町内会で香典を出す時の香典袋の書き方や渡し方と金額の相場
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町内会で香典を出す時の香典袋の書き方や渡し方と金額の相場

近所に住んでいた方のいきなりの不幸は生活に深い悲しみを落とします。

そんな中、ちょっと悩むのが葬儀時の服装や挨拶などのマナーなどですよね。

また、その1つの中に「香典」があると思います。

特に町内会の中で班全体から香典をお渡しするとなった時、書き方や相場、どのような言葉を添えてお渡しするのが良いのか、いきなりのことでパニックになってしまいますよね。

 

今回は、町内会で香典を渡すときの香典袋の書き方や渡し方、金額の相場などについて詳しく解説していきます。

結論として、町内会から香典をお渡しする場合「〇〇町内会 代表者名 他一同」と記載するのがもっともふさわしいです。

町内会で出す香典袋の書き方

町内会で香典袋を渡す場合の書き方を解説します。

  1. 町内会の名前
  2. 代表の方の氏名
  3. 他一同

という順に記載するのが良いでしょう。

町内会となると少なくとも5人以上になることが多いですよね。

人数が多い場合を想定して上記の方法を紹介しましたが、もし34名程度の場合には、右から順に氏名を書く方法もあります。

 

この時の名前を書く順番は、町内会の場合にはトラブルを避けるためにも50音順で記載しましょう。

会社などの場合であれば、目上の人から書くんですけどね。

 

香典の内袋の書き方についてはこちらの記事にまとめてあります。

参考にしてください。
↓↓
香典の内袋の書き方!ボールペンやサインペンで書いていい?薄墨必要?

 

町内会で香典を出す時の渡し方と挨拶の仕方

香典を渡すときは、通夜と葬式のどちらかに参列する場合はそのタイミングで渡して問題ありません。

通夜と葬式の両方に参列する場合は、通夜の際に持参するのが一般的となってます。

 

ただ、地域の風習によっては葬式の場で渡すこともあるため、出来るのであれば、その地域の習慣などを周囲に確認しておくと安心です。

 

渡し方は、受付を済ませた後、ふくさから香典袋を取り出し、右の掌にふくさを置き、左の掌でふくさを開いて香典を取り出します。

そして、相手側にのし書きが読めるよう反時計回りに向きを変え、ふくさをたたみ受付台などの上に置き、両手で渡しましょう。

この時、片手で渡すのは失礼になるので気を付けてください。

 

この動作が難しいのであれば、とにかく「両手で渡し、相手にのし書きが読めるように渡す」ことを心がけると良いでしょう。

また、お渡しする時に「この度はご愁傷様です」などお悔やみの言葉を添えます。

本来「香典」とは、故人への供養の気持ちもさることながら、残された遺族へ葬儀や通夜などの準備に突発的に発生する費用を金銭的に援助する意味合いを持ってます。

ですので、ここでの言葉選びはそこまで気にせず、その気持ちを心から伝えるようにしましょう。

 

 

なお、受付が用意されていない会場の場合、遺族に直接渡すか御霊前に供えて問題ありません。

御霊前に供える場合は、自分が読める向きにしましょう。

 

町内会では班長さんは回覧板で通知文であったり、お願いの文書を書くことがあると思います。

書き方についてはこちらの記事にまとめてありますので参考にしてください。
↓↓
町内会の班長に就任!引き継ぎの挨拶とおい文書のテンプレート

 

町内会の香典の金額の相場はどれくらい?

香典をいくらにすればいいのか、これが一番悩むところではないでしょうか。

相場というのはお住まいの地域にもよりますし、何より故人との関係性など非常に様々なことを考える必要がありますから難しいですよね。

ただ、香典にも「避けなければならない金額」というものがあるので、まずはここから見ていきましょう。

▼避けたい金額

  • 4千円、4万円
  • 9千円、9万円

4」という数字は、「死」を連想させるため、日本ではとくに避けられている数字です。

また、香典を持っていく場面というのはまさに人が亡くなられてしまった状況なので、ここに「死」に関連する金額を持っていくのは避けるようにしましょう。

続いて「9」という数字は「苦」から「苦しむ」という意味合いを連想させます。

 

こういうのは気にしない方もおられますが、これも地域などの風習などがあります。

こちらに全く悪気が無い気持ちで渡しても、相手側の受け取り方次第では「常識がない」と言われかねないので、避けておきましょう。

 

▼よく使われる金額

反対に、よく使われやすい金額は下記となります。

  • 3千円
  • 5千円
  • 1万円
  • 2万円
  • 3万円
  • 5万円
  • 10万円

上記を踏まえたうえで、町内会で出す場合としては、故人との付き合いの深さやご自身の年齢なども考慮して金額を決めましょう。

 

「ご近所さん」と表現できる関わりあいであれば、3千円~5千円が良いでしょう。

もし、深い付き合いがあり友人とも言える存在であれば、5千円~1万円がベストかなと思います。

このあたりのお値段は、なかなか難しいものがあります。

 

また、あまり金額が大きいと、亡くなったことを祝っていると捉えられる可能性もあります。

ご祝儀とは違うため、このあたりも踏まえて最低限の「3千円」くらいからを目安に考えていくのが適切でしょう。

 

 

町内会費の徴収の際に領収書を出すことがあると思います。

班長さんが主な仕事だと思いますが、領収書の書き方が分からない場合はこちらの記事を参考にしてください。
↓↓
町内会費・自治会費の領収書の書き方を班長さんに解説!印鑑や印紙はどうする?

 

まとめ

周りの人のいきなりの訃報は、本当に心が痛みますよね。

こんな機会をあまり経験していないことは、とても良いことでもあります。

でもいざ自分が経験すると、マナーは大丈夫だろうか、などと色々と不安になってしまいます。

私も今までに数回しか経験がなく、ふくさから香典を取り出す動作はいまだにぎこちなさが残ります。

一番大事なのは、やはり相手を思う気持ちだと思っています。

みなさまも、この記事を参考に、香典の渡し方や金額の相場などを頭に入れて、相手側に失礼のないように香典をお渡しすることができれば幸いです。

 

町内会の挨拶文の書き出しについてはこちらの記事にまとめてあります。
↓↓
町内会の挨拶文の書き出しはどう書く?回覧板や集会で使える例文

 

自治会、町内会を退会するときの退会届の書き方はこちらの記事を参考にしてください。
↓↓
自治会・町内会の退会届の例文!辞める理由の書き方

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