おはぎを家で作ってすぐに固くなったこと、ありませんか?
お店で買ったものはずっと柔らかいのに、なにが違うのでしょうか。
今回は、お家でもち米で作ってもおはぎが固くならない作り方と保存方法についてまとめてみました。
実はおはぎのもち米に少しうるち米や砂糖を足すことで柔らかくなりますよ。
おはぎが固くならない作り方
お家で作っても固くならないおはぎには、もち米を炊くときに秘密があります。
大した手間もなく、うるち米か砂糖を加えるだけで簡単に叶いますよ。
それぞれについて解説していきます。
もち米にうるち米を混ぜて炊く
もち米って、つきたてはとっても柔らかくて赤ちゃんみたいにもちもちぷるん~となっていますが、時間が経つとカチカチに固くなってしまいます。
わたしの母はいつも、うるち米を混ぜて炊いていました。
うるち米とは普通にご飯で食べるお米のことです。
うるち米を混ぜることで時間が経っても固くなりにくくなります。
でも、うるち米の割合が多すぎると、おもち感がなくなりますので注意です。
人によって好みがあると思いますが、割合は2~4割が良いです。
うちでは、おおよそ もち米:うるち米=7:3で作っていましたよ。
砂糖を加えて炊く
砂糖には、水分を保つ作用があります。
砂糖を混ぜて炊くことで、もち米の水分が失われるのを防いでくれて固くなりにくくなります。
スーパーなどで売られている大福やお団子も、それ自体が甘く感じませんか?
それは柔らかさを保つために砂糖が加えられているからなのです。
大福やお団子、おはぎは多くは甘く味付けされますので、お餅やお団子の部分が甘くても気になりませんよね。
作りたてのおはぎももちろん柔らかくおいしいですが、翌日までしっとりして柔らかくおいしく食べられますよ。
砂糖の分量は好みですが、米3合の場合、砂糖を大さじ1杯くらいが目安です。
お正月などのお餅が固くならない作り方についてはこちらの記事にまとめてあります。
こちらも参考にしてください。
↓↓
固くならないお餅の作り方・餅に砂糖を混ぜるタイミングは?
おはぎが固くならない保存の仕方
うるち米や砂糖を加えることで固くなりにくくなりましたが、さらに保存方法にも注意してみましょう。
お米やおもちは冷蔵庫に入れると固くなってしまいます。
ですので、できるだけ常温保存が基本です。
直射日光の当たらない20℃くらいで保存することが一番固くならない条件となります。
でも、常温での保存は翌日までにしましょう。
それ以降は傷んでしまいますので、気を付けてくださいね。
できるだけ傷まないように、抗菌シートを乗せておくのも良いと思いますよ。
お弁当に入れるようなやつです。100均にも売っていますよ。
上新粉団子の日持ちや保存方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
↓↓
上新粉団子の作り置き!手作り団子の日持ちと冷凍での保存方法
ただ、お家でおはぎを作るとなると結構大量になりますよね。
家族だけで食べるにはちょっと多くて、次の日までに消費できる量ではないこともあります。
むりやり翌日までに食べてしまうのか、そんなことをしてしまうとおはぎが嫌になってしまいそうです。
傷むことを考えるとやっぱり冷蔵庫に入れたいですが、冷蔵庫に入れるとお餅が固くなってしまいますし悩みどころです。
どのように保存したら良いのでしょうか?
次の項でご紹介していきますね!
おはぎの保存に冷凍や冷蔵庫に入れるのは?
食べ物を長く持たせたい場合、我が家では基本的に冷蔵庫ではなく冷凍庫に保管します。
もちろんおはぎもです。
冷蔵庫に保存してもいずれ固くなってしまいますから、最初から冷凍庫でいいのでは?ということで冷凍庫です。
安心して長く保存できますしね!
冷凍庫に保存する場合の方法は
- おはぎを1個ずつラップに包みます。できるだけピッチピチに包んでください。
- ジップロックなどの袋にきれいに並べて入れてください。
- 解凍するときは自然解凍です!!
レンジでの解凍ではちょっとボロボロしてしまうというか、違う感触になってしまいますので、自然解凍するのがポイントです。
自然解凍のままではおもちが少し固いままですので、食べる前はレンジでチンしましょう。
500Wで、20秒くらいです。
「冷凍庫保存だと食べるときに自然解凍させるのは時間がかかるしなんかめんどくさい。どうせ次の日に食べるし」という方は、冷蔵庫でも良いと思います。
冷蔵庫に保存する方法は
- 冷凍庫に保存する時同様、1個ずつラップに包みます。ピッチピチに包んでくださいね。
- ジップロックやタッパーに並べて、冷たくなりすぎない場所(野菜室など)で保存します。
- 食べる分だけ取り出して、レンジでチン。1個20秒くらいです。
あたためにうまくいかず、ムラが出てしまう場合もあります。
ちゃんとおいしく食べたいという方は、炊飯器の炊けたご飯の上でじっくり温めるなど、じっくり温めれば上手に仕上がりますよ。
また、何日もおはぎを食べ続けると飽きてしまう。
そんな時はアレンジで楽しんでみませんか。
温めたおはぎにお湯をかけると、ぜんざいのようにおいしく食べられます。
わたしのオススメはお湯ではなくホットミルク。
超簡単なのに、ちょっとおしゃれにとてもおいしいですよ。
米粉団子の固くならない作り方についてはこちらの記事にまとめてあります。
↓↓
米粉の団子が固くならない作り方!柔らかくする方法
まとめ
いかがでしたでしょうか。
あまるしな、と思うとなかなか作るに至りませんが、長く保存できると思うと気軽にできそうじゃないですか?
今年のお彼岸に手作りのおはぎ、いかがですか?