秋に入ると嫌な臭いを出すカメムシが増えてきますよね。
ふとした瞬間に部屋の中に入ってしまい、外に追い出そうとすると鼻をつくあの嫌な臭いを出してきます。
ここでは、そんなカメムシの臭い取りの方法や部屋からの追い出し方を詳しくご紹介していきます。
カメムシの嫌な臭いを取るにはオリーブオイルなどの油を使用するか、柑橘系の中性洗剤を使った方法がおすすめです。
部屋についたカメムシの臭いの取り方
洗濯物などを取り込む際にカメムシが部屋の中に入ってしまい、追い出そうとすると嫌な臭いを出してきて部屋の中が臭くなってしまった、なんて経験ありますよね。
あの臭いは何度嗅いでもなれないものです。
カメムシの臭いが付いた場所を特定できる場合であれば、拭き掃除をすることで臭いの原因を落とすことが出来ます。
ただ水拭きをしただけでは簡単には臭いが取れません。
ひどい時には一週間もの間、臭いに悩まされることもあります。
そこで柑橘系の中性洗剤の出番です。
柑橘系にはリモネンという油汚れなどを落とす成分が含まれています。
このリモネンがカメムシの嫌な臭いも取ってくれます。
カメムシの臭いがする場所を直接ふき取るといいでしょう。
濡れた雑巾などに洗剤を含ませて拭き取ると驚くほどに臭いが落ちます。
その後乾拭きをして、水気を取ってあげれば終了です。
中性洗剤ではなく、アルカリ性の洗剤を使用するとフローリングのワックスが剝がれてしまう可能性があります。
カメムシの臭いが取れてもフローリングのワックスが剥がれてしまっては大変ですよね。
洗剤選びには注意してください。
カメムシの臭いが付いた場所が特定できない場合の方が多いですよね。
そんな時には、消臭スプレーに頼ることになります。
スプレーも柑橘系の匂いかリモネンを含んだものを使用しましょう。
臭いが復活してきてしまう場合もあるので、その都度スプレーをするようにしていきましょう。
嫌な臭いが部屋の中に広がったままだと気分もよくありません。
特に室内に侵入したカメムシを間違えて潰してしまった時には最悪な状況になってしまいますよね。
臭いをすぐに消すためにもご紹介した方法を試してみてくださいね。
カメムシの臭いの原因である汁は親油性が高く、揮発しやすい性質を持っています。
新油性とは油に溶けやすいということです。
そのため、油で拭くことにより簡単に臭いの元を落とすことが出来ます。
ですが、油でふき取るとヌルヌルしてしまい、使用出来る場所はなかなかないですよね。
なので中性洗剤がおすすめなのです。
カメムシの臭いが洗濯物についたときの臭い取りは?
次にご紹介するのは、洗濯物にカメムシの臭いが付いてしまった時の臭い取りです。
外に出して置いた洗濯物にカメムシが付いていて、そっと取ろうとしてもつい刺激してしまい臭いを出されてしまった経験ありますよね。
すぐにでもカメムシの嫌な臭いを取りたい。
そんな時はドライヤーの熱を当てることによって臭いが消えていきます。
朝の忙しい時間帯やお出かけ前の忙しい時には試してみる価値があります。
すぐに着る予定がなく時間に余裕があるなら、もう一度洗濯をすることによって臭いを落とすことが出来ます。
ですが、一枚だけのものを洗濯機で洗うとなると少し勿体ない気がしますよね。
そんな方におすすめの方法は、ぬるま湯につけ置きをして界面活性剤入りの食器洗剤などでもみ洗いをしてみましょう。
これで臭いを落とすことが出来ます。
界面活性剤とは洗濯洗剤や食器洗剤のなかに含まれているもので、水と油になじみやすい性質を持っているものです。
食器用洗剤ですとキュキュットなどがよいでしょう。
忙しい時にカメムシが服についていると困りますよね。
臭いを簡単に落とす方法だけでも覚えていると忙しい時には便利なので試してみてくださいね。
カメムシを部屋から追い出す方法
カメムシが部屋の中に入ってしまったら、臭いを出す前に部屋から追い出したいですよね。
追い出すには、まずはとにかく刺激を与えないことです。
カメムシは危険を感じると臭いを出してきますので。
ティッシュを何枚かふんわりとかけて捕まえ、ビニールに入れて外に出すことが出来れば臭いを出す前に追い出せます。
ですが、ティッシュでつかむ際に刺激してしまいそうで怖いですよね。
そんな方におすすめなのはカメムシの進行方向に紙やペットボトルをそっと置く方法です。
紙の上にのったり、ペットボトルの中に入ってくるのでそのまま刺激を与えないように外に持っていくことで、部屋から追い出すことが出来ます。
殺虫剤などもありますがカメムシは殺してしまうと臭いを出してきますので要注意です。
凍らすタイプのスプレーならばカメムシが臭いを出す前に凍らせることができます。
時間が経つと臭いが出てくるので見つけたらすぐに外に出しましょう。
私の部屋にも夏にはよくカメムシが部屋に飛び込んで来てました。
窓を開けっぱなしにしてましたからね。
臭い以前に、飛び回るときの音がブンブンとうるさいのが鬱陶しかったですが。
捕まえる際は、コンビニの袋とかスーパーの商品を詰める小さい袋を手にかぶせて直接手で捕まえてました。
急に近寄ると逃げますので、そーっと近づき上からガブっと手で捕まえるのです。
捕えたら手にかぶせた袋をそのまま裏返してカメムシを袋の中に閉じ込めます。
その後は外に逃がしてやるなり、ゴミ箱に捨てるなりして処分します。
ちょっと力技ですがアイテムが何もない場合はこの方法でもうまくいけば手に臭いがつくこともありません。
カメムシが部屋に入ってくるのを防ぐ方法もあります。
窓や玄関だけでなく少しの隙間からでもカメムシは侵入してきます。
侵入経路になりそうな場所にカメムシ用の忌避スプレーやハッカなどを混ぜた水をスプレーするのがいいでしょう。
カメムシを家に近づかないのが一番ですよね。
まとめ
洗濯ものなどにカメムシが付いていると臭いを出されないか焦ってしまいますよね。
落ち着いて処理をすることでカメムシを刺激せずに済みます。
もしもの時の臭い取りや予防策で嫌な臭いを出すカメムシとうまく付き合っていきましょう。