親が書く運動会の感想文の例文と書き方・意外と簡単に書けます

感想文なんて子供が書くものなんて思ってたら保護者も感想文を書くはめになることがあります。

急に言われても何を書いたらいいのか分からないし困りますよね。

ここでは、親が書く場合の運動会の感想文の例文と書き方を紹介していきます。

親が書く運動会の感想文とは

親が書く感想文がどのように使用されるかといいますと、学校の広報などに掲載されたり、学校がアンケートとして利用するものがあります。

感想文がどのように使用されるかは、おそらく学校から事前に伝えられるでしょう。

広報に使われる感想文の場合、文字数の目安などが提示されるかもしれません。

児童の親が書くアンケートは、意見や要望を聞いて来年度に生かしたいという目的で行われます。

この場合、通常は匿名で行われますし自由に思ったことを書けばいいので若干気が楽です。

「ここが改善されたらもっと良かった」

「この点が良かった」

というような意見は、運営の改善に役立つ素材として活用されますので常識の範囲で率直な意見を書いても問題ありません。

学校の広報などに載せる予定の感想文だと少し大変です。

そうなると、「ちゃんと書かなければ」とか「何文字くらい書くのかな」といった疑問が生じるかもしれません。

しかし、このような親の感想文は文章のクオリティを求められているわけではありません。

ですので、完璧な感想を書かなければならないというプレッシャーもなく気軽に書けます。

苦手な方は、テンプレートを活用してアプローチすると理解しやすいでしょう。

親が書く運動会の感想の書き方

親が書く運動会の感想文はそんな長い文章が求められているわけではありません。

三つの段落に分割するとスムーズに書けるでしょう。

• 序文
• 本文
• 結論

厳密に取り組む必要はなく、おおよそこの三つに分類する感覚を持っておけば、書く際に楽になります。

運動会の感想文：序文

書き出しは先生や役員の方への感謝からスタートしても構いません。

個人的には感謝の意を最後にまわす方が、まとまりが生まれやすいと感じます。

• 晴天に恵まれ、最高の運動会日和の下、子どもたちを応援できたことに感謝します。
• 親子ともに緊張と期待に包まれた、素晴らしい運動会でした。
• 今年の運動会は、子どもにとって初めての経験でした。
• 高学年に進級して迎える、初の運動会でもありました。
• 天気は残念ながら曇りでしたが、それでも子どもたちの素晴らしい姿を見ることができた充実した運動会でした。

天候や「○○回目の運動会」といったポイントに触れると書きやすいと思います。

本題に繋げる導入を心掛けましょう。

運動会の感想文：本文

親が書く運動会の感想文のメインとなる部分です。

特定のテーマに絞られているわけではないため、率直な感想を述べても構いません。

特に印象的だった競技や、子どもが力を注いだと感じた瞬間、子どもの応援の仕方、成長を感じた瞬間などが考えられます。

ただし、複数の要素を詰め込みすぎるとわかりにくく、冗長になりがちです。

一つの要素を中心に書くことをおすすめします。

運動会の感想文：締め

最終的なまとめになる部分です。

この部分では、スムーズに結ぶために先生方や役員さん、PTAの皆様へ感謝の意を述べるのが良いでしょう。

• 先生方、猛暑のなかご尽力いただき心より感謝いたします。
• 子どもたちの成長が実感できた素晴らしい運動会でした。ありがとうございました。

保護者が書く運動会の感想文での注意点

基本的には自分の思いをそのまま表現すれば良いと思いますが、他人が目にする感想文でもあります。

いくつか注意点があります。

 
常体と敬体を混ぜないようにする

「だ・である」の文を常体と言い、「です・ます」の文を敬体といいます。

混ぜてしまうと、一気に大人らしさが失われ幼稚な印象を与えかねません。

特に運動会の感想文では、敬体で統一することが適切だと考えます。

 
個人名は控える

個人の名前はもちろん、特定できる情報も極力書くのを控えるようにします。

 
不満や批判は最小限に

具体的な不満や批判がある場合は、それはアンケートに記入するなど他の手段を利用しましょう。

みんなが見ることになる感想文では控えるべきです。

他の子供たちへの言及はもちろん、先生についての不満もこの場で述べるべきではありません。

まとめ

親が書く運動会の感想文の例文と書き方、注意点を解説しました。

そんなに長い文章ではないので、思ったことを素直に書くのがポイントです。

といっても、悪口や批判は書かないようにしましょう。