家庭菜園でトマトを栽培してて、トマトのヘタが黒いときってありませんか?
あのヘタが黒くなったトマトって食べても大丈夫なのでしょうか。
せっかく自分で育てたトマトですから、食べられるものなら食べたいですよね。
結論から言いますと、ヘタが黒くなった原因によって食べてOKな場合と食べられない場合に分かれます。
- トマトが腐ってる。
- トマトの病気。
それぞれで食べて良い場合とダメな場合があります。
病害虫でヘタが黒くなったトマトでも、その黒ずみと、トマトの症状によっては食べられるものも実はあります。
ここではトマトのヘタが黒いときに食べて良いかの判断方法と、ヘタが黒くなる原因について説明していきます。
トマトのヘタの周りが黒いときは食べても大丈夫?
トマトの収穫が遅れてしまって古くなると腐ってしまうこともあります。
古く腐ってヘタが黒くなったトマトは食べられません。
腐ってるかどうかの簡単な見分け方を説明します。
普段スーパーで買い物するときに選ぶような、色つやが良く、固めで、ヘタ部分も緑が濃いトマトなら腐ってないのでOKです。
枝に実ってる家庭菜園のトマトでも、スーパーで売られているトマトと見極めポイントは同じなのです。
ヘタ部分が変色して黒くなっていたら購入しないですよね?
これはトマト栽培に詳しくなくても簡単です。
また、ヘタ部分が黒く周りが茶褐色になっていても、指で押して固いようなら変色部分だけ切り取って食べるのは問題ありません。
野菜直売所で、ヘタの部分が茶褐色で少しアミアミ模様になっているのを見た事がありませんか?
農家さんも大丈夫と売り出すトマトは、変色部が押しても固いものです。
しかし、柔らかくなっていたら明らかに病気なので食べずに捨てて下さい。
食べられるか判断する方法
トマトの病気は何種類もあり、食べられるか?食べられないか?の判断は私達素人には難しいです。
ベランダのトマトと写真を見比べて、首をひねり考え込んでしまいますよね。
食べられるか、食べられないかを判断する簡単な方法があります。
- ブヨブヨして色が全体的に変色
- トマトに斑模様の斑点
- トマトから黒い汁がでる。
これは、絶対に食べてはいけません!
あなたが病気になってしまいます。
トマト栽培で収穫するときにヘタが黒い原因は?対策はある?
ヘタが黒い原因は主に二つあります。
トマトが腐ってる場合とトマトが病気の場合です。
トマトが腐るのは収穫が遅れてしまったときが多いです。
腐ったトマトについては食べられないと先ほど説明しましたので、ここでは、トマトの病気について説明します。
ヘタ部が黒い原因で考えられる病気が、トマト褐色腐敗病やトマト灰色カビ病です。
ヘタの付近から菌が入りこみ、進行するとヘタ部分が茶褐色に変色して、やがて全体に病気が広まり腐り落ちてしまいます。
トマトが病気になる原因
密集した場所、風通しが悪い場合に病気は発生します。
カビが原因になります。
なので風通しは重要ですね。
また、水のやりすぎや、水はねも病気の原因になります。
トマトのヘタを黒くさせない対策
見つけたら早急にトマトを切り取るのが対策になります。
そのまま放置しておくと回りのトマトや作物にも影響します。
枯れた部分があれば菌が残っている可能性もあるので取りのぞいて下さい。
カビは胞子として飛ぶので、切り取った作物や枯れ葉などはその辺に放置せず処理をちゃんとしてくださいね。
トマトは連鎖を嫌います。
プランターで育てている場合は、翌年は土を入れ替える必要があります。
同じ土を使うと、連鎖障害で病害虫が発生しやすくなります。
苗を植える最初の対策として、新しい土で育てることをおすすめします。
まとめ
ヘタが黒くなる原因は主にトマトの病気でした。
でも、ヘタが黒くても回りが固ければ、変色した部分だけを切り取ればトマトは食べられます。
また、ブヨブヨしたり、黒い汁が出てるトマトは食べられないので注意しましょう。
家庭菜園は日々植物の成長がみられて楽しいですが、狭い空間ならではの問題点は、目が行き届きすぎて過保護にしてしまいがちです。
トマトは乾燥と太陽を好み大量のお水を嫌う植物です。
腐らせたりしないようにしたいものです。