ステルス値上げされてるお菓子一覧!知らん間に値上げしてる言い訳とは
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ステルス値上げされてるお菓子一覧!知らん間に値上げしてる言い訳とは

定価は変わってないのに何か中身が前より少なくなってない?と感じる商品、ありますよね?

お菓子や冷凍食品やインスタント食品など普段から口にするもので多くあります。

値段が変わってなくても中身が少なくなってたらそれは実質の値上げですよね?

そういう風な、内容量をしれーっと減らしてるのをステルス値上げと呼びます。

普段からお菓子好きな私が感じたステルス値上げされたお菓子をまとめました。

実際に量を減らす際に「〇月から中身減らしまーす」と告知してるメーカーさんは正確に言えば「ステルス」ではありませんけど、それも含めて一覧にしてます。

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ステルス値上げされたお菓子一覧

全て同じ価格での内容量を比較してます。

カントリーマアム

数量備考
2005年30枚
1枚11.0g (合計)330g
2007年28枚
1枚10.5g (合計)294g
2008年24枚
1枚10.5g (合計)252g
2011年22枚
1枚10.5g (合計)231g
2014年20枚
1枚10.5g (合計)210g
2016年20枚
1枚10.0g (合計)200g

じりじりと減ってきてますね。
2016年には枚数は減ってませんが1枚当たりの大きさが減ってます…。

ぼんち揚

年月内容量
2006年 3月160g
2009年 6月140g
2018年10月120g

2018年に袋がチャック付きスタンドパウチに変更されました。
ついでに中身も減りました。

きのこの山

内容量
 89g
2008年82g
2015年74g

きのこの山とたけのこの里は中身が減る際に原料価格の高騰が理由であると発表してます。

たけのこの里

内容量
 84g
2008年77g
2015年70g

パイの実

内容量
 81g
2007年79g
2010年73g

最近は減らしてないようです。

キットカット

容量・数量備考
 17枚 
2007年16枚 
2012年15枚 
2014年14枚(162.4g)11.6g×14枚
2020年15枚(148.5g)9.9g×15枚

キットカットはジリッジリっと減らしてきてますね。
2020年には1枚増えたと思わせておいて、実は1枚当たりの重さが減ってて合計重量が結局減ってるという高度な値上げをしてます。

ルマンド

年月数量
2012年14本
2015年13本
2019年9月17日12本

参考サイト:いつの間にか容量が減っている商品wikiを参考に作成

 

 メーカーがステルス値上げをした言い訳3選

言い訳というと聞こえは悪いですが、消費者へのきちんとした説明ですね。
言い訳にしろ説明にしろ発表してる時点でステルスでは無いんですけどね…。 

きのこの山、たけのこの里(2015年)
「カカオ豆やナッツ類などの原料価格が高騰しております。また、包装資材などの原材料コストや物流費に関しても上昇傾向が続いております。」
ルマンド
「原材料や燃料、輸送費などの値上がりで、自助努力でのコスト吸収が困難になった。」
キットカット(2020年)
「1枚当たりのカロリーが気になる」という声にも対応するため、 1枚当たりのサイズを「食べやすい」1口サイズに変更。

 

きのこの山やたけのこの里やルマンドはまあ仕方ない理由かなあと思いますが、キットカットの理由は何なんでしょう。

11.6g×14枚=162.4g ⇒ 9.9g×15枚=148.5g

に変更したわけですが、15枚じゃなくてもう1枚増やして16枚にしても9.9g×16枚=158.4gで値上げ前の容量(162.4g)より少ないですよ?

16枚入りでもいいのに15枚入りにして

『「カロリーが気になる」という声にも対応するため食べやすい1口サイズに変更』

って、そら値上げの言い訳というか便乗と思われてしまいますで。

ステルス値上げまとめ

消費者の立場からすると商品の値上げは勘弁してほしいものです。

しかしメーカーさんも潰れるわけにもいかず苦肉の策なのです。

昔は正々堂々と?容量そのままで何十円かの値上げをしてましたよね。

あの頃は景気も良くて物価は上がってもみんなの給料も上がる、みたいな時代でしたもんね。

 

平成以降の日本はずっとデフレ不況で給料も上がらずな状況が30年も続いてます。

日本が経済成長しないまま海外が経済成長すると当然、輸入物の価格は高くなります。

 

それをそのまま価格に反映させると今の時代では消費者離れを起こすと考え「ステルス値上げ」されてるのだと思います。

「値段を上げるのは難しいから中身を減らす」っていうのはデフレの副産物ですわ。

値上げが気にならないくらいに給料が上がる時代になってほしいものです。

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