恵方巻きの方角の歴代一覧！毎年誰が決めるの？

毎年節分になると話題になる恵方巻。

その年の恵方を向いて巻き寿司を丸かじりする習慣ですが、その年の恵方ってどうやって決まってるのでしょうか。

誰かが決めてるのでしょうか。

ここでは毎年の節分の恵方がどうやって決まってるのか、歴代の恵方巻きの方角についてまとめました。

実は年ごとにあらかじめ決まってるのです。

恵方巻きの方角・歴代の一覧

恵方巻を歴代で並べると表の通りなります。

恵方巻きの方角は誰が決める？

恵方の選定方法は毎年誰かが選んで決めているのではなく、その年の十干に基づいています。

十干とはその年を表すもので10通りあります。

十二支は12通りありますよね。

よく干支と言いますが、十干と十二支を合わせて干支というのです。

十干は十二支とは異なり、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10種類です。

この10種類の十干によってそれぞれの年の恵方が決まります。

• 「甲・己」の年は「東北東」
• 「乙・庚」の年は「西南西」
• 「丙・辛・戊・癸」の年は「南南東」
• 「丁・壬」の年は「北北西」

恵方はたくさんあるように思いますが実は4つしかありません。

「東北東」「西南西」「南南東」「北北西」の4つの方角です。

また、十干は十二支とは違って西暦の年数の末尾の数字ですぐに分かります。

• 甲＝4
• 乙＝5
• 丙＝6
• 丁＝7
• 戊＝8
• 己＝9
• 庚＝0
• 辛＝1
• 壬＝2
• 癸＝3

例えば2024年は末尾が4なので「甲」の年です。

甲の年の恵方は東北東なので末尾が4の年は恵方が東北東となります。

これは2014年も2004年も同じです。

これをまとめると

• 西暦の末尾が「0」または「5」なら「西南西」
• 西暦の末尾が「1」「3」「6」「8」なら「南南東」
• 西暦の末尾が「2」または「7」なら「北北西」
• 西暦の末尾が「4」または「9」なら「東北東」

になります。

恵方巻はいつから流行った？

恵方巻きのブームは、1990年代に広島県のセブンイレブンがこの名前で商品を販売したことが発端となりました。

それ以前には、関西地方を中心に節分の日に「丸かぶり」「丸かぶり寿司」「太巻き寿司」などと呼ばれる、切り分けられていない太巻き寿司を食べる習慣はありました。

それが全国に広がったのはコンビニエンスストアやスーパーマーケットが大きく宣伝したことと、テレビ番組やCMが大きく取り扱うようになったためです。

やがて現在のように節分の風物詩としての地位を確立しました。

現在では、恵方巻きはコンビニエンスストアやスーパーマーケットだけでなく至るところで入手可能であり、節分になると多くの人が恵方巻きを楽しむようになったのです。

まとめ

恵方巻の歴代の方角をまとめした。

誰かが毎年決めてるのではなく十干をもとに方角が定まっているのですね。

東北東とか西南西とか言ってますが実は4つしか方角がないのも意外でしたね。