習い事などのレッスン代。
支払う際に専用の封筒があれば迷うこともありませんが、何もない場合どうやって渡すべきなのかちょと迷います。
封筒に入れるべきなのか、なんて書けばいいのか知らないですよね。
ここではレッスン代の封筒の書き方と渡し方、失礼に当たらないマナーを紹介していきます。
簡単に結論を言いますと、特に書くことはありません。
レッスン代の支払い用封筒の書き方と選び方
レッスン代を支払うための封筒については、厳密なルールはありません。
そのため、特に記載する必要はありません。
封筒に何かを書くのは「表書き」といいます。
表書きを記載する場合は普通は、授業料、受講者の名前、支払額などを含めると良いでしょう。
レッスン代の封筒
授業料を渡す際に適した封筒は、白くてシンプルなデザインのものが理想的です。
薄い素材は避け内容物が見えないようにしましょう。
より厚手で中身が見えにくい白色の封筒を選ぶことが推奨されます。
茶色の封筒が完全に不適切というわけではありませんが、敬うべき相手へは白色の封筒が好ましいです。
郵便番号欄が付いている封筒は使用しない方が良いでしょう。
また、表書きを記載する場合は、筆記具として筆ペンや万年筆を使って丁寧に書くことをお勧めします。
月謝の封筒の書き方やお金の入れ方についてはこちらの記事にまとめてあります。
こちらもチェックしてみてください。
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月謝の封筒の書き方！金額や表書きとお金の入れ方
レッスン代の封筒に何も書かなくていい場合
授業料を封筒に入れて直接先生に渡す際は封筒に何も記載しなくていいです。
先生に直接渡すと誰から貰ったかが明確だからです。
授業料やレッスン代は通常、毎月同じ金額であるため毎回封筒に記載する必要もありません。
ただし、この慣習は個別指導や少人数クラスでのやり取りに限られます。
ちょっとした謝礼を渡すときの封筒の書き方についてはこちらの記事にまとめてあります。
参考にしてください。
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謝礼を渡す封筒の書き方！封筒選びと表書きやお金のマナー
レッスン代の封筒に表書きが必要な場合
基本的には封筒に何も書かないのが一般的ですが、先生の指示や特定の事情により封筒に内容を書く必要が生じることがあります。
そうした場合に適した書き方を３つの状況別に解説します。
多くの生徒がいる場合
特にグループレッスンのように生徒の数が多い場合、先生は多数の授業料を一度に受け取ることになります。
このとき、封筒に誰からの支払いかを容易に識別できるようにするために、封筒に内容を記載すると分かりやすいです。
名前と授業料の金額を明記すると良いでしょう。
他人を通じて渡す場合
レッスンを欠席し、他の人に授業料やレッスン代を渡してもらう場合などは封筒に内容をしっかりと記載する必要があります。
名前と金額を書きます。
また、「今月もよろしくお願いします」などのメッセージを添えると、より丁寧に感じられます。
この場合は、誤解や紛失を防ぐために封筒を封することが重要です。
レッスン代が変動する場合
レッスン代が毎月異なる場合や、生徒によってレッスン代が異なる場合は封筒に金額を明記することが推奨されます。
名前、金額を記入することで、先生が内容を迅速に確認できます。
レッスン代を収める封筒の封について
授業料、レッスン代を封筒に入れて渡す際には、封をしないで提出することが一般的です。
その理由は、先生がその場で金額をチェックする必要があるためです。
封を施してしまうと、金額の確認が煩雑になります。
金額の間違いにすぐに気づき、対応できるように封を避けるというのが通例です。
この流れで先生が授業料を正確に受け取ったことを示すために領収証を発行したり、封筒にハンコなどをして返却したりします。
ただし、他人を介して授業料を渡す状況では封をすることが推奨されます。
レッスン代を手渡す際のマナー
レッスン代を手渡す際のマナーは、封筒の準備や選択もさることながら実際に手渡す行動が特に重要です。
ここでは、避けるべき非礼な振る舞いを紹介します。
これらを念頭に置いて礼儀を尽くして授業料をお渡しすることをお勧めします。
財布から直接出して渡すのはだめ
レッスン代を直接財布から取り出して支払うことは避けましょう。
レッスン代は商品購入の支払いではなく、講師への感謝の気持ちとして捉えるべきです。
家を出る前に封筒に入れておくことは、先生への敬意を表すことにつながります。
釣り銭を必要としないように
レッスン代は一般的に毎月固定額です。
正確な金額を用意して、先生が釣り銭を出す必要がないようにしましょう。
釣り銭を要求することは礼儀に反する行為とみなされます。
お札の向き
封筒にレッスン代を入れる際には、紙幣を整然とさせることが推奨されます。
お札の表側を同じ向きにし、額面ごとに分けて整理しましょう。
大きい額面のものを上にし、小さい額面のものを下にするのが一般的です。
両手で手渡す
レッスン代を先生に手渡す際には、両手を使用することが良いマナーとされます。
封筒を先生に向けて両手で提供することで敬意と礼儀を示します。
片手での提供は避けるべきです。
まとめ
レッスン代の封筒の書き方や渡し方のマナーについてまとめました。
いずれも常識の範疇だと思います。
基本的には書かなくてもいいですが、表書きには「月謝」と書いておくと分かりやすいです。