有給休暇の理由は「私事」でいい?例文と書き方を紹介
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有給休暇の理由は「私事」でいい?例文と書き方を紹介

有給休暇を活用できていますか?

有給休暇は働く人の権利です。

ですが、有給を取得したばかりで右も左もわからない方も中にはいらっしゃるかと思います。

また、どのような理由で申請すればよいのかでこれまでに悩んだ経験はありませんか?

 

今回の記事では「有給休暇取得の申請例文と理由の書き方」について紹介していきます。

はじめに結論から申しますと、有給休暇取得の「理由」は原則として必要ではありませんよ。

けれど、どうしても答えなければならないときは「私用」と答えても構いません。

 

有給休暇を取得しようと考えている人は是非参考にしてみてくださいね。

有給休暇申請の理由の例文

有給休暇申請の例文を紹介します。

最近では、有給休暇の取得申請をメールで行うことが多くなっています。

2つの例文をメール形式で以下に記載します。

①私用のため

お疲れ様です、○○課の○○です。

下記の通り、有給休暇の取得を申請致します。

有給休暇希望日
令和○年○○月○○日から
令和○年○○月○○日まで

理由
私用のため。

以上、よろしくお願いいたします。

 

②通院のため

お疲れ様です、○○課の○○です。

下記の通り、有給休暇の取得を申請致します。

有給休暇希望日
令和○年○○月○○日から
令和○年○○月○○日まで

理由
通院のため。
今年度の健康診断にて再検査の判定が出てしまいました。そのため有給休暇の申請を致します。

なお、現在の業務に関してはAさんに受け継ぎをしました。

以上、よろしくお願いいたします。

上記2つの例文の中から押さえておきたいポイントがあります。

それは、必ず記載すべきことを書くことです。

必ず記載する項目は

  • 氏名
  • 時季(取得予定日)

2点です。

この2点だけは忘れずに記載しましょう。

必要であれば業務の受け継ぎについて記すのもよいでしょう。

ここまで読んで、勘のいいあなたは気がついたかもしれません。

「あれ?有給取得の際に理由は必須じゃないの?」

 

そうなのです。

実は有給休暇取得に理由は必要ありません。

労働基準法395項の本文には有給休暇についてのルールがまとめられています。

その本文には取得理由については実は触れられていないのです。

その一方で、記載を求められているのは「氏名」と「時季(取得予定日)」の2つのみ。

すなわち、その2つさえ書けていれば実質OKです!

 

有給休暇取得の例文を簡単にではありますが書かせていただきました。

こちらを参考に、あなたの状況に合わせた文章を作成していただければ幸いです。

有給休暇の理由の書き方

有給休暇の理由の書き方は少し悩みどころですよね。

ですが、先ほど記したように有給休暇の理由は原則として不要です。

とは言え、理由を求められてしまう場合があるかもしれません。

例えば長期休暇を取りたいときや、理由を聞かれてしまったとき。

そんなときにしっかりと答えられるよう、代表的な取得理由の例を以下に挙げます。

 

  • 家事都合:子どもの行事(授業参観、面談など)、介護など
  • 通院:体調不良による通院、健康診断などの再検査、人間ドックの受診など
  • 手続き:工事、修理、点検、市役所での用事など
  • 冠婚葬祭:結婚式、法事など

 

ぜひ参考にしてみてください。

有給休暇の理由として「有給消化のため」はOK?

「有給休暇を申請したいが申請理由が特にない。有給休暇の理由として『有給消化のため』は問題ないのか?」

そのように考えている方もいらっしゃるはず。

結論から言いますと、問題ありません。

 

その場合は有給休暇取得理由に「私用」と書けば問題ありません。

有給休暇は働く人たちの権利です。

遠慮せずに消化していきましょう。

 

ちなみにですが、私は有給の際は理由欄に「帰省のため」と書き、帰省の時期はこれでいつも通しています。

これからは「私用」目的で有給休暇をたくさん消化していこうかなと思います(笑)

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は有給休暇申請の例文と理由の書き方について紹介しました。

「氏名」「時季(取得予定日)」の2点は必ず記載しましょう。

 

有給休暇取得の理由は原則として不要です。

でもどうしても答えなければならないときは「私用」と答えてもかまいません。

 

今回の記事があなたの悩みを少しでも解消できたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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