初めてナスを栽培したときは害虫とかに慣れてないですから、ナスの葉に虫がついてたらびっくりしますよね。
ナスの葉で見かける黒い虫が気持ち悪くて気になります。
まあ、黒い虫に限らずナスには色んな虫がいます。
あれはどういう虫なのでしょうか。
答えを言いますと、プランターなどで育てているナスに発生しやすい虫はハダニです。
そして、ナスについている黒い虫はナスノミハムシです。
ハダニの対策として簡単なのは、こまめに水やりをするというのがあります。
でも、プランターなどに害虫がいると思うとゾクッとしますよね。
この記事では、ナスにつきやすいナスノミハムシをはじめとする害虫の種類や対策などを紹介していきます。
ナスにつく黒い虫の正体と害虫対策は?
先ほども言いましたが、ナスについてる黒い虫の正体はナスノミハムシです。
触るとぴょんぴょん跳ねるので、手で捕まることはできません。
とても厄介な虫です。
それにナスの葉を食べてしまうので、実の成長に害を及ぼしてしまいます。
ナスが傷む前に対策しておきたいものです。
そんなナスノミハムシには殺虫剤を使うのがオススメです。
ちなみに、ナスノミハムシはナスだけでなくじゃがいもの害虫でもあります。
虫ごとの対処法
虫によって対処法は少しずつ異なりますが、たいていは粘着剤や薬剤を使えば対処できます。
ナスにつきやすい虫はナスノミハムシの他にもアブラムシ、テントウムシダマシ、と先ほど紹介したハダニなどです。
【アブラムシ】
テープや歯ブラシで取れます。
しかし、小さく数が多いのでテープなどですべてを取りきるのは難しいです。
広がってしまった場合は葉ごと処分するか、薬剤を使うのがいいでしょう。
また、薬剤を使う場合は酢が原料となる薬剤を使うのがオススメです。
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【テントウムシダマシ】
防虫ネットをかけることで予防できます。
見つけたら捕殺する。
すぐに駆除したい場合は薬剤を使いましょう。
【ハダニ】
水で洗い流します。
葉の裏側まで勢いよく水をかけましょう。
粘着剤を使う場合は植物に優しい綿棒タイプの粘着剤が良いです。
ハダニは高温乾燥を好むので、梅雨明けから夏に多発します。
葉の裏に寄生して養分を吸うので、株が弱り、生育不良に陥ります。
特にベランダ菜園の場合は雨が当たらない分、乾燥しやすくなりますので気を付ける必要があります。
特に夏場は乾くのが早いので1日2回、朝と夕方に水やりをするようにしましょう。
ナスに虫の卵がついている時の対処法
ナスに害虫だけでなく虫の卵をみつけたけどどうしよう。
なんてことありませんか?
虫の卵が少しであればセロテープで取ったり手袋をはめた手で潰すといいでしょう。
多い場合はセロテープでは追いつかないので殺虫剤で処分しましょう。
卵がふ化してしてしまうと虫がさらに増え、ナスの生育不良が進行してしまいます。
作っているナスを守るためにもふ化する前に見つけておきたいものですね。
まとめ
ナスは乾燥に弱い野菜の為、高温乾燥を好むハダニが最もつきやすいといわれてます。
特に暑い夏場はつきやすいです。
黒い虫の正体はナスノミハムシでした。
害虫にはハダニやナスノミハムシの他にも、アブラムシ、テントウムシダマシなど様々な種類の害虫がいます。
ハダニは水で洗い流すのが対処法ですが、ナスノミハムシなどたいていの虫は殺虫剤で害虫対策ができます。
また雨が当たらないベランダなどは乾燥しやすいのでナスが生育不良になりハダニなどが現れることが多くなるので注意しましょう。
害虫対策と乾燥させない為にナスの水やりは朝夕の2回する必要があります。
それにとにかくナスは乾燥に弱いですので乾燥させないように気をつけましょう。