入学願書を封筒に入れるときって、クリアファイルに入れる方がいいのかちょっと迷いますよね。
封筒に入れた願書が折れてしまうかもと心配になります。
先に結論を言いますと、大学への入学願書をクリアファイルに入れるのはNGです。
クリップも必要ありません。
ここでは、これから大学に願書を送る高校生たちに、入学願書をクリアファイルに入れてはダメな理由や封筒の入れ方や書き方について正しいマナーを紹介してきます。
願書で悪い印象を与えてしまわないように気をつけましょう。
大学の出願書類を入れる封筒の色は?
封筒の種類も豊富ですから願書をどの色に入れたらいいのか迷いますよね。
願書を入れる封筒の色は白いものにしましょう。
履歴書のような正式な書類の場合は白い封筒を使用していきます。
就職で使う場合も同様ですので覚えておきましょう。
茶色い封筒は事務的な書類で使われることが多いです。
基本的には大学の指定した封筒を使用していきます。
願書を取り寄せた場所によっては中に送付用の封筒が入っている場合もあるので入っていればその封筒を使いましょう。
大学への出願書類にクリアファイルやクリップは使う?
願書を封筒に入れる際にクリアファイルを使う必要はありません。
大学側も数多くの受験生から書類が送られてきているためとても忙しくなります。
少しでも手間を省くために提出書類に記載のない物は入れないようにしましょう。
願書が折れてしまうかもと心配になるかも知れませんが気にする必要はありません。
クリアファイルやクリップで書類をまとめずにそのまま封筒に入れて送りましょう。
大学の受験に関する書類なので相手側に悪い印象を与えたくないですよね。
緊張してしまい細かい部分にも神経質になってしまいがちです。マナーを守って送ることができれば大丈夫です。
入学願書は細心の注意をして記入しても、後から「あそこ書き間違えたかも」と心配になるものです。
願書を訂正して出したとか、書き間違えたまま提出してしまったら合否に影響してしまうのではないかと不安になったりもします。
でも、実は願書を書き間違えたくらいでは不合格になったりしません。
詳しくはこちらの記事で解説してますので参考にしてください。
↓↓
願書は間違えたら落ちる?修正テープや訂正印は合否に影響?正しい訂正方法
願書の宛先の書き方や御中の使い方
次に願書の宛先などの書き方について紹介していきます。
願書を書く際には必ず消えない黒いボールペンで書くようにしましょう。
文字を崩したり、住所を省略したりせずに書いていきます。
次に封筒の書き方です。
黒いペンで書くようにしましょう。
滲んだり、字が薄くなったりしないようにあらかじめ確認しておくといいですね。
大学指定の封筒が同封されているならば「○○大学行」や「○○課行」と宛先が記入してあるはずです。
その場合は「行」を二重線で消して、左側に「御中」と記載しましょう。
御中
大学指定の封筒がない場合も同様に宛先を記入し、最後には「御中」と記載しましょう。
その際に「様」と併用しないように気をつけましょう。
学校名の場合は「御中」と記載しておけば大丈夫です。
「様」を使用するのは、大学名の後に担当者名がある時に使用していきます。
人の名前の時には「様」をつけるようにします。
人物宛には「様」、組織宛には「御中」と覚えておきましょう。
宛先を記入したら左端の方に「願書在中」と赤のボールペンで書き、線で囲います。
定規などを使いまっすぐな線を引きます。
願書や履歴書を送る際に書類が入っていることを目立たせる意味があります。
裏面には必ず自分の住所、名前を記入してください。
最後に封を糊付けして「〆」と封をした部分に書けば完成です。
「〆」は必ずなくてはならないものではありませんが、多くの人が書いている傾向にあります。
また受験票などの送付に使われる返信用封筒を同封します。
指定がない場合は茶封筒の「角形2号サイズ」を使っていきます。
宛先に自分の住所と名前を記入し「宛」や「行」と記載します。
というように書きます。
返信用の封筒にも必ず切手を貼った状態で同封しましょう。
この場合切手は120円のことが多いですが、切手の料金については大学の募集要項などを確認してください。
住所や宛名を省略せずに正確に書いていきましょう。
緊張して失敗してしまうかもしれませんが、何度書き直しても大丈夫です。
丁寧にゆっくりと書いていきましょうね。
入学願書を学校や幼稚園に直接持っていく場合の封筒の書き方やマナーについてはこちらの記事にまとめてあります。
直接窓口に持参するつもりの方は参考にしてください。
↓↓
願書の封筒の書き方・手渡しの場合は?どんな封筒がいい?持参マナー
願書を郵送するときの切手はどうする?窓口が確実
願書を郵送する場合は、ポストに投函するのではなく郵便局の窓口から郵送するのが確実です。
なぜなら、締め切りギリギリになった場合など当日消印有効だったとしてもポストに投函すると集荷の都合などで消印が間に合わない可能性があるからです。
また、普通郵便で送るのではなく簡易書留として送った方が良いからです。
そのため窓口に直接行って郵送の手続きを行いましょう。
送料は余分にかかりますが安全に届けるためです。
それに、願書を入れるような大きな封筒を郵便で出すとなると「切手はいくら?」と悩むことでしょう。
ですが、窓口に行ってしまえば全て局員の方が送料の算出を行ってくれるため間違いもありません。
窓口ならばその場で料金を支払うだけで済みます。
切手代を間違える心配もなく、確実に送ることができるため安心できます。
私も実際に大切な書類を郵送する際にはポストではなく窓口へ行き郵送を行っています。
ポストでも郵送することはできますが、窓口に直接行った方が切手代を間違えることなく安心感が違いますね。
切手をわざわざ買いに行くくらいなら、郵便窓口に行って郵送手続きをした方が楽ですし間違えることもありません。
まとめ
受験はとても緊張してしまうものです。
願書を書くことでさえ緊張してしまいます。
書き終えたら最後に間違いがないかもう一度確認しましょうね。
締め切りに余裕をもって落ち着いて準備していきましょう。