ベランダで栽培してるトマトが何か枯れてきてる気がする…。
そんなことありませんか?
枯れたらもうお終いなのではないかと心配になりますよね。
でも大丈夫です。
トマトは枯れたとしても復活できます!
復活させる主な方法は、
「水を与える」「光を遮る」「追肥を止める」
です。
ここではトマトの枯れる原因と枯れた時の対策を詳しく解説していきます。
トマトが枯れる時の3つの対策
先ほども言いましたように、トマトが枯れたときの主な対策は、水を与える、遮光、追肥を止めるの3つです。
その他にも病害虫の除去や折れた枝を補強するなどがあります。
水を与える
水切れを起こしているなら水を与えるのが一番です。
特に真夏は日中に気温が高くなるので、朝か夕方に水を与えましょう。
しかし、すでに土が湿っているのにも関わらず、地上部がしおれている場合は水切れ以外が原因なので別の対策が必要です。
遮光
急に晴れてきたり、気温が上昇したことによってしおれている場合は光をさえぎると回復が早まります。
放っておいても回復することもありますが、弱い部分などは傷みやすいので何かで光をさえぎるのが良いですね。
追肥を止める
根が傷んでる時は追肥をやめましょう。
養分や水分を上手く吸うことができなくってます。
そんな時に追肥をするとさらに根が傷んでしまいますので、追肥を一旦止めましょう。
また、葉を見て害虫による被害が見つかった場合は、薬剤を使って害虫による被害を防ぐことが大切です。
トマトが枯れる原因は様々ですので、枯れてしまった原因に合わせて対策してみてください。
栽培してたトマトが枯れると焦ってしまいますが、慌てずしっかりと原因を探りましょう。
大事なのは、ちゃんと水をあげてお日様に当ててあげるという基本的なことなんですね。
トマトが枯れるのはなぜ?
ちゃんとお世話してるのにトマトが枯れてしまうのはなぜなのでしょうか。
トマトが枯れてしまうのには次の5つの原因があります。
- 日当たりが足りない。
- 風通しが悪い。
- 鉢内部の水分量が多すぎて根が傷んでいる。過湿。
- カルシウム欠乏による尻腐れ症。
- 毎年同じ場所に同じ作物を栽培している。
の5つです。
それぞれ説明します。
- 日当たりが足りない
トマトは日当たりを好みます。
日陰や1日数時間くらいしか日が当たらないような場所で育てると、日照不足により枯れやすくなってしまいます。
また葉が茂りすぎて重なって、十分に日光が当たらなくなっているということもあります。
なるべく日当たりのいい場所で育てて必要に応じて葉を取り除くことが大切です。
葉で混み過ぎないようにしましょう。
ただし、当てすぎもダメなのでしおれそうになったら遮光してください。
- 風通しが悪い
風通しが悪いと蒸れて蒸気がたまりやすくなる為、葉が枯れてしまったり、病気にかかりやすくなったりします。
また、害虫被害にも遭いやすくなります。
風通しの良い場所で栽培するが良いでしょう。
- 鉢内部の水分量が多すぎて根が傷んでいる
水を与えすぎたり土の水はけが悪かったりで鉢の内部の水分量が多くなり過ぎると、根が傷み葉が枯れる原因になります。
鉢の通気性が悪くて多湿になることもあります。
- カルシウム欠乏による尻腐れ症
尻腐れ症というのは大玉のトマトなどが果実の肥大とともに、果実の下の方が黒褐色になり陥没するという生理障害のことです。
肥料バランスが崩れたり、カルシウムの吸収が阻害されることが原因です。
尻腐れ症の予防にはカルシウム配合の植物用活力液が役に立ちます。
- 毎年同じ場所に同じ作物を栽培している
トマトは病気にかかりやすい植物です。
病気を防ぐには、連作を避けることです。
病気には、青枯病、黄化葉巻病、灰色かび病、葉カビ病などあります。
いずれの病気も茎や葉が枯れます。
同じ土に繰り返し同じ科の植物を植えるのはやめた方がいいでしょう。
お日様は必要ですけど当てすぎてもダメですし、その塩梅が難しいですね。
水のやりすぎには注意したいところです。
水は必要ですから、知らず知らずのうちに水をあげすぎてるということもありますもんね。
病気への対応は初心者には難しいですが、病気にかかるリスクを少なくするためにも毎年土は入れ替えた方が良いですね。
まとめ
トマトは枯れた原因によって復活させる方法が異なります。
枯れた原因には水切れや根の傷み、害虫によるものなどがあります。
きれいな実になるのが理想的ではありますが、もしトマトが枯れてしまった場合は原因に合う復活方法で復活させたいですね。
トマトはよく病気にかかったり、枯れてしまう繊細な野菜です。
枯れてしまったからもう無理!と思わず原因を知って復活させてみましょう。