おさがりなどで名前が書かれた服や道具を、保育園や幼稚園で使う場合は名前を消して書き直す必要がありますよね。
服のタグや幼稚園バッグ、長靴に書かれた名前はちょっとした工夫で消すことができます。
お下がりで受け取った服や道具でも、名前を簡単に消すことが可能です。
ここでは、おさがりでもらった服のタグやネームタグに油性ペンで書かれた名前の消し方、他にも長靴の油性ペンの消し方など紹介します。
服のタグに書いた名前を消したい時の方法
高価な服であれば、それほど傷んでいなければ再利用したいですよね。
名前が書いてあるとちょっと気になりますが、名前をきれいに消す方法があるんです。
服のタグなど布地のものに名前が書いてある場合は、染み込んでいて取りづらいことが多いです。
でも、何度かやれば見えなくなるまで消せます。
最初に、ペン付けの油分を浮かび上がらせるためオイルを使います。
クレンジングオイルや、サラダ油、保湿クリーム等でも代用できますよ。
名前の書いてある部分にオイルをしみ込ませて、布で優しくたたくように拭きます。
拡がらないよう、裏側に当て布をするのがコツです。
これを繰り返せば、徐々に名前が消えていきます。
でも、オイルでベタベタしてしまうので、最後に洗濯するか洗剤で拭き取ればきれいに仕上がります。
おさがりでもらった体操着のゼッケンにも名前が書かれてありますよね。
ゼッケンに油性ペンで書かれた名前の消し方についてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。
こちらも参考にしてください。
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体操着のゼッケンで油性ペンで書かれた名前の消し方落とし方！お下がりも綺麗に
ビニールやプラスチックのネームタグに書いた名前の消し方
ビニールやプラスチックの製品に名前が書いてある場合は、比較的簡単に消せます。
多くの場合、油性ペンで書かれていると思うので、消毒用アルコールを使うと良いでしょう。
アルコールを拭きつけると、ペンの成分が浮き上がってきます。
そのまま数秒待ってから、布などで拭き取ります。
まだ残っていれば、この作業を繰り返せば徐々に消えていきます。
アルコールを布に染み込ませて拭くのも効果的です。
水性ペンで書いてある場合
一方、水性ペンで書いた名前は油性ペンより落ちやすいメリットがあります。
ビニール部分はアルコール拭き、布地部分は叩き拭きをするのが基本です。
強力ではないので油成分は不要です。
柄物用の漂白剤を使うのもOKです。
洗濯機で洗えるなら簡単に落とせますが、洗濯機が使えない場合は水で湿らせた布で繰り返し叩き拭きをします。
手洗いで水洗いし十分乾かすのも良いでしょう。
洋服に書かれた名前の消し方
洋服に書かれた名前も同じ要領で対応できます。
服全体に書かれていれば、出来るだけ油分で浮かせてから洗濯するのがベストです。
白い生地なら塩素系漂白剤を使うと手っ取り早く落とせます。
失敗しても大丈夫な箇所から試してみて、上手くいかない場合はワッペンなどで隠せば良いですね。
長靴の名前の消し方
長靴の名前を綺麗に消す方法について詳しく説明します。
まず長靴は雨の日以外ではあまり履く機会がないので、長期間きれいな状態が保たれがちです。
そのため、子供が成長して小さくなった長靴でも、まだきれいなうちは次の子にお下がりとして活用できます。
ただし、名前が書いてあるとちょっと気になりますよね。
そんな時は、長靴の表面の素材を活かした名前消し方術があります。
長靴はほとんどが防水加工されたビニールやプラスチック製で、表面がツルツルしているのが特徴です。
このツルツル面なら、消毒用アルコールや除光液を使えば、名前の筆跡を簡単に拭き取ることができるのです。
具体的な方法は、アルコールや除光液を少量、長靴の名前が書かれた箇所に直接つけます。
数秒間待ってから、やわらかい布などで丁寧に拭き取ります。
一度では完全に消えきれない場合は、この作業を何度か繰り返せば徐々に筆跡が薄くなり最終的にきれいに消せます。
アルコールや除光液がない時は、クレンジングオイルなどの油分の多い製品を代用して試してみても良いでしょう。
油成分があれば、筆記された名前の染みを浮き上がらせる役割を果たします。
このようにして長靴の名前をキレイに消せば、子育ても経済的で無駄がなく続けられますね。
ぜひ気になる長靴があれば、この方法を試して上手にリユースしてみてください。
ホワイトボードマーカーで名前消しができる
プラスチック製品に書いた名前を消すとき、意外な方法があるんですよ。
ホワイトボードに使うマーカーペンを活用するんです。
やり方はカンタン。
名前の書いてある部分をマーカーペンでなぞるだけ。
しばらく放置してから、拭き取れば名前がきれいに消えています。
ただし、このマーカーを使うとホワイトボードに描いた文字が後で消しづらくなる欠点があります。
マーカーの油性インクが残ってしまうからです。
でも、マーカーペンが余っている人はぜひ試してみてください。
油性ペンが落ちないときは名前シール
上手く消せない時は、名前を隠すシールを貼るのが便利です。
名前シールは防水加工されていて透明なので、コーティングすることで雨による損傷を防ぐことができます。
名前が古くて消しにくい場合は、このシールで上から塗るのがおすすめです。
まとめ
服のタグやネームタグに油性ペンで書かれた名前の消し方など紹介しました。
服やカバン、長靴に書かれた名前を消して、お下がりをキレイな状態で使うのは素晴らしいことですね。
消毒用アルコールは、清潔を保つだけでなく名前を消すのにもとても便利です。
家庭に一本あると、さまざまな場面で役立ちますよ。