チャタテムシっていう存在そのものを知らなければ気にもならなかったのに、この前ふと気づいてしまい部屋のあちこちを見てみるとあちこちにチャタテムシがいる!
床を歩いてたり、本に付いていたり。
気づくとびっくりしてしまいますよね。
それ以降ちょっとしたゴミにまでチャタテムシじゃないか?と反応してしまったりします。
こんなことをしていると頭がおかしくなってしまいますね。
ノイローゼにならないよう、チャタテムシが発生したときの考え方や対策、せめて目につかないような方法を紹介します。
チャタテムシは気にしすぎるとダメ
まず、チャタテムシは完全に全滅させることはできません。
これを頭に叩き込みましょう。
1匹残らず駆除しようと意気込むとキリがないので精神的に疲弊してしまいます。
大事なことを言いますが、チャタテムシそのものは人間には害を及ぼしません。
小さな虫が歩いてると気持ち悪いってだけで無害です。
夜、寝る前に見かけてしまうと気になって眠れないという方もおられるでしょうが、何もしてきませんので気にしないようにしましょう。
チャタテムシは増え方がすごい
チャタテムシはオスとメス関係なく、1匹だけで産卵できる虫です。
なので増えるスピードが半端ないです。
チャタテムシの寿命は5ヶ月程度ですが一生の間に100個~200個の卵を産みます。
そのチャタテムシの卵は10日間から20日間程度で孵化し、生まれて0日~4日目くらいでもう産卵できてしまうほど増え方がエグいです。
なので完全駆除を目標にしないようにしてください。
神経質な方や完璧主義な方などが一匹残らず退治したいという気持ちはよく分かります。
ですが、ここは割り切ることが大事です。
何もしてこない、何もしてこないと自分に言い聞かせ自分を納得させましょう。
チャタテムシは本棚にいるものから駆除
チャタテムシが発生する主な原因はカビです。
なのでカビの発生を抑えるのが肝心です。
梅雨時などは部屋の掃除、換気、除湿をこまめにしましょう。
扇風機を回して部屋の中の通気をよくするのも効果的です。
冬場もこまめに換気を行い湿度を調整するようにしてください。
チャタテムシは湿度60度以下で繁殖できなくなるので大量発生を防ぐには換気です!
天気の良い日には日光に当てるなどできるだけ乾燥させましょう。
また、チャタテムシは本棚が好きです。
本の上にホコリをためないようにマメに掃除をするなどしましょう。
チャタテムシは比較的弱い虫なので消毒用アルコールスプレーを吹きかけると効果があります。
これは同時にカビも除去できるのでおすすめです。
畳の上などで見つけたとき、簡単に取り除こうと掃除機で吸い取ってしまおうとしてしまいがちですよね。
虫などは触るのも嫌ですもんね。
でも、これはやらない方が良いです。
掃除機に吸い込まれたチャタテムシの死骸やカビが、掃除機の排気口から出る空気と一緒に空気中にまき散らしてしまうからです。
これは逆効果です。
床を歩くチャタテムシを見つけた場合はコロコロなどの粘着テープでとってしまいましょう。その後はエタノール等のアルコールをつけた布で拭いておくと良いです。
掃除機で一気に吸って一網打尽!って気持ちいいから、やってしまってましたわ。
掃除もできて一石二鳥と思ってしまいますもんね。
逆効果ですからやらないようにしましょうね。
チャタテムシは室内干しで発生する
部屋干し、室内干しはチャタテムシの繁殖を助長する原因の一つです。
できれば外に干すのが理想です。
なんせ、チャタテムシが好むのはジメジメした湿気です。
外気を積極的に取り入れるよう網戸にしたりして換気を行い、室内の風通しを良くしてください。
ただ、衣類に付いたチャタテムシは、洗濯で死滅するのでそこは安心できるところですね。
とは言うものの、梅雨時なんかは外に干してても全然乾かないから困ってしまいますね。
まとめ
チャタテムシは本当に気にしだすとキリがありません。
どこの家にも必ず存在するものと認識しておきましょう。
幸い、人間に直接害を及ぼすものではありませんので気にしすぎて体調を壊すなどしたら、それこそ意味が分かりません。
こまめな掃除と適度な換気。
これを意識しておきましょう。