DIYや子どものおもちゃを直す時に一瞬で接着するアロンアルファはとても便利ですよね。
ですが、少し油断すると作りたいものや直したいものではなく、自分の手がくっついてしまうことがあります。
一瞬焦ってしまうかもしれませんが、冷静に対処すれば簡単にはがすことが出来ますよ。
専用のはがし液を使用した方法だけでなくお湯を使った方法などもあります。
ここでは手にアロンアルファがついてしまったときのはがし方、瞬間接着剤が手についたのを放置するとどうなるかや、予防方法について紹介していきます。
アロンアルファが手に付いたときに綺麗に取る方法
アロンアルファが手についてしまうと、一瞬で接着してしまうので手の自由が奪われた感じがして、もう剥がれないのではないかと焦ってしまいますよね。
力まかせにはがそうとすると皮膚を傷めてしまうだけです。
手についたアロンアルファを綺麗に取る方法をいくつか紹介していきます。
まずは専用のはがし液を使用する方法です。
100均などでも売られているため比較的手に入れやすいです。
使い方は、アロンアルファがついた手にはがし液をかけて2~3分放置するだけです。
端からはがすと綺麗に取ることが出来ます。
ですが、綺麗に取れる分はがし液は少し刺激が強いです。
私も実際に使用したところ手が荒れてしまう少しヒリヒリしてしまい、アロンアルファをはがした後に手がカサカサになってしまいました。
肌が弱い方が使用するには十分に注意した方がいいでしょう。
次にお湯を使用してアロンアルファを取る方法です。
「はがし液なんて家用意していないよ」という方がほとんどだと思います。
簡単ですのでこちらを先に試してみるのもよいでしょう。
また私のように肌が弱い方はお湯を使用した方法をおすすめします。
まず、40℃ぐらいのお湯を桶などに入れて用意します。
お湯の中にアロンアルファが付いた手を入れて優しく揉むようにしていきます。
段々と柔らかくなり、アロンアルファがはがれてくるはずです。
これならば簡単に出来そうですよね。
手についてしまったアロンアルファは無理してはがそうとすると皮膚を傷めてしまいます。
焦らずに適切な方法ではがすようにしましょう。
アロンアルファが手についたまま放置するとどうなる?
アロンアルファが手についたまま放置をしても2~3日で汗や自分の熱ではがれます。
しかし、炎症を起こす危険もあるので放置するのはやめましょう。
少しの量ならば無理して剥がさなくても大丈夫です。
お風呂に入っている時などの熱により自然とはがれます。
少量の場合は放置してもそこまで気にすることはないです。
ですが、アロンアルファの付いた量が多かったりすると炎症を起こしてしまうので、先ほど紹介したはがし液を使う方法やお湯につける方法で素早くはがす事をおすすめします。
いつかとれるからいいやと放置してしまうと大変なことになることもあり得ます。
面倒だからと放置をせずに適切な処理をしていきましょう。
アロンアルファが手に付くのを予防するには?
どれだけ細心の注意を払っていても作業をしているうちにアロンアルファが手に付いてしまうものです。
アロンアルファが手につかないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
一つ良い方法は作業をする前にハンドクリームを塗っておくというものです。
これでアロンアルファが取れやすくなります!
ハンドクリームの成分である油がアロンアルファを付きにくくするのです。
ただ注意点としては、ハンドクリームが付いた手でこれからくっつけようとする物に触ると接着力が弱くなってしまうことです。
接着させたいものにハンドクリームが付かないように気をつける必要があります。
また、手にアロンアルファが付くのが嫌だからと手袋をはめて作業するのはやめましょう。
布性の手袋だと火傷などの危険があります。
接着剤は繊維に染み込むと急激に化学反応が起こり火傷をするほどの高温になる場合があります。
熱で布が解けてしまい皮膚にくっつく危険性もあります。
こうなると大変です。
無理をしてはがすと火傷した皮膚も一緒にはがれてしまったりします。
冷やしてからすぐに病院にいきましょう。
手袋を使用して作業をするのならば、ゴム製のものを使用しましょう。
ゴム製の手袋なら手に付くのも予防出来ますし火傷の心配もありません。
アロンアルファは瞬間的に接着することが出来てとても便利です。
ですが知らないと火傷をしてしまうとても危険な面もあります。
使用方法をしっかりと守り、布製の手袋を使用すると危険なことを覚えておけば安全に使うことが出来ます。
まとめ
とても便利なアロンアルファ。
使い勝手もよくDIYなどをする際は使用する頻度が高くなります。
手に付いてしまった時に対処方を知っていると、焦らずにアロンアルファをはがすことが出来ますね。
またDIYをしていると軍手など布製の手袋を付けて作業することが多いと思います。
火傷をしない為にもアロンアルファを使用する場合は一度手袋を外してから使用するようにしましょう。
手軽で使用しやすい物ですが意外な危険性が隠れています。
しっかりと使用方法を守って安全に使用していきましょう。