職場を辞める時についてくる送別会。
送別会が無いと寂しいと思う方も多いと思いますが、してほしくないと思っている人も一定数いますよね。
今回は、自分の送別会をしてほしくない人向けに、送別会の失礼にならない上手い断り方や例文についてまとめました。
他人の送別会を出欠の返事をメールでする場合の例文についてはこちらの記事にまとめてあります。
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懇親会や送別会の参加可否のメール返信!出席欠席・不参加の例文
自分の送別会を断る理由とマナー
送別会に出たくない理由は様々です。
でも、どのような理由であっても、せっかくのご厚意をお断りするのです。
どのような理由があって、どのような断り方をしても、やはり失礼になるのでしょうか?
実はそんなことはありません。
送別会を断っても失礼に当たりません。
送別会が苦手な理由は人それぞれです。
- 忙しい職場なので、自分の送別会より別のことに時間を使ってほしいから。
- あまり人とのコミュニケーションが上手くできないから。
- 仲の良い人がおらず、特に楽しいものではなさそうだから。
- お酒の席が好きではないから。
- パワハラや自分のミスで辞めることになったなど、気まずいことがあるためにひっそりと辞めていきたいから。
特に断りたい理由がパワハラなどの「人間関係」にあった場合、開く側にも「気持ち良く送り出したい♪」という気持ちなどなさそうではないですか?
気を遣わずにサクッと断ってしまいましょう。
パワハラをする人には、何かしらケチをつけたいという人もいそうですが、そんな人の言うことは気にしなくても構いません。
それに送別会の席でも色々と言われる可能性がありますからね!
ただ、断るときは当日ではなく必ず事前に。
こちらは社会人のマナーを守っていきましょう。
次に、断りたい理由が「忙しい職場だから」「他のことに時間を使ってほしいから」などの職場の方たちを思っての事態の場合。
本当は送別会を開いてくれるという厚意に嬉しいと感じている場合は、遠慮なく開いてもらうのが良いかなと思います。
逆にあなたが開く側だったらさみしくありませんか?
「忙しいのに、なんだか申し訳ないけどいいのかな?」という気持ちを伝えておけば、良いと思います。
きっとみんな気持ちよく開いてくれると思いますよ。
もう一つ、断りたい理由が「楽しめないから」「お酒の席が好きではないから」などの場合。
一度やんわ~りと断ってみましょう。
それでも「いえいえ、やりましょう!」となった時は仕事だと思って割り切りましょう。
または少し意地汚いのですが、おいしいごはんを食べられる!と思って割り切って参加してみましょう。
最後だからと、普段話さなかったことを話してくれたり、本音が聞けたり、意外と良かったりすることもあるものですよ。
わたしの職場には、お酒の席が大嫌いな陽気なおじさんがいます。
普段はみんなと楽しく仕事をしていますが、歓迎会・納涼会・忘年会・送別会などのお酒の席には一切参加しません。
毎回「お酒の席が嫌いだから!」と言ってサクッと断っています。
きっと送別会をしよう!という人もいないと思います。
普段から「嫌いだ!」というアピールをしておくのも良いかもしれませんね。
自分の送別会の上手な断り方の例文
具体的な断り文句としては、「当たり障りのない理由」が良いでしょう。
開く側の方たちは厚意で企画をしてくれているわけですので、あまり角の立たないようにしたいものです。
特に、「お酒の席が好きではないから」や「楽しめないから」といった、自分側に理由がある場合は特に「ありがとう」という言葉を忘れずに伝えておきましょう。
【例文】
せっかくのご厚意ですが、わたしの業務の引継ぎや月末(月初)で忙しいタイミングとなりますし、また送られる側というのは少し気恥しくもあり、申し訳ありませんが辞退させていただければと思っております。
みなさまのお気持ちは本当に嬉しく思っておりますので、お気持ちのみ受け取らせてください。
ありがとうございます。
そして、最終出勤日には改めて、今までお世話になったお礼と挨拶をしておきましょう。
送別会を断る本人のメリットとデメリット
送別会を断るメリットです。
- 退職理由が人間関係なら、仕事以外の席で気を遣う必要がないから。
- お酒の席が嫌だという場合は、その席を回避できる。
- 忙しい職場の場合、同僚たちに気を遣わないで済む。
- 色々と詮索をされないで済む。
めんどくさいことを回避できるメリットが多いですね。
逆に送別会を断ることでデメリットはあるのでしょうか。
- せっかくの厚意を無下にした、と思われるかもしれない。
- 色々と陰で詮索されてしまうかもしれない。(なぜ送別会を断ったのか、など)
など、どこの職場にも噂好きの方は必ずいます。
そんな方たちに噂をされることや、去る職場の方たちに何を思われようが、辞めてしまえば案外気にならないものではないかなと思います。
結局は断る本人の意思で決めれば良いことかなと思いますよ。
まとめ
いかがでしたか?
今の時代、お酒の席の強制度はかなり低めです。
特に、主役があなたという場合、あなたが嫌な思いをする必要はないのではないでしょうか。
思い切って断るときは、事前にお礼を添える。
これを大事にしておきましょう。