ながばなしと10円玉

やしきたかじんの歌に「ながばなし」というのがある。

♪もしもし~、という歌い出しから電話してる男女の会話を歌った歌だが、

その中に「もしもし10円玉まだありますか」という歌詞がある。

この一節で、「ああ相手は公衆電話からかけてきてるんだな」と昭和生まれの我々はすぐに察する事が出来る。

平成二桁生まれとなるとどうだろう。

ピンと来ないかも知れんね。

学校に設置してあったりで知らんことは無いって程度かな。

公衆電話の使い方

公衆電話自体をあまり見かけない現代、使った事ない若い人も居るだろう。

ていうか公衆電話という言い方も古いのかも知れない。

新しい言い方を知らんが。

使い方を知らない人の為に簡単に説明を。

  1. 受話器を上げる。
  2. 十円玉、またはテレフォンカードを入れる。
  3. 相手の電話番号をプッシュ。
  4. 繋がる。
  5. 会話が終わったら受話器を置いて終了。

十円玉は何枚か入れておくのがオススメ。

でないとすぐ切れてしまうから。

そして、この十円ぶんで電話切れますよーというサインとしてブーとブザーが鳴ります。

家の電話にかけてるなら残り一分弱。

携帯電話にかけてたなら大体15秒…。

公衆電話から携帯に電話したときの通話料
公衆電話から携帯電話に電話したときの通話料金を調べてみました。携帯会社によって多少の料金の違いはありました。普段は公衆電話から電話することはあまり無いとは思いますが。

 

携帯電話が普及するまでは電話ボックスはあちこちに設置されてたし、

タバコ屋の店先などにも公衆電話がよく置かれてた。

赤電話だったりピンクの電話だったり。

公衆電話の色

今ではたまにしか見かけない電話ボックス。

そこに設置されてる電話機といえば何色ですかいな。

ほとんどの人は黄緑色を思い浮かべるだろう。

↓こんなやつ。

緑の公衆電話

私もイメージするのはあの、テレフォンカードが使える緑の電話機である。

でも、だいぶ前になるが実際電話ボックスに入って目にしたのはグレーの筐体であった。

グレーの公衆電話

 

何か「ハイテク感」があったね。

また、まだ私らが中学生、高校生の時分には黄色や青の電話が電話ボックスにはありました。

あと、赤い電話やピンクの電話もあったね。

タバコ屋の店先にはだいたい赤い電話が置いてあったものです。

今では街中で見かけることはほぼ無くなったね。

グレーの公衆電話

あのハイテク感があったグレーの公衆電話。

データ通信が出来るらしいがボタンが多すぎて戸惑ってしまったわ。

当時は何をどう使うのかさっぱり分からなかったが、

いま見たら「ISDN端末を接続して通信が可能です」とある。

…ああ、最近の機種に思えてたけど相当昔のモノだったのね。

 

今はもう光回線の時代ですもんね。

公衆電話にパソコンとかを繋げて通信出来るって電話だったようだが、

今では誰が使うねん!て感じですね。

通信速度も今に比べてメチャクチャ遅いし。

今ならポケットWi-Fiを使うのが主流ですわな。

 

10円玉からテレフォンカードになったが

テレフォンカードというのも死語になりつつあるね。

使ってる人は珍しい。

略すと「テレカ」。

テレフォンカードを知らない人のために一応説明しておくと、テレフォンカードとは公衆電話で使えるプリペイドカードの事である。

1000円分のテレフォンカードで105度数使える。

つまり1,050円分使えて少しお得。

テレフォンカードの中でも珍しいレアカードがあって

プレミアがついて高値で売買されたりもしてた。

民営化されてNTTになる前の電電公社のロゴが入ってるテレフォンカードとか高くなってるはず。

それはさておき、テレフォンカードはまあ便利であった。

小銭がなくても電話出来るし、電話中に小銭切れする心配もなかったし。

 

そう、テレフォンカードが出現する以前は、電話するには小銭を用意せねばならなかったのだ。

10円玉。

タバコ屋のおばちゃんに両替してもらったりしてね。

電話ボックスではどうしようもなかったが。

我々の時代は市内3分10円。

今は10円で56秒らしいです。

遠方にかけると10円当たりの通話時間は短くなる。

現代の携帯電話ではそんな感覚は全く無くなりましたね。

国内ならばどこへ掛けても料金変わらずな時代。

携帯でもカケホーダイなプランもあるし、

LINEなどの通話アプリでも無料で喋れるもんね。

 

100円玉も使えますよ。

でも電話が早く済んだとかで100円分使い切らなかったとしても

お釣りが出てこないので注意。

 

近くの公衆電話はどこにある?

そこらじゅうにあるようでいざという時に見つからない公衆電話。

NTTのサイトで検索出来るようです。

NTT東日本の公衆電話設置場所検索

NTT西日本の公衆電話設置場所検索

NTT東日本のサイトはスマホ対応してますが、

NTT西日本のサイトはPCサイトのまま表示されます。

使用者が少なくなって

通話残り時間が少なくなったら受話器からブーっというブザーが鳴る。

例えば10円玉を4,5枚入れてて10分ほど喋ったらブーっと鳴った。

鳴ると「そろそろ切れるからバイバイ」みたいな会話もあった。

いや、今でも無いことは無いのかも知れない。

でも皆が知ってるエピソードってわけでも無くなってる。

 

冒頭のやしきたかじんの歌のように

「10円玉まだある?」と相手の小銭事情を心配する事は無くなった。

 

今なら「充電なくなりそうやし切るわ」かな。