」「心遣いだけ」いただいています、とは「以後は品物は遠慮します」と伝えることを意味します。

 

取引先やビジネス関係者へのお礼の電話でお歳暮を断る場合

あなた「お世話になっております。株式会社○○の○○です。○○様はいらっしゃいますか?」

取引先「○○です、~」

あなた「このたびは素敵なお歳暮をいただき、ありがとうございます。」

取引先「とんでもないです、お役に立てれば幸いです。」

あなた「大変ありがたいのですが、実は弊社ではお取引先様からのお歳暮をご辞退させていだくことになりました。今後はご厚意だけありがたく受け取らせていただきます。」

取引先「それは失礼しました。」

あなた「こちらこそ、もっと早くお知らせするべきでした。ご理解いただき、本当にありがとうございます。弊社としても、これからも長いお付き合いをお願いしたいと思っています。」

 

電話に限らずお歳暮を断るのは難しいですが、角が立たないようにうまい言い回し覚えておくといいですね。

 

今後のお歳暮をメールで断る場合

メールで今後お歳暮をお断りする際のメッセージは、まずお礼を述べてからお断りの旨を優しく伝えるのがポイントです。

お歳暮を断るメール例

件名:お歳暮をありがとうございました

いつもお世話になっております。
株式会社○○の○○部○○です。

この度は、大変結構なお歳暮をいただき、ありがとうございました。

◯◯様からの温かいサポートにはいつも助けられており、その上こんな素敵な贈り物をいただけて光栄です。

社内でも大変好評で、皆で喜んでおります。

しかし、申し訳ございませんが、弊社の方針で今後はお歳暮をお受けしないことになりました。
今後はお気持ちだけ頂戴いたします。

この件について、ご連絡が遅れてしまい誠に申し訳ありません。

メールでのご連絡となり恐縮ですが、これからも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

お歳暮が食品以外であった場合も、「大切に使わせていただいております」といった感謝の言葉を添えると良いでしょう。

 

お歳暮のお礼を電話で言われたときの応対

お歳暮を送ったら、電話でお礼を言われることもありますね。

そんな時、どう応対するか簡単なポイントをお話しします。

日ごろの感謝を伝えましょう。

たとえば、上司や遠くの親戚から電話があっても緊張する必要はありません。

お歳暮を送ること自体が、感謝の気持ちの表れですからその気持ちをそのまま電話で伝えればいいんです。

「お電話いただき、ありがとうございます。ささやかですが、喜んでいただけてうれしいです。これからもよろしくお願いしますね」といった感じです。

 

商品を選んだ理由を言う

なぜそのお歳暮を選んだか、その理由を話すのも一つの方法です。

例えば、食品を選んだら「見た目が美味しそうだったから、ぜひ味わってほしかったんです」とか、日用品なら「実際に使ってみて良かったので、おすすめしたかったんです」と伝えるといいでしょう。

 

季節の挨拶

最後に、時期に合わせた挨拶を添えると会話が自然に締まります。

「寒くなってきましたので、どうぞお身体に気をつけてお過ごしください」といった感じでしょうか。

 

電話でのやりとりは、堅苦しく考える必要はありません。

日常のお礼や感謝の気持ちを素直に伝えることが大切です。

ポイントをおさえておけば、スムーズに対応できるでしょう。

  • 普段の感謝を表す
  • 選んだ理由を説明する
  • 季節にちなんだ挨拶で会話を終える

 

まとめ

お歳暮のお礼を電話で伝える際の言い方をまとめました。

出来るだけ早く電話することと、お礼の気持ちを素直に伝えることがポイントです。

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