七五三は出来ればちゃんとしてあげたいですよね。
でも色んな事情が重なってご祈祷が出来ずお参りだけになることもあると思います。
お参りだけでもご利益があればそれはそれでいいんですけど、子供は千歳飴を欲しがるんですよね。
千歳飴を貰ってもどうせ食べ切れないのだし、他のお菓子でもいいやんと思ってしまいますが子供はそうはいきません。
ここでは七五三で神社から貰える千歳飴は祈祷しないでお参りだけでも貰えるのか解説します。
答えを先に言いますと、ご祈祷なしでは貰えません。
七五三で祈祷しないでも千歳飴はもらえるの?
冒頭でも少し触れましたが、七五三ではちゃんとご祈祷しないと千歳飴は貰えません。
ご祈祷というのは初穂料などを払って、神社の中に入り神主さんに正式に儀式を行ってもらうものです。
その際に貰うお土産一式に千歳飴が含まれてるのです。
まあ、初穂料(=お金)払ってますからね。
一方、お参りは初詣などのようにお賽銭箱の前でお参りするだけです。
「略式参拝」とも言われますが普段の神社へのお参りと同じです。
お参りだけでは千歳飴は貰えません。
七五三をお参りだけで済ませたとき千歳飴はどこで入手すればいいのでしょうか。
まずスーパーです。
七五三の時期になると千歳飴が販売されます。
事前にチェックしてみるのもいいでしょう。
神社で買うという手もあります。
七五三のシーズンですと千歳飴が売られますので探してみてください。
買いに行くのがめんどくさい人はAmazonとか楽天で買うのがいいでしょう。
↓↓
七五三はお参りだけでも大丈夫?
七五三のご祈祷とお参りの違いについて説明しました。
違いを聞くとお参りだけで大丈夫なのかと心配になる方もいると思います。
そもそも七五三の本来の目的は、女の子では三歳・七歳、男の子では五歳まで無事に育ったことを神様に報告と感謝をしにいくことです。
今でこそ当たり前に子供が無事に成長していきますが、昔は子供が小さいうちに亡くなりやすかったので3歳や5歳、7歳まで育つことが相当にめでたいことだったのです。
ここまで無事に育ったことへの感謝とお祝いを兼ねての七五三の行事なのです。
そう考えると子供の成長にわざわざご祈祷を受けに行くのも理解できますね。
ただ、現代では七五三にそんなにお金をかけるほどの大きな行事でもありませんし、意外と時間もお金もかかります。
簡潔に済ませられるなら済ましたいと考えても仕方ありません。
ということで、子供の成長に心からの感謝と有難みを感じてお参りするのであればお参りだけでも問題ないと思います。
もちろん、しっかりとご祈祷を受けたいという方は神社でしっかりとやってもらいましょう。
七五三でお参りだけするときの服装
七五三といえばお着物というイメージがあります。
でも、お参りのためだけにわざわざ着物を着るのなら、ご祈祷も受けた方がいいと感じてしまいますよね。
ということで、七五三のお参りだけなら着物を着ていく必要はありません。
よく七五三の写真を見ても洋服を着てるのをよく見かけます。
女の子はワンピースやドレス、男の子はジャケットやシャツに半ズボンを着ていくといいでしょう。
両親の服装は、父親はスーツ、母親はワンピースというフォーマルな服装で行きましょう。
普段着でも良いといえば良いのですが、記念写真を撮る予定であれば綺麗な恰好をしていくことをおすすめします。
将来、七五三の写真を見た我が子に恨まれるかも知れないですからね。
また、七五三の当日、回りが着物やオシャレなお洋服ばかりだとさすがに恥ずかしい思いをしてしまうので普段着はおすすめしません。
七五三での参拝のみお参りの仕方
七五三での神社での参拝のやり方を説明します。
これは神社にお参りするときの基本作法になります。
鳥居をくぐる前に一礼します。
鳥居をくぐったら参道はどちらかの端を歩きます。
真ん中は神様の通る道なので避けて歩くようにしましょう。
手水舎に行き心身を清めます。
右手で柄杓を持って水をくみ、左手を洗います。
次に右手を洗います。
そして、左手で水を受け口をゆすぎます。
飲まないように注意。 左手に水をかけて清めます。
最後は両手で柄杓を立てて、柄に水を流して洗い元のところに伏せておきます。
そして本殿に向かいます。
基本は「二拝二拍手一拝」です。
お賽銭を入れて鈴を鳴らします。
二礼して、手を合わせて2回たたきます。
手を合わせながらお祈りをする。
最後に礼をして終了です。
帰りも行きと同じように歩いて鳥居を出たら一礼して帰りましょう。
まとめ
七五三でお参りだけでも千歳飴が貰えるかについてお話をしました。
やはりちゃんとご祈祷をしないと千歳飴は貰えません。
七五三をお参りだけで済ませる予定の方は事前にスーパーかAmazonなどで購入しておくのがいいでしょう。